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　2021/07/28

キャノンボール・アダレイ・クインテットとあるが、実際はマイルデイビス・セクステットがシカゴを訪れた際に、マイルス抜きで録音された。
ただ、アダレイ特有の陽気な雰囲気があふれた名盤。アダレイのソロは勿論、コルトレーンやウイントン・ケリーのソロも絶品。

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　2021/07/28

ジュリー・ロンドンは50-60年代にかけて活躍したハスキーボイスの美貌の歌姫。1955年録音の本作はジュリーの代表作でギター（バーニーケッセル）とベースだけの伴奏と言う実力が試される難しいフォーマットで歌いこんでいる。特に1曲目のCry Me A River は絶品。ボーカルファンなら必聴の名盤。
尚、Vol2は3年後の58年に同じベースとギターと言うフォーマットで録音された。

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　2021/07/28

言わずと知れたコルトレーンの最高傑作の完全版。1枚目がパート１〜４までのオリジナル中心、2枚目が編集過程と翌日にアーチーシェッﾌﾟを加えた別録音。3枚目は翌年夏の至上の愛の何とライブ盤。
5星以外はあり得ない傑作だが、2枚目はやはり歴史的資料の面も否めず、最初にはオリジナル版を聞き、感動した方が、更にこれに進むことを勧める。

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　2021/07/28

ポニー・ポインデクスターは1926年ルイジアナ州ニュージーランドの生まれ。40年代にプロ入り、エクスタイン楽団を皮切りに、ハンプトン楽団を経て60年台に入ってランバート・ヘンドリックス＆ロスのバック（LH＆R)を務めた。
本作はLH＆Rバック時代の秀作。全く無名のポインデクスターをマイルスのプロデューサーで有名なコロンビアのテオ・マセロが素晴らしい共演陣を用意した。
デクスター・ゴードン、フィル・ウッヅ、ペッパー・アアダムス、トミー・フラナガン、エルビン・ジョーンズときら星の如くのメンバーだ。エリック・ドルフィーまで参加、ソロも披露している。
内容も正当派の本格的ジャズでありながら、エンターテインメントあふれる。是非、一聴をと勧めたくなるご機嫌な一作。4星半。