シューベルト(1797-1828)

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CD 輸入盤

交響曲第9番『グレート』 トーマス・ヘンゲルブロック&北ドイツ放送交響楽団

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88883729982
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


シューベルト:交響曲第9番『グレート』
ヘンゲルブロック&北ドイツ放送交響楽団


人気のドイツ人指揮者、ヘンゲルブロックが北ドイツ放送交響楽団を指揮した『グレート』の登場です。まず驚くのはその演奏時間。情報量の入念な取り扱いに心を砕いたのか、トータル61分超えは、反復を全部実施しているといってもけっこうじっくり目であり、ヘンゲルブロックのスタイルがピリオド様式一辺倒ではなく、作品の内容など状況に応じて、柔軟な方針を打ち出すことができることの表れととることもできます。
 特に第2楽章が16分以上というのは、ピリオド派、ピリオド加味派としては異例であり、どのような表現がおこなわれているのか興味深いものがあります。
 ヘンゲルブロックによる独墺系19世紀交響曲といえば、ソニー第1弾となったシューマン&メンデルスゾーンがありましたが、そこでのピリオド奏法とメリハリの効いた手法による初期ロマン派本来のサウンドづくりが、今回もまた活かされているのか、それとも何か別な思い切ったことがおこなわれているのか、非常に楽しみなところです。

【ヘンゲルブロック】
トーマス・ヘンゲルブロックはフライブルク・バロック管弦楽団やバルタザール=ノイマン・アンサンブルなど古楽分野の活動で有名になりましたが、実際にはドイツ・カンマーフィルハーモニーの首席指揮者(1995-1999)や、ウィーン・フォルクスオーパーの音楽監督(2001-2003)を務めるなどレパートリーは幅広く、少し前にバイロイトでの『タンホイザー』が話題になったばかりでした。(HMV)

【収録情報】
・シューベルト:交響曲第8(9)番ハ長調 D.944『グレート』
[61:31]
 第1楽章:16:04/第2楽章:16:23/第3楽章:13:54/終楽章:15:10

 北ドイツ放送響楽団
 トーマス・ヘンゲルブロック(指揮)

 録音時期:2012年9月10-12日
 録音場所:リューベック、コングレスハレ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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響きやリズムにどこか浅っぽさがあり余り楽...

投稿日:2023/12/16 (土)

響きやリズムにどこか浅っぽさがあり余り楽しめない。特に3,4楽章にそれが顕著で底の浅さを感じる。ワルターやWFのような大きさにも深みにも不足し、ケンペの豪快さもないと思う。何となく指揮者の実力の限界を感じた演奏であった。

robin さん | 兵庫県 | 不明

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まるでピリオド+フルトヴェングラーのよう...

投稿日:2013/10/28 (月)

まるでピリオド+フルトヴェングラーのような「グレート」だ。第一楽章冒頭のホルンから深遠な世界を描こうとしている。その後もフルトヴェングラーのような表現が連続し、思わずニヤリとしてしまう。フィナーレ冒頭の間はその最たるものではなかろうか。ただD.B氏とは違い、堂々と真似している上に響きが充実しており、ぼくはヘンゲルブロックを採りたい。とはいえ真似ばかりではない。拍動感はフルヴェンより物理的であり、テンポは構造を重視して変化をつけている(これもフルヴェンっぽいが)。また終結部で粘らないのはヘンゲルブロックならではの個性といえよう。とにかく各楽章の冒頭は聞きものだ。

宇野珍会長 さん | 埼玉県 | 不明

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