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Vinyl Import

Sym, 4, : Celibidache / Munich Po (1988)(Vinyl)

Bruckner (1824-1896)

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
9029673108
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
Vinyl
Other
:
Limited,Import

Product Description

「録音された音楽」を完全否定し、生の演奏だけが本物の音楽であると主張し続けたチェリビダッケ。特に得意としたブルックナーの作品演奏には、聴き手の音楽観を根本から変えるほどの出来事として、現在ではCDなどに刻まれ伝えられています。この1988年ミュンヘンでのライヴ録音では、チェリビダッケお得意レパートリーであり、特に終楽章コーダでの極端なまでのスロー・テンポ&刻みによる演出と、随所にあるこの不思議なフェイント感はチェリビダッケ独自の理論によるもの。第1楽章のホルンの出だしからの常なる透明さ、哀しみと敬虔さをたたえた第2楽章、安定した歩みによる第3楽章、人間の神なる道を歩み求める崇高な姿を的確に表現した第4楽章など、深い感銘を与えてくれる名演です。
今回この名演を、初のアナログLP盤として数量限定で世に送り出します。演奏時間がトータル79分にも及ぶため、1面に1楽章ずつのカッティングとし、2枚組(4面)180gアナログLP盤仕様となります。数量限定生産盤となりますので、早めのご購入を!

【収録曲】
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調『ロマンティック』(ハース版)
SIDE A: I. Bewegt, nicht zu schnell
SIDE B: II. Andante quasi allegretto
SIDE C : III. Scherzo: Bewegt – Trio: Nicht zu schnell. Keinesfalls schleppend
SIDE D : IV. Finale: Bewegt, doch nicht zu schnell

【演奏】
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】
1988年10月16日、ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニーでのライヴ

(メーカーインフォメーションより)

Customer Reviews

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Comprehensive Evaluation

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チェリビダッケの死後出回った数々の演奏記...

投稿日:2021/03/20 (土)

チェリビダッケの死後出回った数々の演奏記録はどれも水準が高い。内容もそうだが不思議と音の良いものが多い。レコーディングを頑なに拒否していたので、自分の演奏がどのような形で残っているのか気にしたことなどないと思うのだが。この点実に不思議だ。ただ、残響音は特に気にしていたようだ。音が消えるタイミングで次の楽器を鳴らすというようなことを・・・。それゆえに音の重なりで響きが濁ることもないし、ワンフレーズ、ワンフレーズが美しく響く。もっともっと評価されていい指揮者だ。

ゆっきー さん | 千葉県 | 不明

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チェリビダッケのブルックナーは確かに遅い...

投稿日:2012/07/08 (日)

チェリビダッケのブルックナーは確かに遅い。はまればもうこれしか無い!と思わせられるだけのものはあります。ただ、受け付けられない人も確かにいることでしょう。しかし当盤はちょっと違う視点で見てみたいと思います。それは終楽章なんですけど、出だしはまぁチェリビダッケです。遅く丁寧にやっていまして、4番の美感にばっちりはまっています。非常にこのアプローチはこの曲に合いますね。他の指揮者の演奏が妙にセカセカした物に聞こえてきます。他のチェリのブルックナーと比べても成功しているものの一つに挙げられると思います。で、その美感にど〜っぷり浸かって、「ああ〜チェリのブルックナーって美しいなぁ〜〜〜」と心穏やかに聞き続けておりますと・・・。16分あたりから少々趣が変わってきます。不穏な空気を漂わせたかと思うと、17分8秒あたりからのフレーズが「ちょっと何これ???」な感じになりまして、17分50秒あたりでしゃくり上げるような表現になります。背中をつつつつつっとなぞっては・・・・、な感じです。あの〜〜〜、スクリャービンの4番じゃないんだから、こんなことして良いの????です(笑)。ブルックナーでこんな赤面の仕方をさせられたのは初めてでした。

みたけ さん | 不明 | 不明

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これ以上のブルックナー4番は、あり得ると...

投稿日:2012/04/24 (火)

これ以上のブルックナー4番は、あり得るとは思えない。細かい神経、各楽器のバランス、気合い、命のはいった全力のホルン、凄みのある支えとなるヴィオラの刻み。何より、人間の神なる道を歩み求める崇高な姿を、試行錯誤しながらこれ程的確、見事に表現した演奏を、他に知らない。是非とも、多くの人に聴いて欲しい、強くそう思う、演奏。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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