カーター、エリオット(1908-2012)

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CD 輸入盤

弦楽四重奏曲第2・3・4番 パシフィカ・クァルテット

カーター、エリオット(1908-2012)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8559363
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

現役最長老作曲家、
エリオット・カーターの弦楽四重奏曲集第二弾
パシフィカ・クァルテット

グラミー賞室内楽部門も受賞し各誌で絶賛された第1番と第5番を収録した第一弾に続いて、作曲家の100歳記念として第二弾が登場。今なお現役で活躍するエリオット・カーターは、現在のところ弦楽四重奏曲を5曲作曲しており、このリリースが現在入手できる唯一の全集となります。
 演奏のパシフィカ・クァルテットは、「Musical America」による2009年の「アンサンブル・オヴ・ジ・イヤー」に選ばれ、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの若手弦楽四重奏団。カーター作品の演奏をライフワークの一つにしているパシフィカ・クァルテットは、2008年1月にニューヨークで全5曲を一晩に演奏するという大規模な演奏会を敢行したばかりですが、彼らはすでに何度もカーターの全曲演奏会を敢行しており、日本でも2004年12月、東京晴海の第一生命ホールで全曲を演奏して、東京の室内楽シーンにセンセーションを巻き起こしたのは記憶に新しいところです。そんな彼らのカーター演奏が、ようやくCDで全曲味わえるようになりました。

エリオット・カーター
・弦楽四重奏曲第2番
・弦楽四重奏曲第3番
・弦楽四重奏曲第4番
 パシフィカ・クァルテット
  シミン・ガナートラ(Vn)
  シッビ・バーンハートソン(Vn)
  マスミ・パーロスタード(Va)
  ブランドン・ヴェイモス(Vc)

 録音:2008年7、9月(デジタル)

パシフィカ・クァルテット
1994年に結成され、立て続けにアメリカ合衆国の3つのコンクール、コールマン室内楽コンクール、コンサート・アーティスツ・ギルド・コンクール、ナウンバーグ・コンクールを制覇、2002年にはアメリカ室内楽協会のクリーヴランド・クァルテット賞受賞をするなど、数々の輝かしい経歴を持つアンサンブルです。現在では、ノースウェスタン大学とシカゴ大学のファカルティ&クァルテット・イン・レジデンス、さらにイリノイ大学シャンペイン・ウルバーナ分校のファカルティ&クァルテット・イン・レジデンスを務めています。また、シカゴ市内の小学校を中心にアウトリーチ・プログラムにも力を入れ、さらには米国内各地の音楽祭で教鞭をとるなど次世代の音楽家や、音楽愛好家のための活動も熱心に行っています。2004、2007、2008年に来日。<

内容詳細

パシフィカSQによるエリオット・カーター(100歳を越えた今も現役として活躍するアメリカ作曲界の重鎮)の弦楽四重奏曲集の第2集。グラミー賞を受賞した第1集とで、カーターの弦楽四重奏曲全集が完結。シリアスで晦渋な作品だが聴きごたえがある。(治)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

クラシック曲目

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  • Elliott Carter (Composer) (1908 - )
    Quartet for Strings no 2
    演奏者 :
    Bernhardssohn, Sibbi (Violin), Ganatra, Simin (Violin), Rostad, Masumi Per (Viola), Vamos, Brandon (Cello)
    指揮者 :

    楽団  :
    Pacifica String Quartet
    • 時代 : 20th Century
    • 形式 : Quartet
    • 作曲/編集場所 : 1959, USA
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , []
  • Elliott Carter (Composer) (1908 - )
    Quartet for Strings no 3
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : 20th Century
    • 形式 : Quartet
    • 作曲/編集場所 : 1971, USA
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , []

ユーザーレビュー

総合評価

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カーター流のmetric modulationが大いに楽...

投稿日:2021/07/23 (金)

カーター流のmetric modulationが大いに楽しめる一枚。ジュリアード盤では個人的にはややぎこちないと感じられた第3番なども、このパシフィカ四重奏団による演奏で聴くと、スコアに書き込まれた圧倒的な情報量に改めて驚くとともに、それらを生きた音楽として見事に再生してみせる演奏者の手腕に脱帽するしかない。カーターの場合、この弦楽四重奏曲第3番の時期以降の作品は、色々なジャンルにおいて少しずつシンプルな作風になっていく。ここに収録されている第4番と、別盤に収録の第5番を順に辿って聴いていけば、例えばハイドンの場合のように、彼の円熟への変遷を窺い知ることができる。適度に残響を伴った音も聴きやすく、お奨めの一枚だ。

H.N さん | 不明 | 不明

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