CD 輸入盤

『ゲロンティアスの夢』 スヴェトラーノフ&ソ連国立響、フェリシティ・パーマー、ノーマン・ベイリー、他(2CD)

エルガー(1857-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
MELCD1002266
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Russia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

エルガー:オラトリオ『ゲロンティアスの夢』全曲
スヴェトラーノフ&ソ連国立響、ロンドン交響合唱団、他


イギリスのオーケストラと関係が深かったスヴェトラーノフは、イギリス音楽にも理解を示し、エルガーやホルストの作品などを指揮していましたが、中でも話題となったのは、手兵のソ連国立交響楽団を指揮して、エルガーの大作『ゲロンティアスの夢』をモスクワでとりあげたことでした。
 スヴェトラーノフは、まだ若かった1960年代にマルコム・サージェントの指揮する『ゲロンティアスの夢』を聴いて深い感銘を受けており、やがて1981年、ロンドンで自分でも指揮する機会を得て作品解釈に自信を持ち、その2年後にはモスクワで演奏をおこなうまでに至っています。
 スヴェトラーノフはこの公演に万全を期し、わざわざイギリスからフェリシティ・パーマー、アーサー・デイヴィス、ノーマン・ベイリーという3人の独唱者と、若きリチャード・ヒコックス率いるロンドン交響合唱団を呼び寄せ、アンドロポフ書記長時代のソ連の聴衆に対して、未知の傑作を披露して成功を収めました。
 ちなみにヒコックスは5年後の1988年にこの作品をChandosでレコーディングしていますが、フェリシティ・パーマー、アーサー・デイヴィス、ロンドン交響合唱団は、スヴェトラーノフ盤と共通でした。

【ゲロンティアスの夢】
リヒャルト・シュトラウスから絶賛されたこともあってヨーロッパ各地で高い評価を獲得したエルガーの『ゲロンティアスの夢(ジェロンティアスの夢とも)』は、死を目前にした人間の心を扱ったユニークな傑作。1900年に完成したこの作品は、ジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿[1801-1890]のテクストにより作曲されたもので、死の淵にある主人公ゲロンティアスが、魂の救済について、天使や神と問答を繰り広げるという内容です。(HMV)

【収録情報】
● エルガー:オラトリオ『ゲロンティアスの夢』 Op.38

 フェリシティ・パーマー(メゾ・ソプラノ)
 アーサー・デイヴィス(テノール)
 ノーマン・ベイリー(バリトン)
 オレグ・ヤンチェンコ(オルガン)
 ロンドン交響合唱団
 ソ連国立交響楽団
 エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)

 録音時期:1983年4月21日
 録音場所:モスクワ音楽院大ホール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Prelude
  • 02. Jesu, Maria - I Am Near to Death
  • 03. Rouse Thee, My Fainting Soul
  • 04. Sanctus Fortis, Sanctus Deus
  • 05. Proficiscere, Anima Christiana

ディスク   2

  • 01. I Went to Sleep
  • 02. It Is a Member of That Family
  • 03. But Hark! Upon My Sense Comes a Fierce Hubbub
  • 04. I See Not Those False Spirits
  • 05. But Hark! A Grand Mysterious Harmony
  • 06. Thy Judgment Now Is Near
  • 07. I Go Before My Judge
  • 08. Softly and Gently, Dearly-ransomed Soul

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1983年4月21日のライブ録音。 美...

投稿日:2014/12/30 (火)

1983年4月21日のライブ録音。 美しい。まさに夢の中にいるようだ。 イギリスからソリストや合唱団を招いての演奏会で力の入れようが感じられる。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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人物・団体紹介

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エルガー(1857-1934)

近代イギリスを代表する作曲家、サー・エドワード・ウィリアム・エルガーは、1857年6月2日、イギリス中西部ウスター近郊のブロードヒースで生まれました。経済的に恵まれなかったため正規の音楽教育を受けることができず、ほとんど独学で勉強したそうですが、ピアノ調律師で楽器商を営んでいた父親のウィリアムは、生業のかたわら聖ジョージ・ローマ・カトリック教会のオルガニストを務めていたそうですから、やはりその血の

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