シュミット、フランツ(1874-1939)

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CD 輸入盤

7つの封印の書 シモーネ・ヤング&ハンブルク・フィル、フロリアン・フォークト、他(2CD)

シュミット、フランツ(1874-1939)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC1840
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


フランツ・シュミットの劇的なオラトリオ『7つの封印を有する書』
シモーネ・ヤング&ハンブルク・フィル、NDR合唱団、ラトヴィア国立合唱団
フォークト、ツェッペンフェルト、カルナ、ランヒ、ヌルゲルディエフ、クラフト


ブルックナー・シリーズでめざましい成果を披露したシモーネ・ヤング&ハンブルク・フィルのコンビが、今度はフランツ・シュミットの『7つの封印の書』をライヴ・レコーディングしました。このコンサートは、2005年8月から2015年7月までの10年に及んだシモーネ・ヤングのハンブルク・フィルハーモニーと国立歌劇場の音楽監督任期の終わりに近い時期におこなわれたものです。
 シモーネ・ヤングは細部まで十分な準備を経て本番に臨むため大作に強く、加えて芸風が情報量の多いスタイルなので、この巨大な作品と相性が良いと思われるだけに、演奏内容も期待できます。
 進行上、きわめて重要なヨハネ役には、ワーグナーのヘルデンテノール歌唱に新たな世界をもたらしたクラウス・フロリアン・フォークトを起用。
 「私はアルファでありオメガである。私は始めであり終わりである」とやはり重要な歌を受け持つバスには、バイロイトなどで活躍中のゲオルク・ツェッペンフェルト。

【ウィーンの後期ロマン派作曲家フランツ・シュミット】
フランツ・シュミット[1874-1939]はウィーン音楽院でフックスやブルックナーに学び、マーラー時代のウィーン宮廷歌劇場ではチェリストとしても活躍していました。同年生まれで同じくウィーンで活躍したシェーンベルクとは対照的に、後期ロマン派の伝統を受け継ぐ重厚な作風で知られ、4つの交響曲や、数多くの室内楽曲やオルガン曲、歌劇『ノートル・ダム』、そして代表作であるオラトリオ『7つの封印を有する書』などが遺されています。

【7つの封印を有する書】
第二次世界大戦間近の不穏な時期、1935年から37年にかけて書かれたこの音楽は、シュミット晩年の作品ということもあり、さまざまな技法が集約された力作となっています。
 内容は、新約聖書、ヨハネ黙示録の中の「最後の審判」を描いたというもので、混声合唱と独唱5人、オルガン、そして大編成オーケストラを駆使した楽曲は、どこかマーラーやオルフを連想させるような雰囲気が特徴的。
 全体はプロローグ、第1部、第2部、エピローグの4つの部分から成っており、「7つの封印」を扱ったテーマの面白さもあって、通常の「オラトリオ」という名前から連想されるような退屈さ(?)とは無縁です。

■プロローグ
■第1部
・第1の封印が解かれると、白い馬(正義)が出現
・第2の封印が解かれると、赤い馬(戦争)が出現
・第3の封印が解かれると、黒い馬(飢饉)が出現
・第4の封印が解かれると、青い馬(疫病)が出現
・第5の封印が解かれると、殉教者が出現
・第6の封印が解かれると、天地が崩壊
■第2部
・オルガンによる間奏曲
・第7の封印が解かれると、救世主が出現
■エピローグ

【収録情報】
● フランツ・シュミット:オラトリオ『7つの封印の書』[106:28]

Disc1
01. プロローグ ヨハネ: 「今おられ、かつておられ、やがて来られる方から」 [03:50]
02. プロローグ 神の声 「わたしはアルファにしてオメガであり」 [01:34]
03. プロローグ 神の声 「そして天の扉は開かれた」 [04:35]
04. プロローグ 四つの生き物(ソリストによる四重唱): 「聖なるかな、聖なるかな、全能者である神」 [04:33]
05. プロローグ ヨハネ: 「またわたしは、玉座に座っておられる方の右の手に」 [05:46]
06. プロローグ ヨハネ: 「その時わたしは見た」 [06:32]
07. 第1部 オルガン・ソロ・レント [03:38]
08. 第1部 ヨハネ: 「そして、子羊が第一の封印を開いたとき」 [02:17]
09. 第1部 ヨハネ: 「そして、子羊が第ニの封印を開いたとき」 [06:09]
10. 第1部 ヨハネ: 「そして、子羊が第三の封印を開いたとき」 [04:29]
11. 第1部 ヨハネ: 「そして、子羊が第四の封印を開いたとき」 []04:05
12. 第1部 ヨハネ: 「そして、子羊が第五の封印を開いたとき」 [00:47]
13. 第1部 合唱: 「主よ、真実で聖なる方よ」 [02:39]
14. 第1部 ヨハネ: 「すると、その一人一人に」 [02:07]
15. 第1部 ヨハネ: 「そしてわたしは見た、子羊が第六の封印を開いたとき」 [07:29]

Disc2
01. 第2部 オルガン・ソロ [02:38]
02. 第2部 ヨハネ: 「だが、第7の封印が開かれた後」 [08:32]
03. 第2部 ヨハネ: 「さて、天で大きな戦いが起こった」 [06:52]
04. 第2部 ヨハネ: 「さて、深い沈黙が天から去ったとき」 [01:32]
05. 第2部 アルト独唱: 「このラッパは大きな災いを告げる」 [08:44]
06. 第2部 ヨハネ: 「白い玉座に座っておられる方を見て」 [02:42]
07. 第2部 ヨハネ: 「わたしはまた、新しい天と新しい地をみた」 [06:03]
08. 第2部 合唱: 「ハレルヤ」 [04:35]
09. エピローグ 合唱: 「今おられ、かつおられた方、全能者である神、主よ」 [02:14]
10. エピローグ ヨハネ: 「私は、これらのことを聞き、また見たヨハネであり」 [02:06]

 クラウス・フロリアン・フォークト(テノール/ヨハネ)
 ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス/主の声)
 インガ・カルナ(ソプラノ)
 ベッティーナ・ランヒ(メゾ・ソプラノ)
 ドヴレット・ヌルゲルディエフ(テノール)
 フォルカー・クラフト(オルガン)
 NDR合唱団
 ラトヴィア国立合唱団
 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
 シモーネ・ヤング(指揮)

 録音時期:2015年6月14,15日
 録音場所:ハンブルク、ライスハレ
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

収録曲   

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