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Review List of Xm 

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     2012/11/13

    チェンバーでバロックポップ的なアレンジはハロルド・バティステというジャズミュージシャンですが、なかなか良い味出しています。
    曲は、ドリーミーなサイケポップからクラシカルなもの、ファンキーなもの、ウェスタン調のものまでバラエティーに富んでいて飽きません。特に2ndが良いですね。

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     2012/11/12

    趣味の良い男女二人組のソフトポップですね。少し残響が残った感じのセピア色のレコーディングも気分を盛り上げています。
    なかなかの名盤だと思います。

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     2012/11/10

    レトロでアンダーグラウンドな雰囲気が漂う、なかなかアダルトでオシャレなイージーリスニング風ポップですね。
    ありそうでない、作れそうで作れない、そんな粋なセンスを持っているアルバムだと思います。
    この人の他のアルバムも聴いてみたいと思いました。

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     2012/11/04

    ジャケットにしても音にしても、60年代サイケデリアにありがちのコミューンみたいな雰囲気がありますが、本人達は、そんなことまったく意識していないかのような淡々とした音作り。
    結果として、サイケ・フォークになったとしても、上っ面の流行りだけではない、もっと深いところから発っせられるミュージック・ルーツみたいなものを感じます。

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     2012/10/24

    ジャジィーで退廃的な雰囲気が印象的なアルバムです。
    ビリー・ホリデー、ジェイムス・テイラー、ビートルズからナット・アダレイまで様々な曲のクラシカルなジャズコンボの風アレンジはディック・ハリガンという人みたいですが、なかなか渋いです。
    特に、サックス、チューバなどの金管楽器、弦楽器やウッドベースなどが絶妙のタイミングで入ってきます。
    スーザン・カーターの歌声はジャジィーというよりフォーク系ですが、うまくバックとマッチしていて味わい深いですね。

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     2012/10/23

    テクニックは抜群で発想も良いんだけど、もうヒトヒネリ欲しいですね。
    なんか一本調子で、全部同じ曲に聞こえてしまいます。
    バイオリン、フルート、ギターの絡みやショスタコーヴィチのアレンジなど良いところまでいっているのに残念です。

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     2012/10/21

    シカゴのサイケデリック・フォークロックバンドの1stと2ndにシングルを加えたものです。
    '60年代後半のサイケシーンを色濃く反映したドラッギーで気怠い雰囲気。
    特に2ndは尾を引くギター、フニャフニャのオルガン、SE処理したモヤッとしたレコーディングが良い感じで雰囲気を盛り上げています。
    この時代のサイケ好きは気に入るんじゃないかと思います。

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     2012/10/21

    民謡調の節回し、ダーブカやバグパイプなど民俗色の強い楽器を使ったアヴァンロックです。
    ワールドミュージックとは一味違うロック特有のリズム感やサンプラーを使用するなど、シュールな肌触りがあります。
    コブシの利いた甲高い女性Vocalと民俗楽器の掛け合いにベースやドラムスが絡みます。
    民俗音楽を消化した独自の音楽性はセンスの良さとも相俟って、なかなか味わいがあります。
    他のアルバムも買ってみたいと思いました。

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     2012/10/16

    ファジィーな音響、ドリーミーでメランコリックな雰囲気はまさにサイケデリック。
    特にフォーキーな2nd「FAINTLY BLOWING」が良い。60年代のカラフルでネットリしたサイケの陶酔感に浸れます。

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     2012/10/10

    '71年バンド唯一のアルバム。英国らしい端正で重厚なサウンド。ブラスの絡みなど、楽器を生かしたアレンジは味わいがあります。ブラス・ジャズロックというと派手な印象を受けますが、なかなかシブイです。適度なドライブ感もあって気持ちいいです。

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     2012/10/07

    以前に「TOMORROW WILL BE TOO LONG」と題したコンピ・アルバムに1st「STRANGE BOUTIQUE」とともにこの2nd「LOVE ZOMBIES」も入っていましたが、待ちに待ったオリジナルジャケットで登場の単体アルバムですね。
    柔らかなビドのヴォーカル、捻りの効いた流れるようなメロディーラインに酔いしれます。
    LP時代のA面とB面の最終曲がインストとなっているのがこのバンドの特徴ですね。
    1stや名盤「ELIGIBLE BACHELORS」ももちろん良いですが、この2ndが一番好きです。

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     2012/10/06

    アニメ風ジャケットと平均年齢17才のハードロックバンドという情報だけだと肩透かしを喰らうほどスカスカで落ち着いた音です。
    そんなにハードではなく、どちらかというと哀愁漂う長めの曲が多い。だからといって、モロにプログレでもない。少しサイケなプログレ・ハードという表現がやはり一番近い。
    プロデュースがGreg Lakeということで、わざとやっているのだと思うけど、逆にこのスカスカの音が不思議な魅力になっています。2ndはもう少しハード寄り。こちらの1stの方が味があって好きです。

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     2012/10/04

    相変わらずの高度な音楽性と反骨精神。標題曲クリアトゥラでのアフタークライング節。ハンガリー語の語感が一種異様な雰囲気を醸し出します。
    クリムゾン風のヘヴィーなロックの合間に美しいシャンソンやクラシカルな小品。ソリストの技量も相当なもの。単なるプログレバンドとは一線を画す、すべての音楽を飲み込んだその存在感は、そこら辺のバンドとは格が違います。

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     2012/10/03

    これは、プーランク生誕100年('99年)に日本盤でも発売された5枚組4巻の全集と同じ内容のものですね。
    これは、厳選されたすばらしい全集だと思います。
    こんなに安くなっての再発は、私みたいに日本盤を大金叩いて買った人には、いささか拍子抜けですが、プーランク創作の中枢である声楽曲(シャンソン、メロディー、オペラ)はぜひとも日本語対訳が欲しいところです。

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     2012/09/07

    室内交響曲第1番のヴェーベルン編曲版は、ブーレーズのヴェーベルン全集にもない珍しいものなので期待して聴きましたが、演奏がイマイチなのか、ヴェーベルンらしい緊張感も音色の変化の妙もあまり感じられませんでした。総じて遅いテンポで、メリハリがない凡庸な演奏。ただ、この編曲版は、なかなか聴くことができない貴重な録音といえるでしょう。

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