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Review List of ケージ 

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     2003/12/19

    「スピーク・ロウ」が良い

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     2003/12/17

    名盤中の名盤!前のレビューにもある通り、恐ろしいまでに完璧なチームワークは感動。特にアップテンポのマイナー曲「アフロ・ブルー」は素晴らしくて、マッコイのピアノとギャリソンのベースは確実にグループのテンションをキープし、エルビンが凄まじいドラミングを見せる。ソロがマッコイからコルトレーンに移る数小節前、エルビンがバスドラムを激しく叩いて合図し、すかさず怒り狂ったようなコルトレーンが強烈なハイトーンで突っ込んでくる所は何度聴いても感動的。出来れば可能な限り大音量で聴きたい、テンションの高すぎる名演奏だ。

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     2003/12/17

    リイシューであろうとなかろうと、外国盤と聴き比べてみて、ほぼ例外なく、東芝プレスのCDは音が悪い。特にドラムの音が冴えている、輸入CDをおすすめする。

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     2003/12/17

    かなりの人気盤だが、僕はそれほど好きなアルバムではない。もちろん決して悪いわけではないが、対したことはない。普通。トリオによる『ソニー・クラーク・トリオ』のほうがずっといい。

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     2003/12/17

    オリジナル・マスターは3トラックによる録音で、ミキシングの際不都合がないようにトランペットとドラムス、アルトとベース、テナーとピアノ、といったようなチャンネル配分がされていたようだ。そのため5.1サウンドで聴くと今までの「静」の印象が更に強調された、リアルで重厚的なサウンドとなっている。特に『ブルー・イン・グリーン』は鳥肌が立つ。このアルバムを愛してやまない人には是非体験してほしいサウンド。

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     2003/12/17

    エバンス初期の未発表演奏集。ベーシスト、スコット・ラファロの突然の死で失意の中にあったエバンスが、アルバム『ワルツ・フォー・デビイ』以来久しぶりにピアノの前に座り録音されたソロ演奏四曲、新たに結成したトリオによるライブ録音の未発表八曲に、2ndアルバム『エブリバディ・ディグス』から外されたテイク一つという内容。寄せ集め的な感じがする企画だが、内容は一つのアルバムとして申し分ない、まとまった素晴らしい出来になっている。特にソロの「ダニー・ボーイ」やトリオの「エブリシング・ハップン・トゥ・ミー」は、泣ける。

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     2003/12/08

    フレディよ、永遠なれ…

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     2003/12/08

    ビートルズのゲット・バック・セッションに参加したことでも知られる黒人オルガニストがアップルレーベルからリリースした名作。スタンスとしてはロックだが、黒人ならではのソウルフルな歌唱が魅力。また、「レット・イット・ビー」のルーツとしか思えない曲も入っている。ビートルズのファンなら絶対買い。

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     2003/12/07

    ほとんどフリー期に突入している。コルトレーンのプレイには、すでに独特で速いフレーズの繰り返しや甘いビブラートがきける。アーチー・シェップとのカップリングのライブアルバムや、ファラオ・サンダースを加えたシアトルのライブアルバムなどと種を同じくする。演奏はさらに過激さを増し、吠えるような熱いブローを炸裂させるが、リズム・セクションにはやや限界が感じられる。

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     2003/12/07

    ライーノレーベルがリリースした、コルトレーンの生涯の演奏遍歴を辿る意味合いのベスト盤。(だがインパルスレーベルでの演奏はほとんど入っていない)さすがはリイシューレーベルのライーノ、やたらと音がいい。

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     2003/12/07

    63年、ニューポートにおける超白熱ライブ!当時は『セルフレスネス・フィーチャリング・マイ・フェイバリット・シングス』というタイトルで二曲のみ公開されていたが、本作はそれの完全版。中でもあまりに凄まじすぎるのが「マイ・フェイバリット・シングス」で、コルトレーン生涯の最高の演奏と言われて久しい。文句なし、超名盤。ただエルビンが麻薬で捕まり、ドラムがロイ・ヘインズに変わっているのだけが残念。

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     2003/12/07

    デクスター・ゴードン、ケニー・ドリュー、ニールス・ペデルセン、ロイ・ヘインズという凄まじい強力コンボに、ドナルド・バードが加わり、ジャジー且つファンキーなプレイを炸裂させる超名盤。特に一曲目「タニア」は、同じブルー・ノートのアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの「モーニン」や「ブルース・マーチ」と肩を並べるジャジーな名曲で、マイナーでミディアムテンポな演奏も素晴らしいが、曲そのものもかっこいい。四曲目のボーナス・トラック(日本版には未収録)は、ロイ・ヘインズ曰く「生涯最高のプレイ」。

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     2003/12/05

    コルトレーンは(白人ゆえ?)エバンスが大嫌いで、ほとんど存在を無視していたらしいし、マイルスもお得意の皮肉まじりの冗談でエバンスが白人であることをからかっていたという。「ブルー・イン・グリーン」は実際はエバンスが作ったのにクレジットはマイルスになっている。こんなに美意識溢れる名盤でも、裏には様々な状況があったということが、まるで神秘的なこの作品を、現実的なものであるということを認識させる。また、何曲かはテープ編集で完成させられていて、純粋な演奏というわけでもない。『作品として、完成された作品』として聴こう

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     2003/11/26

    「クリフォードの思いで」は泣きました。

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     2003/11/26

    「ダニーボーイ」だけで買う価値のある隠れ名盤。とりたててアドリブがあるわけではないが、三者の間のインプロビゼイションのセンスは感動的。

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