CD

交響曲第4番・第5番・第6番 小泉和裕&大阪センチュリー交響楽団(3CD)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
FOCD9467
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ブルックナー:交響曲第4・5・6番(3CD)
創立20周年記念 小泉和裕&大阪センチュリー交響楽団


大阪センチュリー交響楽団は、初代常任指揮者にウリエル・セガルを迎え1989年に創設、デビューコンサートは1990年。昨年と今年は創立20周年という大きな節目の年にあたります。このメモリアル・イヤーに相応しい大曲3曲を満を持して録音しました。
 センチュリー響は設立当初から今まで変わらず、比較的小編成の規模を保ちつつ、その特性を活かした緻密で機敏な音楽を標榜してきました。2008年からは小泉和裕が音楽監督、沼尻竜典が首席客演指揮者という体制がスタート。近現代曲や新曲の初演を多く振る沼尻に対し、小泉はロマン派の代表的な大曲を次々取り上げ、両指揮者の個性をきわだたせています。小泉は同楽団の編成故に演奏される機会が比較的少なかったブルックナーを積極的に取り上げることによって、センチュリー響の魅力の新たな面に気付かせてくれます。
 スケールの大きさを感じさせながらも、緻密さを大切にする演奏は、ブルックナーのもつ壮大で重厚なイメージに一石を投じると共に、今の小泉/大阪センチュリー交響楽団でしか聴くことができないものです。(フォンテック)

【収録情報】
CD1
・ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』
CD2
・ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
CD3
・ブルックナー:交響曲第6番イ長調
 大阪センチュリー交響楽団
 小泉和裕(指揮)

 録音時期:2009年4月、10月、2010年2月
 録音場所:大阪、ザ・シンフォニーホール、センチュリー・オーケストラハウス
 録音方式:デジタル(セッション&ライヴ)

内容詳細

大阪センチュリー響の創立20周年記念盤。小泉和裕が音楽監督に就任してから大曲にも積極的に取り組んでいる同団の“今”を刻み込んだ3枚組だ。オケと指揮者との相性は実に良好で、小泉はブルックナー演奏にありがちな鈍重さを巧みに排除し、しなやかで覇気に満ちた力演に仕立てている。★(直)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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甘口のブルックナーで、耳あたりはミルクテ...

投稿日:2015/05/15 (金)

甘口のブルックナーで、耳あたりはミルクティーのように心地よい。いわゆる『最高の解釈』ちは言えないが、ブルックナーからぬ視点でこれほどまで聴き応えのある演奏に接したのは初めての体験だ。この3曲しか聴いていないので、「小泉&大阪センチュリーは、長調のブルックナーに向いている」と、つい言ってしまいたくなるくらい「陽性ブルックナー」というのが全体をとおしての印象。批評家の誰かが、「ブルックナーを絵画で表現するならフリードリヒ」。と書いていたが、これらの3曲に関して言えば、むしろセガンティーニを思わせる。

ヒューブーン さん | 静岡県 | 不明

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さてこれも興味津々で聴きました。総じて、...

投稿日:2013/07/03 (水)

さてこれも興味津々で聴きました。総じて、なかなか結構な出来栄えかと存じます。編成が大きくないといふところをどのように考えるか、つまり大きさや広がりの不足をハンデととって何らかの「克服」策を講じてその工夫を売りとするか、あるいは曲の特徴をうまく表現するためにむしろ「利点」とみてこれまでにないブルックナーを聴かせるか、どちらかかなと思いましたが、どっちでもなく、特別なことは何もしないという感じです。テンポもバランスもまっとうなもので、表情付けや楽器のバランスも含めて、変な細工は一切なし。一番よかったのは第6番。この曲は大オーケストラが咆哮すると何とも野卑でいやになりますが(典型はカラヤン)、抒情味を大切にして自然体で臨むと、このディスクのように滋味深いいい感じとなります。美しい出来栄えで結構でしょう。続いては第5番がよいかと思います。弦にはちょっと弱さが感じられ、管には音色の美感が欠けていますが、コンパクトはコンパクトなりにうまくまとまったと言えましょう。なかなかの迫力にて、全曲の完結感もあります。第4番はいささか不満。特に管楽器の個人技が今一つで、どこか落ち着いて聴くことができません。また、曲の持つ弱さを補うだけの工夫も足りないですかね。ややだれているかもしれません。ま、以上のような印象です。録音は良好。トータルは、「よくやってるんぢゃないの」といふところです。オケの将来は、特に財務の面で厳しいでしょうけれど(大阪は府も市もホントにクズを長に選んだものだ)、いい音楽を奏でて地味にファンの支持を集めていくほかありません。がんばって!!

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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オケの規模は小さいが、軽量級という感じは...

投稿日:2010/07/20 (火)

オケの規模は小さいが、軽量級という感じはしない。だが、引きずらないブルックナーで、戦後の重厚長大路線に慣れていると、ちょっと物足らないと思うかもしれない。5番はちょっとその感が強いが、4番、6番はうまくいってると思う。特に6番はよく、朝比奈のような武骨さはないが、スマートに音楽が流れており、このセットでは一番出来がよいと思う。録音もしっかりしている。小泉は以前からブルックナーを頻繁に振っているが、この際、0〜2番をやって出してほしい。ずいぶん前、東京シティフィルだったかで1番をやったのをFMが放送したので、録音してずいぶん聞いた。7〜9番となると、どうなるのかなんとなく想像がつくから、初期のを出してほしい。

七海耀 さん | 埼玉県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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