CD 輸入盤

今夜は映画館で〜映画で使われたクラシック音楽集 ジャン=マルク・ルイサダ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LDV118
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


筋金入りの映画通、
ジャン=マルク・ルイサダが魅せる美しき映画音楽集


13歳で「ベニスに死す」を観て熱烈な映画ファンとなり、同時にプロの音楽家になろうと志したというルイサダ。『今夜は映画館で』と題したこのアルバムでは、フランスの同タイトルのテレビ番組シリーズの司会者であったアルマン・パニジェルへのオマージュとして企画しました。パリ国立音楽院で学んでいたころも週に4回は通っていたというルイサダの、映画への熱烈な愛が感じられる演奏となっています。「ベニスに死す」の音楽「アダージェット」がタローの編曲というのも注目です。
 ジャン=マルク・ ルイサダは、ロンドンのユーディ・メニューイン音楽学校で学んだのち、パリ国立高等音楽院に進み、同校のドミニク・メルレのピアノ・クラスで1977年に一等賞を、ジュヌヴィエーヴ・ジョワ=デュティユーの室内楽のクラスで1978年に一等賞を、それぞれ得ています。ディーノ・チアーニ記念コンクール(1983)およびワルシャワのショパン国際ピアノ・コンクール(1985)で入賞。これまでマルセル・シャンピ、ドゥニズ・リヴィエール、パウル・バドゥラ=スコダ、ミロシュ・マギン、ヴラド・ペルルミュテールら大家たちから薫陶を受けています。
 30年以上ものあいだ傑出したコンサート・ピアニストとして活動をつづけてきたルイサダは、パリのシャンゼリゼ劇場、ニューヨークのアリス・タリー・ホール、ロンドンのウィグモア・ホール、東京のサントリーホールなど屈指のホールで演奏を重ねており、パリのショパン音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭、ブザンソン音楽祭、ナントのラ・フォル・ジュルネ、ラ・コート=サン=タンドレのベルリオーズ音楽祭、ベリーのラ・グランジュ・オ・ピアノのほか、ヨーロッパおよびアメリカの著名な国際音楽祭から招かれています。また日本、ヨーロッパ、カナダで数多くのツアーもおこなっています。
 室内楽では、ゲイリー・ホフマン、ピエール・アモワイヤル、フィリップ・ベルノルド、堀米ゆず子、パトリック・メッシーナ、ターリヒ四重奏団、モディリアーニ四重奏団、ファイン・アーツ四重奏団らと共演。
 演奏活動と並行して、パリのアルフレッド・コルトー記念エコール・ノルマル音楽院で後進の指導にも励んでいます。フランス共和国芸術文化勲章「オフィシエ」を受勲。(輸入元情報)

【収録情報】
● 『甘い生活』(フェデリコ・フェリーニ、1960)〜メイン・テーマ(ニーノ・ロータ) [1:49]
● 『ベニスに死す』(ルキノ・ヴィスコンティ、1971)〜アダージェット(マーラー/アレクサンドル・タロー編) [10:24]
● 『許されざる者』(ジョン・ヒューストン、1960)〜モーツァルト:幻想曲ニ短調 K.397 [6:15]
● 『恋人たち』(ルイ・マル、1958)〜ブラームス:主題と変奏 ニ短調(作曲者編、弦楽六重奏曲 Op.18の第2楽章のピアノ独奏版) [11:25]
● 『スティング』(ジョージ・ロイ・ヒル、1973)〜スコット・ジョプリン:ソラース [3:36]
● 『マンハッタン』(ウディ・アレン、1979)〜ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー [16:36]
● 『ブレーでのランデヴー』(アンドレ・デルヴォー、1971)〜ブラームス:3つの間奏曲 Op.117 [15:25]
● 『カサノバ』(フェデリコ・フェリーニ、1976)〜ニーノ・ロータ:バッハの名による2つのワルツ〜第1曲 『サーカス・ワルツ』 [1:50]
● 『ルートヴィヒ/神々の黄昏』(ルキノ・ヴィスコンティ、1972)〜ワーグナー:エレジー [1:41]
● 『叫びとささやき』(イングマール・ベルイマン、1972)〜ショパン:マズルカ イ短調 Op.17-4 [4:33]

 ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)

 録音時期:2022年7月2-5日
 録音場所:ベルギー、リエージュ・フィルハーモニー・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


ユーザーレビュー

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 映画音楽には興味がないので,このCDはパ...

投稿日:2023/06/13 (火)

 映画音楽には興味がないので,このCDはパスするつもりだったのだが,偶然 Luisada による同じ企画のコンサートが,Musikverein の Brahms Saal であることを知り,15:30 開演で(夜には別のコンサートの予定があったので)チケットも残っていたので,興味半分(興味は Luisada に)で行ってみた。 ステージのピアノの後ろには,スクリーンも用意され,各曲の演奏に合わせてLuisadaが用意した短い映像が映されるという指向。ほぼ1曲ごとに,彼のトークが(結構長いが)入るが,彼の映画に対する愛情があふれていて,とても興味深かった。また,彼がピアニストを目指した遠因に,幼少期に見た映画の中で演奏されていたモーツァルトの幻想曲を聴いたことが影響していたことなど,初めて聞く話もあった。 全体を通じて Luisada の人間性を感じるいいコンサートであった。なお,当日の曲目は,CDと 2/3 程度は共通だが,個人的にはコンサートのプログラムの方がよかったと思う。この日の思い出に,注文することにしよう。

Poirot さん | 東京都 | 不明

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