SACD 輸入盤

無伴奏チェロ組曲全曲 ナヴァラ(3SACD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GKMC904
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

バッハ無伴奏チェロ組曲
アンドレ・ナヴァラ
SACDリリース!


2011年に活動停止したフランスのレーベル「カリオペ」の遺産を受け継いだ人物によるSACD化。先にCDリリースされたものと同じく、非常に状態の良いマスターからのSACD化ということで、ジョルジュ・キッセルホフの名録音をレンジの広いサウンドで満喫することができます。

【定評ある名盤の良質復刻】
往年のフランス・チェロ楽派の流れを汲む名チェリスト、アンドレ・ナヴァラ[1911-1988]が晩年に録音した無伴奏チェロ組曲は、その気迫のこもった野太く力強い演奏によって有名な存在。
 若い頃、カール・フレッシュにヴァイオリンを師事したこともあるというアンドレ・ナヴァラは、一方でミドル級のボクサー、水泳選手としても活躍したことのある本格的なスポーツマンでもあり、その豊かな経験からくる抜群の運動性を備えた情熱的で深い味わいを持つ演奏は、独特の魅力を放っています。このバッハの無伴奏チェロ組曲は、そうした多彩な活動をおこなってきたナヴァラの総決算ともいえる力作で、フレーズの端々までナヴァラの思いのこもった演奏は、これまでも数多くの人の共感を得てきました。

【アンドレ・ナヴァラ】
1911年10月13日、南仏ビアリッツにイタリア系のコントラバス奏者の家に誕生したナヴァラは、7歳からチェロを学び始め、わずか9歳でトゥールーズ音楽院に入学、13歳で同音楽院を首席で卒業し、その後、パリ音楽院に入学してここでも15歳で首席で卒業するという天才ぶりを発揮。
 音楽院卒業後、18歳のときには、フルニエに替わってクレトリー弦楽四重奏団に参加して、以後7年間、そこでの活動を続ける傍ら、19歳でコロンヌ管弦楽団のコンサートでラロの協奏曲を弾いてソリストとしてデビュー。21歳の時にはパリ・オペラ座管弦楽団の首席チェリストに就任。その後、1937年にはウィーンで開かれた国際チェロ・コンクールで優勝し、続いてカザルスにも師事して研鑽を重ねますが、第二次大戦中は活動を停止して軍に貢献。
 戦後はソリストとしての活動のほか、パリ音楽院教授として、また、ウィーンやロンドンでも数多くの後進の育成に力を注ぎ、ハインリヒ・シフやヨハネス・ゴリツキ、ヴァルター・ノータスといった逸材を育ててもいます。
 ナヴァラの演奏は、豊かな表情と熱気に富みながらも格別の気品を湛えた見事なもので、さらにプログラム選択の積極性もあってか、フローラン・シュミットや、アンドレ・ジョリヴェ、アントワーヌ・ティスネ、トニー・オーバンといった同時代の作曲家たちから数々の作品の献呈を受け初演もしていました。(HMV)

【収録情報】
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
・第1番ト長調 BWV.1007
・第3番ハ長調 BWV.1009
・第6番ニ長調 BWV.1012
・第2番ニ短調 BWV.1008
・第4番変ホ長調 BWV.1010
・第5番ハ短調 BWV.1011

 アンドレ・ナヴァラ(チェロ)

 録音時期:1977年
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 Remastered in 2012 from the original analogue tapes by Francesco Donadello at Calyx Mastering, Berlin
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Prlude
  • 02. Allemande
  • 03. Courante
  • 04. Sarabande
  • 05. Menuets I and II
  • 06. Gigue
  • 07. Prlude
  • 08. Allemande
  • 09. Courante
  • 10. Sarabande
  • 11. Menuets I and II
  • 12. Gigue

ディスク   2

  • 01. Prlude
  • 02. Allemande
  • 03. Courante
  • 04. Sarabande
  • 05. Boures I and II
  • 06. Gigue
  • 07. Prlude
  • 08. Allemande
  • 09. Courante
  • 10. Sarabande
  • 11. Boures I and II
  • 12. Gigue

すべての収録曲を見る >

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
10
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
やはりSACDは最高ですね。シングルモードの...

投稿日:2016/01/22 (金)

やはりSACDは最高ですね。シングルモードの期待無用な程に十二分に生々しく生き生きとしたサウンド。ナヴァラの演奏は常に力強く聴き応えのある生命感溢れる名演。

SPRING さん | 山形県 | 不明

1
★
★
★
★
★
勿論、演奏も素晴らしいが、他の人も指摘し...

投稿日:2015/06/23 (火)

勿論、演奏も素晴らしいが、他の人も指摘しているように録音が秀逸。こんなに美しいチェロの音の録音は初めて聞きました。曲順に収録しているために3枚組になっていて割高ですが、その価値は十分あると思います。トルトゥリェ盤(多少録音に問題があるかも)と並んで私の最も好きな無伴奏の音盤になりました。

Ochs さん | 神奈川県 | 不明

2
★
★
★
★
★
バッハを信奉するわたしにとって、無伴奏チ...

投稿日:2013/10/20 (日)

バッハを信奉するわたしにとって、無伴奏チェロやヴァイオリンはバイブルなのだ。300年も前にこんな凄い曲が作曲されていたなんて、信じ難い奇跡だ。当然無伴奏チェロのディスクも、カザルス、シュタルケル、フルニエ、ロストロポーヴィッチ、マイスキー、藤原真理、ナヴァラ、トルトゥリエ、と8種類に及ぶがカザルスを別にすれば、このナヴァラの演奏は際立って秀逸だ。絶対にお勧めしたい。わたしが持っているCDは旧レーベルのものなので、音質がさらに良くなっているのなら、この盤もぜひ購入しようと思う。

johnbach さん | 東京都 | 不明

5

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

プロフィール詳細へ

バッハ(1685-1750)に関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品