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Review List of 暗黒舞踏おっさん 

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     2007/05/04

    技と業。聴かせる技術も魅せる業も突出している。繊細かつ力強い音の引き出し方、音楽の描き方は心の中に美しい真円を描く。宇宙的な破壊力と共に、創造的な人間力により世界は丸くなるのかもしれない。

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     2007/04/30

    縦横無尽。母体とするリズムにより幅が出て、ヴォーカルやコーラスを取り入れており、音の突進力、突破力には更に磨きがかかっている。ゆらゆら動く光の影と鏡に映る風の速さ。自分自身と対座するシンクロニシティに煌めく反同一性が突き抜ける。

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     2007/04/30

    反復されるビートに不穏なメロディ。時に囁き、時に叫び、時に蠢く欝屈とした音に息が詰まりそうになる。肉体的だが、神経に響く塊。聴くのには覚悟が必要。

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     2007/04/30

    柔らかく、しなやかな決意表明。現実として今という時間しかなく、今を生きるしかない。だから、どんな一時もあなたを好きでいたいという想い。飛び立つ想いは鳥のように空に放たれた。

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     2007/03/27

    良い意味でガキの頃のむしゃくしゃした疾走感と、少し大人になって憶えるほろ苦さがある。凄くわかりやすいパンクロックであり、それだけでは終わらない走り切ったもん勝ち感。何にも考えてないようで、実はちゃんと考えてるよきっと。

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     2007/03/27

    本当の意味でのトランスミュージック。民族とか宗教とか難しい事考えるとわかんなくなる本質がある。歌の力や音の力が、生命の根源に由来するから何者よりも力強く響く。リズムもメロディも全てが渾然一体となる。

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     2007/03/27

    対岸を見つめる眼差しの青。Aphex Twinの別名義であるPolygon Window。頭の中が暴徒と化す殺傷能力の高い音と、この上なくピュアな旋律が共存する。去来する時間の早さに依存するのではなく、創造する空間の早さに生き延びる。

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     2007/03/27

    恐ろしくすばらしい音の破壊力。簡単に言えばアフリカ産お祭りの音。寝返りうっても、眠たくなっても踊り続ける事に生きる事を見出だす音楽。カテゴライズとか無意味だし、聴いて揺さ振られてみるしかない。

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     2007/03/27

    深い海も、深い闇も、深い意味もすべてを凌駕する。テクノやハウスに与えた影響力はもちろん計り知れないが、それ以上に聴いた人、個人々々の中に宿る音楽の生命性は大きい。アンビエントだが、人の中枢に宿る粒子の細かい音が鳴り続ける。

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     2007/03/27

    触発される魂のゆらぎ。見た目や地位、名誉などは全く重要ではなく、各々が持ってる魂と魂の接点を限りなく明確に現している。生まれいずる必然などというものではなく、どんなものでも認識される意識がある。

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     2007/03/27

    かすかに差し込む春の光のように細やかで、でも大胆な女性らしい強さを持つ。添えられた指と交差する優しさが、心の断片の余白に柔らかな色を響かせる。しなやかなで、のびやかなメロディに少し寂しさを溶かして飲みたくなる。

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     2007/03/27

    今までよりもポップさも、バカさも切実。砕け散るよりも、砕け散ってしまえと言わんばかりに体当たりな作品。ホルモン独特のヘヴィー+ポップ+毒+笑いで抜群の一体感がある。ホルモンはライヴで見て感じてナンボだから。後悔先に立たず。

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     2007/02/08

    地にしっかりと足をつけながらも彼女の声、頭、そして全身で浮遊する、早過ぎる今を。
    多種多彩な楽曲という、燃ゆる炎や囁くような緑の中を木村カエラという一本の芯が貫く。
    まばゆい笑顔の裏にある弱い部分をも表象させるカエラちゃんの歌の強さにあるはかない弱さ。ずっと奏でていてほしい。

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     2007/01/23

    サン・ラとかパーラメントで可視できる曼陀羅を現代的なリズムのイデオロギーで食らうほんとMYTH(神話)。音楽間の相互理解を遥かに超越し宇宙、人間、地球の相互扶助をも感じさせる。止まる事も動く事も一つ一つが繋がり、徐々に増幅するダイナミズムが欠落した衝動性を太陽の裏から描き出す。

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     2006/12/13

    溶け切らない砂糖みたいな後味に残る切ない甘さが透き通る。
    安藤裕子という歌手は歌はそんなに巧いとは思わないが歌を通して魅せる世界観の美しさはすばらしい。
    どんな季節もどんな瞬間もそばにあってほしいと願うものがある。

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