アルベール・ルーセル・エディション(11CD)
商品ユーザレビュー
-
(1 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
検索結果:1件中1件から1件まで表示
-
フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 2019年05月16日
エラートとEMIフランスがワーナー傘下になったことで実現したルーセル・エディション。CD11枚は多いとは言えないが、主要作は網羅されており便利だ。ワーナーのBOXの楽しみはリマスタリングだが、今回エラート録音の音質改善が著しい。フランス国立放送管やコンセール・ラムルーはシカゴやボストンと比べメカニック的には勝負にならないが、音の鮮度を増したことにより往年のフランスの音が溢れんばかりに耳に届くのは嬉しい。演奏は総じて高水準だが、デュトワのようなルーセルの命である躍動するリズムを表現できなかったものも混じっているのは仕方ないところ。貴重なのはCD2の室内楽とオペラ・バレエ「パドマーヴァティ」。これだけでも価値があるし、演奏も大変優れている。なお、表紙のルーセルのカラー写真は百年程前のものだろうし、オリジナル・ジャケットも復刻され、相変わらずワーナーの仕事は極めて良心的であり、心から感謝したい。欲を言えばエラートのジャケットにはエラートのロゴもオリジナルのものを復刻してほしかった。10人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:1件中1件から1件まで表示