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4 people agree with this review 2009/11/10
新リマスターでの音の変化を最も期待した内の一枚。 結果、左右のチャンネルに極端に寄ってか細くなっていた音などが見事に蘇りましたが、とても60年代の作品とは思えない響きに驚きもします。今更ながら、時代からドはずれた作品だったことを思い知りました。 尚、前の方のコメントにもありますが、今作のカラーブックレット(世界共通仕様?)は、全作品中で一、二を争う質とボリュームで、さすがに新装丁の価値を感じさせます。 ただ、残念だったのは、LPにはあったとされる、アルバムの最後の「犬に聴かせるための2万ヘルツの信号音」(8秒間)と「意味不明の挨拶」(2秒間)が、今回もやはり、再現されなかったこと。CD全体のトータル時間が、旧CDよりも5秒間延びていますが、これとは関係ありませんでした。
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4 people agree with this review 2009/11/09
1996年リマスター盤が、同輸入盤と比べて¥1000.-も高価で売られているとは知りませんでした(*定価で比較すると約¥1500.-の差!)。 内容は絶賛しますが、今の売り方はヒンシュクものです。
8 people agree with this review 2009/11/09
凄く良い音源を造ったのだとは思います。これは是非とも聴いてみたい! けど、かなり敷居の高い買い物です。 まず、なぜハイブリッドSACDでなく、(解像度も劣る)DVD-Aなのか? 私もそうですが、大部分のユーザーが保有している再生環境はCD用であって、DVDコンポなどは少数派のはず。 それと、なぜわざわざ、CDを付属してまで割高にするのか? これは単に「CD」として再販商品扱いで価格を統制して売るためだけのムダ仕様では? とにかくハイブリッドSACDであれば1枚組で割安に、しかも更に高音質になり得た商品です。残念ながら高評価は出来ません。
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43 people agree with this review 2009/11/09
3年ほど前だったら評価は星5つ相当だったはずのこの作品。最近の評価がゲテゲテに下がったのは、別に聴き手の感性の問題ではなく、売り方の問題が大きい。 とにかくCDの価格を引き上げたい思惑からか、やれ新素材だの新バージョンだのが次から次へとひねり出される「異常現象」は、オリジナルの音に慣れ親しんできた古参&熱心なファンであればこそ、苦々しく映るのでは? そしてレビュー欄が別々でないものだから、集計するとこんなことになる。 また仮に初心ファンが、「ボーナスや特典」入りでオリジナルの完成度が希薄になったバージョンを聴いて、低い評価をしたとしても、それは仕方がないことだと思う。 もうメーカーは、たかがCDやDVDフォーマットの範囲内で、名作をいじくりまわすのは止めにしませんか? 効果も意義も不確かな改訂ばかり続けて「値上げ競争」なんてやっている不思議な商品はCD(国内盤)ぐらいですよ。
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8 people agree with this review 2009/11/04
前作「GAME」に引き続き、Perfumeでしか味わえない音世界は健在。しかもムチャクチャ複雑に音を重ねているらしく、一、二度聴く程度では旋律を口ずさむことすら難しい曲が目立つ。だから万人向けポップとしては半歩後退した感があるが、その分、曲にプログレ的なスケール感が増している。又、「かわいらしさ」や「女性らしさ」を前面に出すよりも、やや中性的(?)でクールな音が目立つのが、今作の特徴だと思う。 ところで、一部のレビューを拝見していて気になるのだが…曲も存在感もこれほどインパクトとオリジナリティに溢れているユニットなのに、更にメンバー各個のパートや個性を曲の中で明らかにすることが、Perfumeとして果たして必要な事だろうか?という気はする。とにかく、これからも達者で、作品を重ねて欲しいものだ。
6 people agree with this review 2009/10/31
今まで曖昧だった部分の音が耳に飛び込んできます。 旋律と音色が心身に染みついたオールドファンならではの「違和」を感じる箇所も僅かにありますが、かつて、店頭の高級オーディオ機器でしか聴けなかったような音が自宅で再現できた驚きの方が圧倒的に大きいです。買い直して良かったと思える大満足のリマスター盤(輸入盤)でした。 ところで、本作の他、数作の日本盤について、輸入盤との内容の比較をする機会があったのですが…日本盤はもう少し、価格差に相応しい工夫をする余地があると思います。まず帯ですが、3種の色分けには意義があるのかも知れませんが、もう少し各作品のデザインに合わせたり、スペシャルジャケット(紙製)仕様に相応しいものには出来なかったでしょうか。かなり「チャチ」に見えます。 それと日本盤のブックレットですが、思っていたよりも情報に乏しく、これならば従来の日本盤の物を持っていれば十分なように思いました。以上、あくまでも個人的な感想ですが。
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3 people agree with this review 2009/10/22
ネットで拾い聴きしましたがかなりイイ感じの内容で、久々にCDで聴きたくなりました。 ただ、この先、仮に国内盤が出るにしても、SHM-CDで売られるくらいならば待たずにさっさと輸入盤を選択するでしょうし、又、一方では、この円高のご時世にしては、えらく割高な輸入盤の価格に納得しかねているので、今回のところは、配信にて数曲をチョイスして購入しようかと考えています。もしくはレンタルされるまで待つか…。ジャケには確かに惹かれるのですが。
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9 people agree with this review 2009/10/19
最近、SHM-CD限定の「特別仕様」再発品は、リリース数が少なく、かつ、売り切れば販売終了となる場合が大変に多く、評価を待ってから購入する機会を奪われているのが実に嘆かわしい。包装と盤材料が通常よりも高コストゆえに限られた数しか製作せず、しかも割高な日本盤の現状はいかがなものか? 但し、この作品は、そんな日頃の不満にも目をつぶってもいいかなと思える好企画。後は、ファンにとって、永く買いやすい売り方をして欲しい。 価格が定価でなく「参考価格」とされ、実質の定価がやや抑えられているのは興味深い。
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13 people agree with this review 2009/10/02
正直言って、聴いて良かったと思えるような目新しい発見も、感動もなかった。 それより、前の方のご指摘通り、いまだにCCCDで売られていることに、非常に不快感を持った。もしかしたら、ファンの年齢層を考えると、「オーディオ関係について知識が浅いために買ってしまった」なんて人が相当数いるかもしれない。現在では、自主回収されていてもおかしくない商品であり、国内メーカーや販売者の、ユーザーに対する誠実度の低さやBeatles作品の取り扱いについての志の低さを表しているようだ。 一体、輸入盤に劣る仕様で、しかも高価とは、まともなファンサービスと言えるのか?
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24 people agree with this review 2009/09/19
いきなり昔話ですが、1ドル=360円という固定相場制(古!)のご時世に、赤色ビニールで買った「Revolver」が確か2,200円か 2,300円だったと思います。 時を経て、輸入盤はまだしも、国内盤の価格は高止まりのままで、今更ながら、値段の差に驚きです。 思えば国内洋楽盤は、過去、幾多の円高という絶好の機会があったにも関わらず、価格の適正な下方修正を怠ってきたツケを今になってさらしています。 内容の評価とは全く関係ない話で恐縮ですが、つい40年間を振り返ってしまいました。 買うならば輸入盤にします。(…以上のコメントを送った所、なぜかMONO BOXの方にまとめられてしまったので、再度、送っておきます。なんか妙ですね)
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31 people agree with this review 2009/09/08
いきなり昔話ですが、1ドル=360円という固定相場制(古!)のご時世に、赤色ビニールで買った「Revolver」が確か2,200円か2,300円だったと思います。 時を経て、輸入盤はまだしも、国内盤の価格は高止まりのままで、今更ながら、値段の差に驚きです。 思えば国内洋楽盤は、過去、幾多の円高という絶好の機会があったにも関わらず、価格の適正な下方修正を怠ってきたツケを今になってさらしています。 内容の評価とは全く関係ない話で恐縮ですが、つい40年間を振り返ってしまいました。 買うならば輸入盤にします。
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6 people agree with this review 2009/09/04
…で結局、SHM-CD(2009年−国内新リマスター)盤の出来はどうだったのでしょうか? 買った人の評価が返ってくる前にあっさりと消えるとは、まるでワケあり品の「売り抜け」のようで、スゴくいかがわしい感じがします。 取りあえず作品そのものの評価は不変ですが…。
3 people agree with this review 2009/08/19
装丁が美麗で写真も面白いのだが、肝心の音楽に、どうにも覇気や面白味がない。メリハリが無く、味わいにもインパクトにも乏しく、悪い意味で、あっと言う間に聴き終わってしまう。 それと、この限定盤DVDだが…なんと日本語字幕は無く、たかが十分程度の映像が、しかも、ロンの短いタップダンス以外にこれといった見所も無い、よほどのマニアでもなければ、首をひねるような内容。 YouTubeあたりで「拾い物」として観賞する分にはいいだろうが、一回観ればもう結構といった感じ。決して映像が「満載」とは言えないし、聴き所も見所にも乏しくて、なんだか寂しくなる。シュールにも徹しきれていない。
3 people agree with this review 2009/08/11
ポップというよりは曲にフックとメリハリが出た結果として、一曲一曲が聴きやすくなり、シングル・ヒットも生まれたのだと思う。曲や演奏そのものには、ヒット狙いの迎合とか安直さはみじんも感じられないし、むしろ音や構成は相当に複雑と思われる。 Genesis未体験者は、ロック作品としての間口が極めて広いこの作品から初めて、プログレ体験へとさかのぼるなり、珠玉のポップ体験をたどることをオススメします。お金に余裕がある人は是非SACDを…。音質的には、SACDが決定版でしょう。
3 people agree with this review 2009/08/06
今作の終盤3曲は、息をのむほどドラマチックな展開。あらゆる音楽ファンの耳をもれなく十数分間釘付けにする力を持った、不朽の名作です。今回のSACD盤はCDトラックでしか聴いてませんが、それでも、耳が遠くなるまでに聴けて良かったと思える感動的な音でした。 ですから…DVD-Audioは本当に不要。一応、家のDVDプレーヤーで再生しましたが、CDコンポでCDトラック再生した方が、音は良かったです。機器のレベルの差でしょうか…? レンタル盤で音は確認できましたので、購入は中古盤にするか、あるいはSACD盤のみの、納得できる価格で販売された時に検討することにします。
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