SACD 輸入盤

ピアノ四重奏曲第1番、第2番 コペンハーゲン・ピアノ四重奏団

クーラウ(1786-1832)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
6220596
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

クーラウ:ピアノ四重奏曲第1番、第2番

現在では「ソナチネ・アルバム」に収録された愛らしいピアノ曲で良く知られる作曲家クーラウ。彼はもともとドイツで生まれましたが、後にコペンハーゲンに移住したことで、デンマークでとりわけ愛されている人です。フルート作品やピアノ曲など数多くの作品を残しましたが、ここで聴けるピアノ四重奏曲には、まさに天才の閃きと感性が溢れています。
 第1番はベートーヴェンも愛した劇的なハ短調で書かれていて、緊密なアンサンブルと煌くようなピアノのパッセージが印象的な作品となっています。終楽章は『悲愴』を思わせる曲調が微笑ましく、ベートーヴェンの影響も感じさせます。第2番は牧歌的でゆったりとした第1楽章の美しさにまず耳を奪われます。緊張感に満ちた第2楽章のアダージョ、そして活発な第3楽章。終楽章はすでにシューベルトを思わせるようなロマンティックな音楽です。ここでもピアノが活躍します。
 演奏しているのはコペンハーゲン・ピアノ四重奏団。数々のコンクールに入賞経験のある実力派のアンサンブルです。(DACAPO)

【収録情報】
クーラウ:
● ピアノ四重奏曲第1番ハ短調 Op.32 (1820-1821)
● ピアノ四重奏曲第2番イ長調 Op.50 (1831-1832)


 コペンハーゲン・ピアノ四重奏団

 録音時期:2013年12月4,5,7,8日(第1番)、2014年6月5,6,7,9日(第2番)
 録音場所:コペンハーゲン、デンマーク王立音楽大学
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

収録曲   

ユーザーレビュー

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ベートーヴェン、シューベルトとドンピシャ...

投稿日:2022/05/04 (水)

ベートーヴェン、シューベルトとドンピシャ同世代のクーラウ。ソナチネで有名というが、このピアノ四重奏曲は古今東西の名曲に肩を並べるどころか突き抜けてしまうくらい素晴らしい。1番の冒頭「おや?これはベートーヴェンの3番の協奏曲の雰囲気だな」と思う間もなくピアノの独壇場となる。正にこれは弦楽四重奏付きのピアノ協奏曲だ。勿論技術的にも協奏曲のレベルを凌駕している。他のピアノ四重奏曲とはカテゴリーが違うとさえ感じてしまう。ピアノ四重奏曲はピアノ三重奏曲の3割程度の作品の数。思い浮かぶ名曲はブラームス、フォーレ、R.シュトラウス、シベリウスなどと多くない。特にハ短調の1番はフォーレの2曲を抑えてナンバー1と言ってもいいかも知れない。なぜクーラウは知られていないのか?名前が地味なのか…。それはさて置き、短調作品に真の名曲多し!今回もそれが証明された最高の出会いでした。

シャルヴェンカ さん | 千葉県 | 不明

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