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Review List of micarosu 

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     2014/02/23

    終わりへ向かう寂しさ。
    でもそこからまた始めようとする強さ。

    それを音楽の形で示したものが「harmonized finale」だ。

    始まりのピアノが壮大さを演出したかと思えば、そこからいつものバンドサウンドが繰り広げられる。
    一つ一つの言葉が切なさを誘い、サビでそれがピークへ達する。

    それも一気にではなく徐々にその想いを高めていくのは、彼らの繊細なメロディと音の作り方の賜物だろう。

    それはサビの最後の「♪始まってく」の言葉も同様で、終わりのその先へ向かう強さがじわじわと響いてくる。

    彼らの中ではメロディの展開がゆっくりめだと思ったが、ここに込められた想いを考えたら納得。
    寂しさと強さ、それを両立させるにはこれしかないだろうというくらに見事に両立させてくれた名曲だ。

    カップリングも相変わらずの高いクオリティの曲ばかりなので、一度手に取ってみることオススメしたい。

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     2014/02/16

    「SAVED.」を初めて聴いたとき、本当に泣きそうになった。

    優しく語りかけるピアノの音色とストリングス。
    それを包み込むような真綾さんの歌声もあるが、何よりこの曲に込められた感情そのものが自然と伝わってくるからなのだろう。

    大切な人がいてくれたこと。
    それに救われたこと。

    でもその全てが過去形で、どこか懐かしく、どこか切なさを感じさせること。

    優しさと温かさ、そして切なさ。
    それらが一体となって押し寄せてきて、不思議と胸がいっぱいになる。

    またその感情を最高潮に引き上げるのがアウトロだ。

    交差するように重なるサウンドとコーラス。
    どこか迷いにも似たそのサウンドに、受け止めてきた感情が溢れ出てしまいそうになる。

    最後の最後まで息をつかせない。
    こんな名曲は初めてかもしれない。

    「Be mine!」はthe band apart作詞作曲の力強いロックナンバー。

    歌いだしの「♪Be mine!」からグイグイ前へ引っ張っていく曲で、その圧倒的な力に聴き手は不思議と悩みが吹っ飛んでしまうよう。

    それはキャッチーなメロディや詩によるところももちろんだが、サウンドによるところも大きく、攻撃的でありながらもどこか繊細さも兼ね揃えているサウンドだからこそ、自然と内に秘めた野心を刺激するのかもしれない。

    真綾さんの楽曲の中でもこれだけロックでアップテンポな楽曲は珍しいが、こういうアプローチも有りなんだと思わせてくれる名曲。

    カップリングの「声」も神秘的な楽曲で心地よく、3曲ともとんでもない完成度を誇る1枚。
    シングルだからと敬遠せず、是非手に取って聴いてもらいたい。

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     2014/02/09

    耳にした瞬間から始まる衝撃という名の音世界。

    攻撃的なテンポ、洗練されたサウンド、畳み掛けるメロディと言葉。
    息もつかさぬその世界観に、聴いた瞬間から取り込まれてしまう。

    この衝撃を可能にした中心人物の名はwowaka。
    その名をご存知の方も多いだろう。

    「裏表ラバーズ」、「ローリンガール」、「ワールズエンド・ダンスホール」…。
    VOCALOIDを使用したこれらの楽曲を手がけた人だ。

    攻撃的なテンポや畳み掛けるメロディと言葉はこの頃から一線を画していたが、バンドの形になり洗練されたサウンドが加わることで、迫力と厚みが何倍にも増している。

    ヒトリエ。
    この名は覚えておいたほうがいいかもしれない。

    そのためにまず、この曲を聴いてみて欲しい。

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     2014/02/02

    雨というものにどんなイメージを抱くだろう?
    恐らくは少し暗かったり、後ろ向きなイメージなるのではないだろうか。

    そんな雨をテーマにした1つのコンセプトEP作品が「空の罠」だ。
    その下巻に収録されたナンバーを聴いて、雨のイメージが少し変わった。

    「雨男のソリッド」の雨男だからできることを見つけた力強さ、「悪天ロックフェスティバル」の悪天だから格好良く映るロックフェスの姿、「霧雨ガール」の君の優しさを霧雨に例えた言葉選び。

    どれも雨をプラスのイメージに変えるような楽曲だが、中でも「プロポーズ」の存在が光る。

    互いの価値観の違いを埋めるための手法として”雨を眺める”ことを挙げた僕。
    こんな雨でもずっと一緒に眺めていることできるなら、きっと…。

    そんな想いをシンプルなメロディに乗せながらも、奥の深さも醸し出している。
    空想委員会の中でもこれだけシンプルなバラードは珍しく、そういった意味でも印象強く耳に残る。

    雨はそんなに悪いものではない。
    それが全体から伝わってくる興味深い一枚だ。

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     2014/01/26

    先に言っておく。
    間違いなく名盤であると。

    その名盤たる所以をどんな言葉にしようか悩んだが、この言葉がしっくりくる。
    ”鮮やかなコントラスト”と”聴き終えたときの満足感”

    「なないろびより」の目の前に音風景を広げるような歌に、「ハロー」のような心の奥底から問いかける歌。
    「タキオン」の前へ前へと引っ張る圧倒的な疾走感もあれば、「影踏み」のような今という一瞬の儚さを演出するための疾走感もある。

    「マリンスノー」のようにギターを前面に押し出してくる楽曲はnano.RIPEでは珍しく、新鮮に映る。

    聴き進めるごとに様々な色を見せてくれるだけでなく、同じような色でも全く違った光り方で魅せる音作りに驚かされる。

    またこのアルバムは最後の構成が素晴らしさも忘れてはいけない。
    アルバムの流れを考えると「影踏み」で本編が終了という感じがあるが、その後の「ユートピア」がハイライトでありカーテンコールといった感じ。

    いいアルバムだったと思って終わろうと思ったら、最後の最後に贈るもう一曲。
    この曲があるからこそ、また聴いてみたい、まだまだ聴いてみたいと思わせてくれる。

    繰り返しになるが、”鮮やかなコントラスト”と”聴き終えたときの満足感”。
    それを持った、名盤の中の名盤。

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     2014/01/19

    ヒャダインとの2作目のコラボ曲。
    前回の「REASON」のときも新たなアプローチで驚かされたが、今回はそれを遥かに超えてきた。

    始まりの「Woo-woo-」から一気に惹きこまれ、新鮮な曲展開で聴く者の心を離さない。
    中でも圧巻なのが2番のサビ後の間奏から最後のサビへと繋がる展開。

    それまでの力強い音から一転して、一度ギターとストリングスが際立つ静かな音へと変わる間奏。
    ここで陰の部分を見せつつそこから徐々に陽の要素を加えていくことで、最後のサビがとてつもなく力強く弾ける。

    まさに表裏一体となっているからこそ、活きる音楽。
    ゆずとヒャダインという個性がぶつかり合うのだから、このくらい突き抜けて良い。

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     2014/01/12

    4年4ヶ月ぶりのオリジナルアルバムなので”待望”というところなのだが、一つだけ気になることがあった。
    それは既発曲がかなり多く収録されていることだ。

    それでは新鮮味のないアルバムになってしまうのではないか?
    だが、そんな危惧は全く必要なかった。

    まず最初に言っておきたい。
    名盤であると。

    では、その根拠は何か?
    とにかくアルバム曲の完成度が高いということだ。

    届かない想いを歌う切ないバラード曲「リンゴの花」、淡い恋心を歌った軽快なナンバー「SPLASH」、コブクロらしい未来への優しさが詰まった「未来切手」、離れていく心への想いを歌う渾身のラブソング「モノクローム」、勝っても負けてもいい、真っ直ぐに挑んでいこうという想いと疾走感が溢れる「GAME」、活動休止時のもどかしさ綴った黒田さん作詞作曲の「LIFE GOES ON」、民族調で幻想的なサウンドに乗る希望を込めた言葉を聴き手の心に自然と温かさを届けてくれる名曲「今、咲き誇る花たちよ」。

    これらはどれがシングルになってもおかしくないほどであるのはもちろんのこと、既発曲にはなかった成分がバランスよく補われている点でも素晴らしい。

    この4年4ヶ月の間にコブクロが取り組んできたこと。
    そのすべてが詰め込まれた名盤だ。

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     2014/01/06

    個性と個性のぶつかりあい。
    そこから生まれる超個性的な楽曲たち。

    中でも「キラーボール」の持つインパクトが半端ない。

    畳み掛けるように繰り出されるギター、ベース、キーボード、ドラムの音色は、それだけで攻撃的に聴き手の耳を離さない。

    もちろんそれだけはただインパクトがあるだけになってしまうが、芯にあるメロディがきれいに作られているため、小気味よさだけを耳に残す一曲。

    この構成は他の楽曲にも言える事で、聴いているだけで不思議と惹きこまれてしまうという、まさに魔力を秘めたようなミニアルバム。
    一度でも聴けばその世界観から抜け出せなくなるはずだ。

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     2013/12/22

    「ファンファーレがきこえる」を初めて聴いたときのインパクトが忘れられない。

    日々をもがきながら生きている姿を描きながら、自分の人生はもっと輝いていけるはずだと決意のように繰り出される言葉が、サビで一気に炸裂する。

    言葉の選び方やキャッチーなメロディもさることながら、このサビへの展開が素晴らしい。

    一度聴けばそのワクワク感と爽快感が忘れられなくなる名曲だ。

    「senkou_hanabi」は懐かしさと切なさが交差する一曲。
    青春時代を思い出し、あの頃の輝きを懐かしむ姿は、タイトルの「senkou_hanabi」のように儚く切ない。

    この曲単独で聴いてももちろん良いのだが、この後にもう一度「ファンファーレがきこえる」を聴くと、そんな時代もあり今もいろんなことがあるけど、振り返ってばかりもいられないという想いをより強く感じることができる。
    もちろん逆も然りだ。

    今と昔。
    時間軸は全く違うものの、どちらも自分という人生のライン上にあるもの。

    そのライン上の景色を対比するような楽曲の並びを楽しむのもこの一枚の魅力。
    どちらも外すことはできない名曲だ。

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     2013/12/15

    優しく語りかけるように。
    優しく手を差し伸べてくれるように。

    今という現実の中で感じる憂いや葛藤。
    それを映すエモーショナルなサウンド。

    ピアノの音色がそこに温かさを加え、R・O・Nさんの歌声がこの世界に微かな光を灯す。

    サウンドの中で現実の暗さを見せているからこそ、そこに乗る歌声と希望の言葉が大きな意味を持ち、聴いたときに不思議なほど優しい気持ちにさせてくれる。

    詩や曲の良さはもちろん、アレンジも含めた一体感。
    その完成度の高さに聴き惚れてしまう一曲だ。

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     2013/12/09

    正統派。
    久々にこの言葉が似合うユニットに出会った気がする。

    一度聴けば口ずさめるほど耳なじみのよいメロディに、言葉が真っ直ぐ響いてくる勇-You-さんの歌声。
    しっかりしたギターサウンドを聴かせつつ、幻想的な演出をするストリングスの音色が物語へと導く。

    そこに広がる物語は、さながら月の光のように優しく温かい。

    それは詩に綴られた言葉によるところが大きいが、それを耳にしただけで感じさせてくれることがこの曲の最大の魅力。

    つまり耳なじみがよいだけでなく、自然と言葉が届く歌。
    それが「月光STORY」という名曲だ。

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     2013/12/02

    畳み掛けてくる言葉達。
    曲調こそ違うが、「ANGEL」、「遠くまで」にともに当てはまる言葉だ。

    「ANGEL」はアップテンポのロックナンバー。
    自分自身への問いかけとも悩む人たちへの応援とも取れる言葉は、それだけで大きな意味を持つ。

    サウンドの面では力強い音を奏でながらも、ピアノの音が入ることで、暗くなりそうな世界観に柔らかく明かりを灯しているのが印象的。

    何かに迷ったとき、自分を進んできた道は間違っていなかったと信じさせてくれる一曲だ。

    「遠くまで」は対照的にスローテンポで繰り広げられる壮大なナンバー。
    希望を与える言葉という意味では「ANGEL」と同じだが、こちらのほうが言葉が強く深い。

    それだけでも十分に心が揺さぶれるのだが、最後のサビで早口で語るように歌い上げる言葉が何よりも強い。
    最後まで聴いたとき、聴き手の心は間違いなく奮いあがっていることだろう。

    今まで数々の名曲を残してきたangelaだが、また進化を遂げた名曲を届けてくれた。
    彼らの進化はまだ止まらないようだ。

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     2013/11/24

    曲の始まりから漂うワクワク感。
    それに誘われるままに耳を傾けてしまう。

    言葉数の多い詩も流れるようなキャッチーなメロディが心地よさに変えながら、聴き手にはある気持ちも届けてくれる。

    ”楽しい”

    そこに気づいたら、もう彼らが作る音楽の世界の虜だ。

    音に誘われるままに楽しめばいい。
    まさにそれを体現したUNISON SQUARE GARDEN至上最高に爽快な楽曲。

    純粋に音楽を聴いて楽しみたいのであれば、これ以上の楽曲はない。

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     2013/11/17

    イントロから一気に惹きこまれてしまう音風景。
    そこに広がるは青い空と雲。

    それは少年時代のような、はたまた田舎に遊びに行ったときのような感覚。

    聴いていると不思議と忘れていた何を思い出させてくれるのは、その感覚のおかげだ。

    全体を通して”懐かしさ”という言葉が出てきてしまうが、決して昔を懐かしんでいるだけではない。
    そういう懐かしさの中のように、今の中で”楽しい”を見つければ、いつでも日々は虹がかかるように輝くはず。

    そんな想いが見えてくる。

    もし日々に疲れたり、のんびりしたいとき、是非聴いてみてほしい一曲だ。

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     2013/11/10

    なんだかとんでもない一枚に出会ってしまった気がする。

    ”戦争の終わりを告げるラジオのように”
    表題曲でもある「音楽はあるか」で使われたこの言葉を聴いて、トキッとした。

    音楽には色んな形があるが、例えば”戦争の終わりを告げるラジオのように”聴き手の心に訴えかけるような音楽はあるのだろうか?

    その問いかけにはもちろん明確な答えはない。
    だがそこに疑問を呈することで、作り手としての葛藤とあってほしいという希望が垣間見え、綴られた言葉が真摯に伝わってくる。

    この真摯というところが重要で、作り手の葛藤に対してアルバム全体で一つの答えを出している。
    それは、今という現実に真摯に向かい合った音楽を作ること。

    「ブランクミュージック」、「愛してる」、「無題」などを聴くとよくわかるが、ただキャッチーであったり、ポップであったり、そういうことではない本当の音楽の姿がある。

    まずは一度聴いてみて欲しい。
    そこにはどこかへ忘れていた音楽への衝撃があるはずだから。

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