コダーイ (1882-1967)

コダーイ (1882-1967) レビュー一覧 2ページ目

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商品ユーザーレビュー

70件
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  • 「青ひげ公の城」は前から知っていましたが、「ハーリ...

    投稿日:2014/03/16

    「青ひげ公の城」は前から知っていましたが、「ハーリ=ヤーノシュ」全曲を通して聞いたのはこれが初めてです。組曲でおなじみの作品ですが、オペラは一段と面白い内容でとても楽しく聞くことが出来ました。ケルテスにハンガリー音楽を振らせたら文句のつけようがあるはずもなく、もう素晴らしいの一言です。この演奏を上回るCDなんてこれから先も考えられません。録音も古さを全く感じさせないどころか、最近のものより聞きやすいような気がします。対訳が無いので名曲解説辞典を読みながら鑑賞しました。

    マッドハッター さん

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  • ハンガリーの20世紀の作曲家、コダ―イ・ゾルタンは、...

    投稿日:2013/05/06

    ハンガリーの20世紀の作曲家、コダ―イ・ゾルタンは、民話、民謡をバルトークとともに、収集、ほとんど全ての曲に、モチーフとして扱ってます。最も演奏機会の多い、「ハーリ―・ヤノ―シュ」は、この地方の民族楽器、ツィンバロンが、効果的に使用されています。また、くしゃみを模した音で始まり、笑ってしまう処もある寓話的名作。その他の舞曲も、伝承音楽を巧みに織り込んで、親しみやすく、快活。晩年に完成を見た唯一の交響曲は、何故演奏が少ないのか不思議な、これも安らぎ、楽しく深い作品。子供の音楽教育にも、熱心だった一方、ピーコックフォークロア変奏曲は、レべルソング、自由を奪われた民衆の歌を、見事なオーケストレーションで、訴えた、これもマジだけど、明るさを持ち合わせた秀作。現在、ハンガリーは、又も、圧政が進んでいて、アンドラ―シュ・シフ等は、ハンガリーでは、演奏しないとまで言っている。指揮のドラティは、コダ―イに学び、欧米でも広くオーケストラを活性化した達人、「平和の訴え」と言う交響曲も、残している。オケは、ソ連による動乱からドイツへ逃れてきたハンガリー人によるオケで、残念なことに、今度は、ドイツ統一後に、苦境となり解散してしまった。ハイドン交響曲全集、この素晴らしいコダ―イ等、偉業を残している。長くなったけど、とってもいい音楽、演奏です。是非、買って、聴いて下さい。求めやすい値だし。  ついでに、コダ―イの無伴奏チェロソナタは、凄い曲だよ。ムローヴァの演奏するヴァイオリンとチェロとのデュオも、集中力すごく、とても良かった。私は、全部、好きになりました。

    sunny さん |40代

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  • この曲も、ペレ―ニの演奏も、かねがね凄い、と、聞い...

    投稿日:2013/05/04

    この曲も、ペレ―ニの演奏も、かねがね凄い、と、聞いてはおりましたが、この度ようやく聴きました。怖ろしいほどに引き込まれ、保然とする程、二つとない、途轍もない音楽でありました。ひとつのチェロと、一人の人間の為に、この音楽を、生み出し、楽譜に記したコダ―イは、常人ではない。才人による、才人の為の音楽。冒頭、実にチェロらしい深い音で始まるが、その後のチェリストは、地獄を見る様な展開、音符を読み込み、掴み取り、それを、楽器に託して弾くだけでも超至難、ペレ―ニは、民謡から発した精神から、とんでもないエネルギーを放射し、人間、ここまでやれるのだ、と言う事を完璧なまでに、実践、実証して見せた、否、聴かせてくれた。悲、狂、怒、憂、努、根、楽、殺戮、抑圧、思沈、混乱、苦、祈り、希なる望みと現実、あらゆるものを、千変万化、過ぎ去る形の無いものを、確実に存在し、人間の中に残るものとした。諦めてはならぬ。凄い。

    sunny さん |40代

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  • ハーリ・ヤーノシュ。 テンシュテットはロンドンフィ...

    投稿日:2011/09/17

    ハーリ・ヤーノシュ。 テンシュテットはロンドンフィルとの演奏に優れものが多く、これは最たるすばらしいものと思う。またテンシュテットは民族色あるものがうまい。その他の合唱曲 無伴奏に関しては、楽しめるまでもう少し時間が必要になりそう。星は価格とハーリ・ヤーノシュに。

    アッキ さん

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  • コダーイの組曲「ハーリ・ヤーノシュ」は名曲中の名曲...

    投稿日:2011/05/14

    コダーイの組曲「ハーリ・ヤーノシュ」は名曲中の名曲であるが、最近では殆ど目ぼしい新録音が行われていないと言えるのではないだろうか。私も本盤の演奏を鑑賞するに先立って、CD棚を整理してみることにした。それを古い録音から並べて見ると、コダーイ&ブダペスト・フィル(自作自演盤)(1961年)、フリッチャイ&ベルリン放送響(1961年)、ケルテス&ロンドン響(1964年)、セル&クリーヴランド管(1969年)、オーマンディ&フィラデルフィア管(1973年)、ドラティ&フィルハーモニア・フンガリカ(1973年)、テンシュテット&ロンドン・フィル(1983年)、ショルティ&シカゴ響(1993年)、デュトワ&モントリオール響(1994年)、フィッシャー&ブダペスト祝祭管(1998年)となる。これ以外にもあるのかもしれないが、少なくとも私が知る限りにおいては、フィッシャー盤以降10年以上も著名な指揮者による新録音がなされていないことになる。実際のところ、最近発売された音楽之友社の「名曲名盤300選」をひも解いても、1993年のショルティ盤以降の推薦盤は皆無であることから、仮にあったとしてもめぼしい演奏はないと言ってもいいのではないだろうか(ペンタトーンレーベルから昨年フォスター盤が発売されたようであるが未聴。)。もっとも、前述に掲げた演奏はいずれも名演だ。ハンガリー系の指揮者が多いのは当然であり、それぞれに個性的な演奏ではあるが、基本的な性格としてはハンガリーの民族色豊かな演奏と言える。テンシュテットとデュトワの演奏が異彩を放っていると言えるが、デュトワは洗練の極みとも言うべき精緻な演奏、テンシュテットは細部にまで彫琢の限りを尽くしたドラマティックな演奏と言えるだろう。これらの演奏を踏まえた上での本盤のラインスドルフによる演奏であるが、これは徹底して即物的なアプローチと言えるのではないだろうか。ハンガリーの民族色には目もくれず、むしろドイツの交響曲に接する時のような堅固な造型美や重厚さが支配していると言える。ある意味ではドライな表現とも言えるが、それでいて素っ気なささえ感じさせる各フレーズの端々から独特の情感が滲み出しており、決して血も涙もない演奏には陥っていないことに留意しておく必要があるだろう。いずれにしても本演奏は、ドイツ風の重厚なアプローチによる稀有の名演と高く評価したい。併録のハンガリー民謡「孔雀」による変奏曲も、組曲「ハーリ・ヤーノシュ」と同様の即物的なアプローチによる重厚な名演だ。ボストン交響楽団も、ラインスドルフの統率の下、素晴らしい演奏を繰り広げており、本名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。そして本盤がさらに素晴らしいのはXRCDによる極上の高音質録音である。今から50年近く前の録音ではあるが、最新録音に限りなく近いような鮮明な音質に生まれ変わっていると言える。いずれにしても、ラインスドルフによる至高の名演をXRCDによる高音質で味わうことができるのを大いに喜びたい。

    つよしくん さん |40代

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  • 歌劇ハーリ・ヤーノシュの珍しい全曲盤。ケルテスはた...

    投稿日:2011/04/26

    歌劇ハーリ・ヤーノシュの珍しい全曲盤。ケルテスはたしかナレーター、セリフ入りの完全版?を録音しているが、この盤はセリフなどがいっさい入っていない。そうした欠点こそあれど私はこのフェレンチーク盤をファーストチョイスとして強く勧める。というのも肝心の演奏が、ケルテスとは比較にならないくらい素晴らしいからだ。

    miklos さん

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  • バルトークとコダーイは、共に現代音楽に突破口をあけた、20...

    投稿日:2010/09/18

    バルトークとコダーイは、共に現代音楽に突破口をあけた、20世紀音楽の旗手であった。ハンガリーという、音楽がイノベーションを起こすときに大きな影響を及ぼす、古くは東洋の音楽に通じた血筋の国。バルトークが没して、御子息ペータの手によって録音された戦友コダーイの無伴奏は、マイクをチェロの中に入れたのではと云われたほど、モノラール録音の極致ともいえる無類の傑作だった。曲自体はやや構成が弱いが、虎や豹の動きを見るような、東欧の人々の力動感と生命力は、コダーイの弟子シュタルケルによって完全に蘇った。これは、正に生一本という驚くべき演奏だと思う。

    黒熊怪 さん

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  • 「栴檀は双葉より芳し」という言葉がある。ケルテスは寿命...

    投稿日:2010/08/27

    「栴檀は双葉より芳し」という言葉がある。ケルテスは寿命こそ短かったが、若くして既に巨匠級の指揮を披瀝出来た。水難事故死という悲惨な最期を遂げなければ、更なる円熟が期待されようが、壮年期のこの録音でも聴き応えは充分である。いやむしろ、ハンガリーの代表としての姿勢を如実に表している。コダーイやバルトークの系譜を継承した野生味溢れる表現で、変に洗練されたような西欧かぶれの雰囲気は皆無。ドラティやセル、オーマンディなど、ハンガリー出身のライヴァルも多いが、そんな中でも若々しさと求心力の面では屈指の出来栄えである。録音も、ステレオ黄金期のデッカだけあって優秀の部類に入るだろう。もっとも、ややドライな印象は拭えないが、オン気味のマイクがアグレッシブな質感を演出するのに一役買っており、殊に打楽器群の力感が小気味よい。値段も手頃でありお勧めだ。

    遊悠音詩人 さん |20代

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  •  素晴しい。Kodaly の弦楽の秀曲二枚組。しかもこの...

    投稿日:2009/08/22

     素晴しい。Kodaly の弦楽の秀曲二枚組。しかもこの価格。買う方としてはただ有難い。二枚目の独奏曲が圧巻。一枚目の二重奏曲もすべて秀逸。Ullner氏はそれほどCDを出してはおられず日本では有名ではないのですが、名手です。ただ、ノートに在る、Duo for Violin and Piano というのは、Duo for Violin and Cello の明らかな誤りです。チェロ独奏と、ヴァイオリン、チェロ二重奏が何と言っても目玉でしょうから。

    四郎右衛門 さん

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  • バルトークとコダーイは、共に現代音楽に突破口をあけた、20...

    投稿日:2009/04/06

    バルトークとコダーイは、共に現代音楽に突破口をあけた、20世紀音楽の旗手であった。ハンガリーという、音楽がイノベーションを起こすときに大きな影響を及ぼす、古くは東洋の音楽に通じる血筋の国。バルトークが没して、御子息ペータの手によって録音された戦友コダーイの無伴奏は、マイクをチェロの中に入れたのではと云われたほど、モノラール録音の極致ともいえる無類の傑作だった。曲自体はやや構成が弱いが、虎や豹の動きを見るような東欧の人々の力動感と生命力は、コダーイの弟子シュタルケルによって完全に蘇った。これは、正に生一本という驚くべき演奏だと思う。

    黒熊怪 さん

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ありがとうございました

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