CD 輸入盤

交響曲全集、管弦楽作品集 デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ&ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(7CD)

バックス(1883-1953)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8507014
組み枚数
:
7
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


バックス:交響曲全集、管弦楽作品集

2023年に生誕140年、没後70年となるアーノルド・バックス。数多くの交響曲が書かれた19世紀末から20世紀半ばのイギリスにあって、ケルト文化の影響を感じさせる神秘的・幻想的な作風で根強い人気があります。このボックスでは彼の書いた7曲の交響曲をすべて収録。加えて多くの交響詩を含む管弦楽曲が収録されており、バックスの音楽の魅力にどっぷりと浸ることが出来ます。
 ロンドンに生まれたバックスはW.B.イェーツの「ケルトの薄明」に接してアイルランドとケルト文化に魅了され、ダブリンに移り住んで当地の文学サークルで活動したこともあります。バックスのケルトへの関心は自然崇拝や妖精物語、民間伝承や神話といった精神的なもの、世界観へ向けられ、後にアーサー王伝説や北欧神話にも広がってゆきます。彼の交響詩や交響曲の多くはそのような関心が育んだ自然現象や伝説の幻想的な表現で、そこでは静まり返った森、荒れ狂う海、古代遺跡が誘う夢想などが、練達の管弦楽法により、時に印象派音楽、時に映画音楽のような効果を伴って描き出されています。
 7つの交響曲は1921年から39年までの時期に書かれました。北方的なものに惹かれていたバックスは1932年にシベリウスと会って意気投合し、第5番をシベリウスに献呈しています。その後も意欲的に創作を続けたバックスですが、第2次世界大戦の勃発後は作品数が激減し、交響曲はシベリウスと同じく第7番が最後となりました。
 オペラ指揮者としても高く評価されていたデイヴィッド・ロイド=ジョーンズ[1934-2022]が指揮するロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の演奏は、ダイナミックで意欲的なもの。「グラモフォン」など英国内外で高く評価されています。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1(8553525)
バックス:
1. 交響詩『妖精の丘に』 (1909 rev.1921)
2. 交響詩『ファンドの園』 (1913-16)
3. 交響曲第1番変ホ長調 (1921-22)


 録音時期:1996年1月31日
Disc2(8554093)
1. 交響曲第2番ホ短調&ハ長調 (1924-26)
2. 交響詩『11月の森』 (1917)


 録音時期:1995年8月
Disc3(8553608)
1. 交響曲第3番 (1928-29)
2. 管弦楽のための自然詩『幸福の森』 (1914-21)


 録音時期:1996年1月31日(2)、5月30日(1)
Disc4(8555343)
1. 悪漢喜劇への序曲 (1930)
2. 自然交響詩『ニンフォレプト』 (1912-15)
3. 交響曲第4番 (1930-31)


 録音時期:2000年8月24,25日
Disc5(8554509)
1. 交響曲第5番嬰ハ短調 (1931-32)
2. 交響詩『松の木のおはなし』 (1931)


 録音時期:1996年5月31日(1)、1996年6月31日(2:初出時よりこの表記)
Disc6(8557144)
1. 交響曲第6番 (1933-35)
2. 交響詩『黄昏に』 (1908)
3. 夏の音楽 (1921 rev.1932)


 録音時期:2002年8月3,4日
Disc7(8557145)
1. 交響詩『ティンタジェル城』 (1917-19)
2. 交響曲第7番 (1938-39)


 録音時期:2002年8月21,22日

 ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
 デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)

 録音場所:グラスゴー、ヘンリー・ウッド・ホール(Disc1-5)、ロイヤル・コンサート・ホール(Disc6,7)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


収録曲   

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バックスは自然や文学に着想を得た情感豊か...

投稿日:2023/05/01 (月)

バックスは自然や文学に着想を得た情感豊かな旋律を散りばめたロマン主義の作品を多く残している。交響曲全てといくつかの管絃楽作品が安定した録音と叙情豊かな演奏でまとまっている点でユニークなボックスになっている。作風そのものについてはイギリス風というのは確かに強く感じる。ハマる人はハマるかもしれない。個人的には、馴染みがない作曲家の作品をまとめて聴く良い機会にはなったものの、何度も繰り返して聴くことはないと思う。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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