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0 people agree with this review 2011/12/09
クラシカルで時にジャジーな雰囲気も漂うイタリアならではのセンスの良さが光ります。 クラシカルといってもシンフォ系プログレとは違い、室内楽的なアンサンブルで、アレンジや構成力は素晴らしいものがあります。 アダルトな雰囲気ながら、単なるAORやモダン・ポップで終らないテクニカルなところはさすがです。長年の経験が生かされた味わいのある逸品です。
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1 people agree with this review 2011/12/05
'60年代を感じさせる古臭い雰囲気ですが、やっていることは結構新しく微かなシュール感が漂う不思議なサウンドです。 曲調は様々で、ソフトロック〜ブルース〜サイケ〜プログレ風ジャズロックとバラエティーに富んでいます。 特にE「EATING FROM A PLASTIC HAND」の終盤近くで入ってくるSE処理されたサックス(orギター?)は聴きものです。
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0 people agree with this review 2011/12/04
グリーンランド出身の英国人アーティスト'78年〜'04年のコンピレーション。 ニューウェーブ風のエレクトロ・ビートにサイケデリアを掛け合わしたものが多く、シンセをバックに歌われるエレ・ポップ〜ウルトラヴォックス風ニューロマンティクス〜ノイジーでアヴァンギャルドなものまで多彩です。 特にタイトル曲「PSYCHOTROPIA」は、重厚なシンセにSE処理を絡めたオルタナ風のアヴァンギャルドな展開でドリーミーな雰囲気もあります。 しかしながら、この人の基本は、BEATLES〜ROBYN HITCHCOCK〜XTC(ANDY PARTRIDGE)などの正統派サイケに影響を受けたサウンドなので、ポスト・パンク〜ニューウェーブ期の雰囲気だけの凡庸なバンドとは一線を画す説得力のあるものとなっています。
1 people agree with this review 2011/12/04
KRAANというと、どうしてもフュージョン・ロックというイメージがあって敬遠してきましたが、聴いてみたらとても良かったです。 特にこの1stと2ndは、バンド・カラーとなるアラビア風のムードとサイケ・ヘヴィー・ジャズロックがアングラな雰囲気と相まって、同時期のジャーマン勢に勝るとも劣らないマニアックながらも存在感のある音作りとなっています。 完成度では「ANDY NOGGER」なんでしょうが、ジャーマンらしい粘っこさとアングラ感の強いこの初期2作品は、ジャーマン好きには堪らない魅力があります。
2 people agree with this review 2011/12/02
LOCOMOTIVE解散後に中心人物であるノーマン・ヘインズが結成したバンドの'71年唯一のアルバムです。 LOCOMOTIVEの管弦楽を配したクラシカルなサイケ/シンフォ/プログレ指向から、バンド中心のよりソリッドなサウンドに変化していますが、LOCOMOTIVEのMR.ARMAGEDDONを取り上げたり、E、Fの組曲形式の大作があったりと、アート色の強いサイケ/プログレ指向、バラエティーに富んだ曲作りは健在です。 LOCOMOTIVEは解散後に、アーシーでポップ寄りのDOG THAT BIT PEOPLEというもうひとつのバンドを生み出しますが、LOCOMOTIVEの音楽性を決定づけていたノーマン・ヘインズの才能にあらためて感心させられます。
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0 people agree with this review 2011/12/01
マンチェスターのバンド'70年唯一のアルバム。管楽アレンジなど'60年代のサイケ・ポップの雰囲気を残しながら、オルガン・フルートなどのプログレ風のジャジーな展開もあります。 時代を感じさせはしますが、西海岸風のポップなメロディー・ラインと英国らしいメロウな雰囲気が絶妙の味わいのあるアルバムです。
0 people agree with this review 2011/11/28
帯には、「カンタベリー色とシンフォニック色が同居したような独特のサウンド」とありますが、カンタベリー派より重厚で、もう少しロック寄りのサウンド。シンフォニック色はあまり感じられません。 初期のウィグワムやペッカ・ポーヨラのソロに近い凝った曲作りです。 かといって、スキャットを多用した女性ヴォーカルはフレンチ・ポップ風の雰囲気もあります。 複雑なジャズロックをフレンチな洒落っ気でさらりと聴かせる、ケベック派ならではのウィットに富んだサウンドといえるのではないでしょうか。
2 people agree with this review 2011/11/27
このバンドは古楽器を用いたルネサンス風トラッド・フォーク的なサウンドから徐々にポップ化されていきますが、作り出す音楽はどの作品も一貫してセンスが良く誠実なものです。 一般に、3rd「Fntasia Lindum」、4th「England」が絶頂期の作品といわれますが、「Blondel」以降の作品も使用楽器の変化はあるものの作風の変化はなく、音楽に対する深い愛情が伝わってきます。 ちなみに、個人的には2nd「Evensong」が、いちばん気に入っています。
1 people agree with this review 2011/11/25
フレンチ・カナダ、ケベックのアングルヴァン'77年唯一の作品。 ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、ギターなどのアコースティック楽器を多用したクラシカルなトラッド・フォーク風のサウンドですが、クラシックでもトラッドでもない独自の世界を構築しています。 完成度の高いアンサンブル、北国風の憂愁とフランス風エスプリの効いた曲展開の妙が溶け合う優美な名作です。
2 people agree with this review 2011/11/24
カナダのケベック・プログ・シーンを代表するブレジャンの'79年傑作2nd。ブレジャン兄弟(Vo.Key)を中心としてジャズ・プレイヤーを含む他バンドから多数のゲストが参加しています。 演劇風で時に朗読が入るヴォーカルとハード・ロックからムーディーなシャンソン、オペラ風合唱までSE処理を絡めた幽玄な音響効果で目まぐるしく展開する一大コンセプト・アルバムです。 キーマンである弟ミッシェル・ジョルジュ・ブレジャンのキーボード・ワークとライティング・センスは特にE〜Hで顕著ですが相当なもので、アヴァンギャルドな中にも説得力を持った音作りとなっています。
0 people agree with this review 2011/11/23
73分にも及ぶライヴのようなハイテンションのプレイは、サントラというよりコンセプチュアルなトータル・アルバムと捉えた方がいいです。 未発表映画のサントラと侮ると見過ごしてしまう完全度の高い名盤です。
CMUとは、Contemporary Music Unitの略らしいです。 これは、'71年の1st。 いかにも時代を感じさせるアングラ・サイケ・(ジャズ)ロックですが、このアングラ感とチープなスペイシー感が逆にこのバンドの味となっています。 スペイシーなブルース「Slow & Lonesome Blues」、愛らしい「Japan」、コミカルな「Clown」などもおもしろいですが、ヴィオラとグロッケンシュピールで始まる11分以上に及ぶタイトル曲「Open Space」は、不思議な空間を作り出すアヴァン・スペイシー・サイケで、このバンドの白眉といえます。
0 people agree with this review 2011/11/22
これはフォーク・ポップですね。@はハープシコードなんかを使って中世的な演出をしていますがB、Fとともにメランコリックというよりセンチメンタルなメロディ・ラインで、ありがちな作りです。ミドル・テンポの曲も多いですが、しっとりと聴かせるような自然な流れがなく、何かせわしない感じがします。商業的には成功しそうな作りですが、英国トラッド・フォークには、もっとすばらしいものがいっぱいあります。
1 people agree with this review 2011/11/14
'70年ブリティッシュ・ロック四人組唯一のアルバム。 サイケでヘヴィーなツイン・ギターやマンドリン、しゃがれ声のブルース〜ハードなヴォーカルはこの時代のアンダーグラウンドな雰囲気を醸し出しています。 民族音楽風のパーカッションをフィーチャーしたパワフルなDや12分に及ぶ大曲Gのブルース・バラード〜サイケ・ハードロックの展開は素晴らしい。 BLUES+HEAVY PSYCHE=HARD ROCK が確立されつつある時期の原始的なパワーを持った好バンドです。
0 people agree with this review 2011/11/09
意外にもストリングを伴った美しいフォーク・バラード「ただよいのセレナーデ」で始まるこのアルバムは、TG時代のインダストリアルな音はみる影も無くなっていますが、実はこのバラードは身震いするほどゾッとします。 ジェネシスの歌う魂のない、まるで死人が歌っているようなこのバラードは、「テルミヌス」〜「ギルトレス」〜「テンプルの預言」へと続くジェネシスの持つ「性と死」や反カトリシズムの思想(アルバム・コンセプト)を決定づけているような気がします。
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