CD 輸入盤

オットー・クレンペラー名演集〜ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー(10CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
233373
組み枚数
:
10
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

オットー・クレンペラー名演集(10CD)

【収録情報】
CD1
・ブラームス:交響曲第1番ハ短調 op.68
 ケルン放送交響楽団
 録音時期:1955年
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源:LIVE

・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 op.90
 フィルハーモニア管弦楽団
 録音時期:1959年
 録音方式:ステレオ(セッション)
 音源:EMI

CD2
・ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』
 ケルン放送交響楽団
 録音時期:1954年
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源:LIVE

CD3
・ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
 ウィーン交響楽団
 録音時期:1958年
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源:LIVE

CD4
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
 ケルン放送交響楽団
 録音時期:1957年
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源:LIVE

CD5
・ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 op.21
 フィルハーモニア管弦楽団
 録音時期:1960年
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源:LIVE

・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
 ケルン放送交響楽団
 録音時期:1954年
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源:LIVE

CD6
・ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 op.36
 フィルハーモニア管弦楽団
 録音時期:1960年
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源:LIVE

・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 op.92
 フィルハーモニア管弦楽団
 録音時期:1955年
 録音方式:モノラル(セッション)
 音源:EMI

CD7
・ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 op.60
 ケルン放送交響楽団
 録音時期:1954年
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源:LIVE

・ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 op.93
 フィルハーモニア管弦楽団
 録音時期:1960年
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源:LIVE

・ベートーヴェン:劇音楽『エグモント』より
 序曲
 太鼓は響く
 喜びでいっぱい
 クレールヒェンの死
 ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
 フィルハーモニア管弦楽団
 録音時期:1957年
 録音方式:ステレオ(セッション)
 音源:EMI

CD8
・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』
 フィルハーモニア管弦楽団
 録音時期:1955年
 録音方式:モノラル(セッション)
 音源:EMI

・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』
 フィルハーモニア管弦楽団
 録音時期:1960年
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源:LIVE

CD9
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』
 マリア・シュターダー(ソプラノ)
 グレース・ホフマン(アルト)
 ヴァルデマール・クメント(テノール)
 ハンス・ホッター(バス・バリトン)
 ケルン放送合唱団、北ドイツ放送合唱団
 ケルン放送交響楽団
 録音時期:1958年
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源:LIVE

CD10
・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.83
 ゲザ・アンダ(ピアノ)
 ケルン放送交響楽団
 録音時期:1954年
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源:LIVE

・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58
 レオン・フライシャー(ピアノ)
 ケルン放送交響楽団
 録音時期:1956年
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 音源:LIVE

 オットー・クレンペラー(指揮)

総合評価

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モノラルですがクレンペラーを楽しむことは...

投稿日:2021/02/27 (土)

モノラルですがクレンペラーを楽しむことは十分に可能です。むしろ、モノラルがに似合う演奏家と言って良いと思います。

せごびあ さん | 愛知県 | 不明

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クレンペラーの50年代(60年も含めて)の新...

投稿日:2017/01/08 (日)

クレンペラーの50年代(60年も含めて)の新三大Bの交響曲を中心としたレパートリーのボックス。ドイツの正統的なレパートリの「守護神」というクレンペラーのイメージからするとまともなコンセプトに見えるが、中にEMIのスタジオ録音(ブラ―ムス3、ベートーヴェン5、7、エグモント:ベト5と7は後年のステレオ録音ではなくモノ)とライブが混在しているし、ブルックナーはやむを得ないとしても、ブラームスは1と3しかなく、ベートーヴェンは全曲あるはずのウィーンでのPOのライブで統一されているわけでもない(もっともこのウィーン・ライブは、概して大変良好な音がするこのボックス中で一番ぼけ気味)。ということで中途半端感は免れないが値段が値段だから仕方ない。                             さてこの「守護神」というイメージだが、実は若い時にクロール・オペラとかで前衛を張っていたこの指揮者はそう一筋縄ではいかない。これが最も鮮明なのが三曲のブルックナーで、テンポも後年のように遅くなく(4番のフィナーレとか8番のスケルツォとかはせわしないばかりに快速)、表現主義的な紆余曲折がある。マーラー(あるいはシェーンベルク)ならともかく、迫力はあるとしても、ブルックナーとしては随分異質な演奏だ。やや響きが薄いきらいがあるPO に比べて、ケルンのオケは多少粗っぽいが響きも厚く、とりわけベートーベンの諸演奏(中でも3と9)はすこぶる迫力があり、クレンペラーの中でも、あるいは他の指揮者の同曲演奏の中でも、傑出している。この辺を買うだけでも価値があるだろう。ウィーンライブは上記のような音のせいかやや感銘が薄く、むしろスタジオ・モノの5と7の方がいい。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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廉価のボックスながら、クレンペラーさんの...

投稿日:2014/04/27 (日)

廉価のボックスながら、クレンペラーさんの偉大さを示す、まことにすばらしいボックスセット。1954〜60年の間のモノラルでありますが、音質は大変に良く、鑑賞には何の問題もありません。そこはみなさん御安心を。最近聴いたロマン派ボックスに対する印象と同じでして、この人の潔癖で曖昧さのない音楽性が存分にうかがえる名演ぞろい。ブラームスの交響曲は決然たる力強さが推進力を伴って高揚します。ブルックナーはオケを存分に開放しつつ、しかし造型は堅固なもの。ステレオ録音では確認できた楽器バランスの立体性がモノラルで聞き取れないのは残念。ベートーヴェンはケルンとフィルハーモニアとの混成ですが、どれもクレンペラーのベートーヴェン。各曲の特質を活かしつつ、トータル、力強く緩みのない立派な出来栄えであります。1950年代から60年代初期の演奏を聴きますと、クレンペラーさんの特徴と偉さが大変に良くわかります。思い起こせば、クレンペラー死去の直後にNHKFMでベートーヴェンの交響曲第7番を放送したのですが(名演奏家の時間、といふ番組)、これが最晩年の演奏だったんですかねぇ、もたもたどたどたのドイヒーな演奏で、クレンペラーの印象はすっかり悪化、その後はどうにも低評価をしておったのですが、今にしてようやく偉さに開眼。彼が戦前から「大物」だった理由がわかりましたよ。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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