パリ音楽院の院長も務めたテオドール・デュボワのピアノ作品集
19世紀〜20世紀初頭のフランスの作曲家であり1896年からはパリ音楽院の院長も務めたテオドール・デュボワは、今日ではオルガン音楽がわずかに知られている程度で、その他の作品が顧みられることはめったにありませんが、交響曲やバレエ音楽、声楽作品など実に多様なジャンルの作品を遺し、1861年にはローマ賞も獲得しています。
ブラジル出身のピアニスト、アルトゥール・シミホが、埋もれたままではあまりにもったいない、ロマンティックでピアノのテクニックに対する非常に深い理解が反映されているデュボワのピアノ作品を世界初録音しポーランドの「Acte Prealable」レーベルからリリース。第1弾は50分近くに及ぶ力作『12の演奏会用練習曲』と、初期の3作品を収録しています。(輸入元情報)
【収録情報】
デュボワ:
● 12の演奏会用練習曲
● スケルツォとコラール Op.18
● 夢想前奏曲 Op.12
● スケルツォ Op.10
アルトゥール・シミホ(ピアノ)
録音時期:2017年11月4,20日
録音方式:ステレオ(デジタル)