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Review List of タカヒロ 

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  • 2 people agree with this review
     2010/01/11

    このアルバムは以降三作の圧倒的な人気ぶりからすれば一般的なリスナーの高評価が得られないのはある意味仕方ない事だと思う。何しろオーバーダブを極力控えた上に収録曲の殆どが1、2テイクで録られたという…まるでスタジオ・ライブの様な作品。次作以降、大幅に取り入れられる多彩なエフェクトやシンセやホーン・セクション、それにパーカッションといった楽曲に彩りを与える要素は全くナシ!!実に地味である。言わば贅肉を削ぎ落とした芯の部分しかない。ただ曲を書いて五人でライブ演奏してそれを録音しただけ!しかし、それがロックンロールの王道なんだよね。1stとかもそうだったけど、ジョニーウィンターとかSRVとかは毎度そんな感じのアプローチだし…(笑)エアロスミスの本質に触れたいなら絶対コレ!!当然ヤワなバラードやラブ・ソングは一曲も無いのでそこは期待しないように!

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     2010/01/05

    本作は聴き手によって特に好き嫌いが極端に偏る類のアルバムだと思う。サイケデリックといえど決してバンド演奏を主体にした正統派な作品ではないし、SEやオーケストレーションを効果的に使った点ではビートルズのサージェント・ペパーズ…に近い雰囲気だ。もっとも、あちら程ポップではないし全体像としては非常にスピリチュアル。Dなんて聴く度に同時代の特撮モノであるウルトラQやら怪奇大作戦のシーンが蘇ってきそうである(笑)

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     2009/12/30

    これは限定盤じゃなさそうだから発売後の評判を確認してから入手しようと思う。もう随分長い間見てないので記憶が曖昧だけど、ヴァイのパフォーマンスも含め映像的にはかなり地味な印象だった。レゲエ・ミュージシャンのように髪を編んで、直立不動で指板を見ながらうつむき加減で黙々とギターを弾く姿…彼がライブでエンターティナーとしての本格的なパフォーマンスを学習するのは、後にデイヴ・リー・ロスのバンドに加入してからの事。

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     2009/12/30

    率直な意見として、まさに時代の楔の様な素晴らしい作品には違いないと思うが…反面、ボウイ単独名義のアルバムであるにも関わらず、実際はブライアン・イーノのカラーがあまりにも強烈過ぎる。もし仮に、イーノ&ボウイ名義でこのアルバムが出されていたとしてもこの内容じゃ大概のファンは異議を唱えまい。そのぐらいアクの強いアルバムだ。ボウイの単独作品として捉えるにはあまりにも露骨にイーノに浸食されたサウンドに複雑な思いだ…

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     2009/12/29

    再発をくり返すより、いい加減リマスターして欲しいと思う。最新24bitリマスターで紙ジャケなら2800円でも文句言わず買うよ(笑)まぁ本家の英国EMIが動かなきゃ実現しないだろうけど…90年代前半の古いリマスター音源使ってるのって今ではビッグ・ネームじゃ他にZEPぐらいしかいないよなぁ。本作は俺の中では就寝時の定番アルバムの一つ。後半の牧歌的なアコースティック曲の所で眠りたいんだけど…大体は一曲目が終わらぬ内に寝てしまう(-_-)zzz

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     2009/12/28

    中途半端にポップな味付けの数曲によって、全体的に散漫な印象を与えてしまっているのは実に惜しい…アナログ時代から、AB面のそれぞれトップとラストに強力な曲を配した選曲はなかなかのモノだと常々思ってきた。つまり…@CDGとそれ以外。この4曲だけでも十分にこのアルバムを聴く意義を与えている。あと、メンバーが決まらず半分ぐらいはリッチーがベースも弾いてんだよね(笑)

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     2009/12/27

    グレート・ディシーバーのレビュー共々、過去に限定発売した音源が安価に流通するようになって恨み節を唱える輩もいるみたいだが…良質の作品が一定の期間を経て、より多くのリスナーに手頃な価格で提供されるのは歓迎すべき事だ。一部のマニアがこっそり楽しむ為だけのアイテムとして眠らせるより、低価格で開放して若い世代に聴いてもらう方が遥かに有益だろう。

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     2009/12/26

    当時はギター・ヒーローの戦国時代。優れたセンスとテクニックを兼ね備えた個性的なギタリストが履いて捨てる程いたし、雨後の筍の如く次々とニューヒーローも登場した…このバンドは特にグラハムと相棒ギタリストの個性(作曲の能力も含めた)才能によって成り立ってきた部分が大きい。極端な話、他のパートは無個性の烏合の衆に過ぎない。だからギタリストまでがキャラが立たなくなるとソロ・プロジェクトと殆ど変わらない。曲の善し悪しを抜きにした部分で『華』が無いのは否めないかな。当時何度となく聴いているはずだが、残念ながら印象に残っている曲が無い…

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     2009/12/26

    作風としての明確な意図があったとはいえ、キャリアを通しても傑作として不動の人気を誇るロウやヒーローズの頃の冷たく暗い無機質な音より遥かに好みである。リック・ウェイクマンは実に良い仕事ぶりだと思う。とにかく柔らかくて温かみのある音に癒される。音楽は自分の心や身体の状態とリンクする物。地味だが、疲れた時には結構聴く(効く)アルバムだ。

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     2009/12/25

    個人的にはウリ時代の最高傑作と評価している。ジャケの件は今後は欧米並にますます規制が厳しくなる一方だろうから、公式盤としてもう陽の目を見る事は無いだろうな…まぁどうしても欲しいならYahoo!オークションでまだまだ本物のLPが結構出品されてるからね。程度にもよるが極上品は数万は下らないジミヘンのエレクトリック・レディランドに比べたら全然安価で入手出来る。それでも最低4、5千円ラインだろうけど…

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  • 0 people agree with this review
     2009/12/25

    ドラムの音が完全に死んでいた前作に比べたら、スタジオ・ライブの様なアグレッシブな仕上がりは魅力的ではある。しかし時代のせいかギターの音もきらびやかになり、初期のダークさはすっかり後退してしまった。HRのアルバムとしては演奏、楽曲、アレンジなど総合的に非常に質の高い内容に違いないが…好みの問題でいえば最高とまではいかないというのが本音…後はジャケのしょうもないアートワークで損してる部分もかなりあると思う。イエスも同様だったがヒプノシスはサバスには絶対にミスマッチだろ(笑)

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     2009/12/24

    来年国内盤が発売される例のレア音源集BOX…出来ればSchool Daysなど、豪盤1stにしか収められていない曲もきっちりリマスターして入れて欲しかったのが正直な感想。本作は時期的にはデビューの頃の録音だが、当時アンガスは15、6歳のガキである。なのにR&Rやブルースのオーソドックスなスタイルを完璧にマスターした堂々たる演奏ぶりには、改めて聴いても圧倒される!速弾きのテクニシャンでは無いが、AC/DCの楽曲の演奏に必要な基礎的な技はリード・プレイも含め既に習得していたのである。ハイテクばかりに目を奪われがちな若いギターキッズにもB辺りをじっくり聴いて欲しいものだ。

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     2009/12/21

    個人的に一番好きな作品という訳でもないが…ビートルズがバンドとしてポジティブに機能していた絶頂期の作品に相応しく、実験的側面も決してやり過ぎにならず、さりげなく自然なところが逆にこのアルバムの凄みを際立たせていると思う。特にCDEFの流れなどは4人の個性を強烈に主張しながら全体の中で浮いた感じがまるでない。メンバーそれぞれの才能はまだまだ発展途上にあっただろうし、一般的な人気や評価が高いのは次作以降のアルバムだが、『個人の主張』と『バンドの和』が高い次元で絶妙のバランスを保ったピーク時の作品は紛れもなくこれだと思う。

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     2009/12/18

    当時の最新機材や優秀なスタッフに相応の制作費を投じて生み出された名盤、フィルモア・イースト・ライブとは比べるべくもないが…同時期の彼らのありのままのステージをダイレクトに2chデッキでレコーディングした本作品も別の意味で重要な遺産であるといえる。その頃のライブでの定番でありながらフィルモアには収録されていないフーチー・クーチー・マンやら、二枚目丸々44分のマウンテン・ジャムなど聴き応えは十分!後のミキシングによる修正も無く、イコライザー処理が為された程度のありのままのライブがここにはある。

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     2009/12/17

    今回の廉価盤の再発ではリマスター音源が既に流通しているにも関わらず、わざわざ旧マスター使用の不可解さ!久しぶりに聴いてみたくなって買おうと思ったがスルーした…

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