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ベートーヴェン(1770-1827)

SACD 交響曲全集 カール・ベーム&ウィーン・フィル(5SACD)(シングルレイヤー)

交響曲全集 カール・ベーム&ウィーン・フィル(5SACD)(シングルレイヤー)

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  • ★★★★★ 

    乱筆不治  |  東京都  |  不明  |  2021年03月07日

    ウィーンフィルが残した、正統派の演奏です。改めて聞いてみると、意外とテンポを動かしていたり、一部のパートを強調していたり、ベームなりの特徴が表れています。弦楽セクションの美しさはウィーンフィルならではです。合唱にウィーン国立歌劇場合唱団が起用されているのも、うれしいところです。最近は、こじんまりとした合唱団が起用されることが多いように思いますが、第9の祝祭的な雰囲気を味わうには、華やかな合唱がほしいなと思います。

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  • ★★★★★ 

    1stホルン  |  神奈川県  |  不明  |  2018年12月28日

    やっとSACD化されました。長年待っていました。 今となっては古いスタイルの演奏ですが、1970年代から聴き続けてる小生にとっては愛聴盤です。この全集、田園だけが飛び抜けて高い評価を受けていますが、他の曲もたいへん完成度の高い、何度聴いても充実した音楽を聴いた満足感に浸れます。ベームのおかげでかなり引き締まったフォルムの中で展開するウィーンフィルの響きはたいへん素晴らしく、とりわけ展開部での各楽器の交錯、重なり、受け渡しがよりはっきり聴き取れるようになりました。程よいホールトーンもよく、最新録音と勘違いしそうな鳴りの良さが体験できます。 ブラームスも大いに期待していますし、ベームには特にオペラで素晴らしい演奏が残されておりますから、今後に期待しています。

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  • ★★★★★ 

    プリン  |  奈良県  |  不明  |  2017年07月09日

    演奏はテンポの設定、造形ともこの当時のもっとも正統的なもので、特別変わった鳴り方がする箇所はない。VPOを振っているためか偶数番はどの曲も見事。第5は第1楽章再現部からガッツが入りいか見事。第9もいい演奏と思う。第7は終楽章再現部終結部にはいりテンポアップし加速しているが、オケストラん音量は上がらず息切れのように聞こえる。英雄は柔らかくよく歌うがおとなしすぎるように思う。レオノーレ3番フィデリオの演奏がSKドレスデンであることは、前レビューの方の指摘を見るまで気づかずVPOと思っていた。この記載がないのは大チョンボだ。音当たりが硬質だ。上記序曲はいい演奏で、奇数番はドレスデンのほうがベームの芸風に合っているように思えた。  録音は第5第9が大ホール以外の録音で音力レベルが低く、ボリュームをかなり上げるひつようがあった。第9はかなり声楽がクローズアップされた録音で、オケに音量を合わせて聞くと、バリトンのでの部分など大音量になり過ぎた。しかしこのため声楽のパートは聞いたことがないほど明瞭だった。録音全体として当時の水準か。低音はもう少し鳴ってほしいと思う箇所がある。

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  • ★★★★★ 

    幻想曲ヘ短調  |  東京都  |  不明  |  2016年11月25日

    【オケ名(ドレスデン)不記載は、商品としてあまりに不備】 ▼ジャケットにもケースにも、オケ名はWPだけで、せっかく「レオノーレV」と「フィデリオ序曲」がSKドレスデンで入っているのに、そのオケ名はどこにも記載が無い。これでは、「レオノーレ」も「フィデリオ」もWPが演奏していると、知らない人は思ってしまうだろう。HMVのこのサイトを見れば、その点、ちゃんと書いてあるが、しかし、商品としては、あまりに不備で、天下のDGよ、どうしたんだ、と叱咤したい気分。 ▼WPのベートーヴェン:交響曲全集としては、イッセルシュテットに次ぐものだったか。最初、第5がLP1枚で出て、価格は割高でも、とても高評価だったものだ。第9は音友社のレコード・アカデミー賞・交響曲部門を受賞。個人的には、マタチッチ/チェコ・フィルのブルックナー:第7のほうに獲らせたかったが、選評は「ベームに一日の長がある」との由。まあ、その比較さえ忘れれば、この第9が充分に名演だと認めるにやぶさかではない。 ▼この後、同じDGからバーンスタイン/WPでも全集が出て、そっちはライヴ中心ということで演奏にはバラつきがあるものの、興趣に溢れ、こっちのベームはセッションゆえ安定しているものの、安全運転に過ぎ、飛びぬけた魅力では一歩をゆずる、という評価が定着し、以後、この全集は、ずっとバーンスタインの後塵を拝していた。 ▼いま、改めて全曲、聴き直してみると、やっぱりベームはベームであり、’75年やシュターツ・オーパーとの来日時の、あの幸福な熱狂を想い起こさせる。

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  • ★★★★★ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2015年09月05日

    昔風のゆったりとした演奏、古典的な演奏好む方にはお勧め。 「田園」は同曲の中でもトップクラスの演奏。 「英雄」はベルリンフィルとのほうが緊張感があって良い。

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  • ★★★☆☆ 

    野うさぎ  |  神奈川県  |  不明  |  2015年01月04日

    ベームとVPOとのベートーベン全集。レベルの高い演奏には違いありませんが、演奏のスタイルは古風すぎる印象を持ちました。本演奏の特徴は、@暗くならない開放的な音色、A曲想にあわせた大胆な緩急の変化、およびB主旋律以外もしっかり聞かせる点にあるように思いました。これらの特徴が良い方向にでた第9番は素晴らしい演奏でしたが、第3番は明るすぎ、曲全体のバランスをくずしているように感じました。往年の演奏を愛する皆様には申し訳ありませんが、自分としては星3つの評価としました。

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  • ★★★★★ 

    爺さん  |  千葉県  |  不明  |  2014年01月07日

    諸兄の言われる通り、昔々レコードセットを購入した自分にとって(その頃ベトベン交響曲全集は、これが結構安い方だったけど12,000円位したと記憶する)このセットの廉価さには驚かされる。6SHM−CD限定盤の方がレコードと同じジャケット写真なのでどちらを購入するか悩んだが(つまらないところで悩む)、価格に負けた。だって演奏は同じベームだし、便利さでCDを購入するんだから音質で「うーん」って思ったらレコード聴けばいいし。などと思いながら聴いてみると、やっぱり素晴らしい。昔から誉れ高い6番はもとより、9番は「こんなに良かったっけ」と再発見した心境。多くの名指揮者がベトベン全集を出しているが、実はこれがNo.1なのかも。

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  • ★★★★★ 

    TKOクラシック  |  神奈川県  |  不明  |  2013年09月21日

    こんな価格でこのセットが買えるなんて。レコード世代です。70年代のカラヤン・ベルリン・フィル、ベームのウィーン・フィル、高校生で財力もなかったのですが、来日のライブに行かなかった(行けなかった)のが、今も残念に思います。カラヤン、ベームなどは、私たちの世代は、手にするだけで、聴くだけで、豊かな気持ちになれるのですが、若い人たちは、どう感じるのでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2013年08月10日

    往年のウィーンフィルの薫り高い響きを生かしたベートーヴェン。このころのベームはまだテンポが遅すぎることもなく、彼ならではの峻厳さもオケのまろやかな響きに中和され、節度といい快適な響きといい、申し分ない。カラヤン、クリュイタンスとベルリンフィル、バーンスタインとウィーンフィルなど廉価で手に入る優れたベートーヴェン交響曲全集は少なくないが、その中でも屈指のものだ。当然、ファーストチョイスにも好適だ。

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  • ★★★☆☆ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2012年06月28日

    カール・ベームの指揮の特徴は、フレーズの区切り方にある。同時代のカラヤンがレガートを多用するのに対し、ベームは一つ一つの音を立たせる。余り立たせすぎると音楽がぎくしゃくしそうだが、ベームの強みは、VPOという最高の伴侶を得たことだ。アインザッツを敢えて完璧に揃えず、僅かにずらすことによって、アンサンブルにふくよかさを出すのがVPOの持ち味だが、これが、ややすると硬直しがちになるベームの指揮に柔軟さを与えることに成功したのだと思う。こうした相乗効果がフルに発揮されたのが《田園》だ。ベートーヴェンの全交響曲の中でも最もふくよかさが要求される一方、「嵐」に見られるようなダイナミックさも必須という曲であり、多彩な表現手腕が試されている。第1楽章冒頭から、まるで朝露に濡れた若葉が風にそよぐような“匂い”を感じる。さすがVPOという質感だ。次いで《運命》の終楽章を挙げたい。とにかくテンポ感覚が抜群だ。これしかない、という程、一切の過不足のない毅然とした音の運びは感動ものだ。逆に曲の前半は、やや力を温存し過ぎている憾みがある。相手がVPOだけに、更に上を求めたいものだ。《英雄》も、ふくよかさに重きを置くなら当盤だが、タイトでアグレッシブな質感を取るならBPOとの旧盤だろう。第7にしてもそうで、リズムの神化たるバッカス的なニュアンスが不足している。特に終楽章は集中力が持続しておらず、ベームにしては不出来の部類に入る。バイエルン放送響とのライヴが超名演だった故に、尚更物足りなさが募る。録音は概して良好だが、第4番にモスキート・ノイズが混入しており、ヘッドフォンで聴くと耳が痛くなる。その他も、OIBPの悪癖たる中音域のアンバランスさがやや気になるところだ。SHM化による高音質を標榜するにはいささかインパクトに欠ける。パッケージも、薄っぺらいビニールに入れられたCDが安っぽい外箱に入れられているだけで、これでは廉価盤BOXより酷い。総じて、買って損したとまでは言わないが、いささか満足度に欠ける一組と言えよう。

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  • ★★★★☆ 

    ウルパパ  |  長野県  |  不明  |  2012年04月21日

    レコード時代にベームを聴いた世代です。今は、音楽評論家からの「推薦」も少なくなり、若い世代の方々には少々なじみの薄い指揮者とでも言ったところでしょうか? でも今一度CDで聴いてみると、ベートーヴェンの交響曲に限らずかなりいい演奏が多いと思います。流線型のカラヤンや全身全霊のフルベンとは違う、なにか古き良きドイツ-オーストリアの雰囲気を感じられるからです。ベスト・ディスクを中心に集めるのではなく、チョイスを増やすのがクラシックファンの楽しみではないでしょうか?是非、座右の指揮者として愛聴頂ければと思います。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年01月07日

    昨年(2011年)はベーム没後30年であった。生前は、とりわけ我が国において、当時絶頂期にあったカラヤンに唯一対抗し得る大指揮者として絶大なる人気を誇っていたが、歳月が経つにつれて、徐々に忘れられた存在になりつつあるというのは残念でならないところである。そのような状況の中で、本年7月に、ベームによる3つの名演のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化、そして先般、ベームの得意のレパートリーであったモーツァルトの交響曲全集及び協奏曲・管弦楽曲集、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスの各交響曲全集がSHM−CD化されたというのは、ベームの偉大な芸術を再認識させてくれる意味においても極めて意義が大きいと言わざるを得ないだろう。本盤には、ベートーヴェンの交響曲全集(及び3つの序曲)がおさめられているが、これはベームによる唯一の全集である。ベームは、本全集以外にも、ベートーヴェンの交響曲をウィーン・フィルやベルリン・フィル、バイエルン放送交響楽団などと単独で録音を行っているが、全集の形での纏まった録音は本全集が唯一であり、その意味でも本全集の価値は極めて高いと言える。ベームによる本全集の各交響曲や序曲の演奏は、重厚でシンフォニックなものだ。全体の造型は例によってきわめて堅固であるが、その中で、ベームはオーケストラを存分に鳴らして濃厚さの極みと言うべき内容豊かな音楽を展開している。スケールも雄渾の極みであり、テンポは全体として非常にゆったりとしたものである。演奏は、1970〜1972年のスタジオ録音であり、これはベームが最も輝きを放っていた最後の時期の演奏であるとも言える。ベームは、とりわけ1970年代半ば過ぎになると、持ち味であった躍動感溢れるリズムに硬直化が見られるなど、音楽の滔々とした淀みない流れが阻害されるケースも散見されるようになるのであるが、本演奏には、そうした最晩年のベームが陥ったリズムの硬直化がいささかも見られず、音楽が滔々と淀みなく流れていくのも素晴らしい。いずれの楽曲も名演であると言えるが、最も優れた名演は衆目の一致するところ第6番ということになるであろう。本演奏は、ワルター&ウィーン・フィルによる演奏(1936年)、ワルター&コロンビア交響楽団による演奏(1958年)と並んで3強の一角を占める至高の超名演と高く評価したい。本演奏の基本的な性格は前述のとおりであるが、第4楽章の畳み掛けていくような力強さや、終楽章の大自然への畏敬の念を感じさせるような崇高な美しさには出色ものがあり、とりわけウィンナ・ホルンなどの立体的で朗々たる奥行きのある響きには抗し難い魅力があると言える。次いで第9番を採りたい。ベームは、最晩年の1980年にも同曲をウィーン・フィルとともに再録音(ベームによる最後のスタジオ録音)しており、最晩年のベームの至高・至純の境地を感じさせる神々しい名演であるとは言えるが、演奏全体の引き締まった造型美と内容充実度においては本演奏の方がはるかに上。とりわけ、終楽章の悠揚迫らぬテンポであたりを振り払うように進行していく演奏の威容には凄みがあると言えるところであり、グィネス・ジョーンズ(ソプラノ)、タティアーナ・トロヤノス(アルト)、ジェス・トーマス(テノール)、カール・リッダーブッシュ(バス)による名唱や、ウィーン国立歌劇場合唱団による渾身の合唱も相まって、圧倒的な名演に仕上がっていると評価したい。その他の楽曲も優れた名演であるが、これらの名演を成し遂げるにあたっては、ウィーン・フィルによる名演奏も大きく貢献していると言えるのではないだろうか。その演奏は、正に美しさの極みであり、ベームの重厚でシンフォニック、そして剛毅とも言える演奏に適度な潤いと深みを与えているのを忘れてはならない。音質は、1970年代初めの頃のスタジオ録音であるが、従来盤でも十分に満足できるものであった。本全集のうち、第6番〜第8番については既にSHM−CD化されていたが、今般、全集及び3つの序曲がSHM−CD化されるに及んで、従来盤よりも若干ではあるが、音質が鮮明になるとともに音場が幅広くなったと言えるところだ。もっとも、ボックスとしてはあまりにも貧相な作りであり、安っぽい紙に包まれたCDの取り出しにくさについても大いに問題があるなど、必ずしも価格(9000円)に見合った作りにはなっていないことを指摘しておきたい。ベーム没後30年を祈念したCDとしてはいささか残念と言わざるを得ないところだ。せっかく発売するのであれば、SHM−CDと言った中途半端な高音質化ではなく、より豪華な装丁にした上で、全集が無理でもとりわけ至高の超名演である第6番のみでも、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤で発売して欲しかったという聴き手は私だけではあるまい。

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  • ★★☆☆☆ 

    karayanus  |  UNITED KINGDOM  |  不明  |  2011年12月17日

    田園、運命、第九だけが聞ける。 他は平板。WPOにしては。 以上

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  • ★★★★★ 

    Yuniko  |  Niigata  |  不明  |  2011年12月06日

    昨年(2010年)大晦日のベートーヴェン全交響曲連続演奏会に打ちのめされ、今年はベートーヴェンを買いまくりました。交響曲全集は、岩城&N響、コンヴィチュニー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、マゼール&クリーヴランド管、カラヤン&ベルリンpo1977年来日ライヴ、そしてベーム&ウィーンpoと5種類も購入していました。どれもみなすばらしい演奏で、ベートーヴェンの交響曲を聴く楽しさ・幸せを満喫させてくれましたが、ベーム&ウィーンpoの演奏は「古典派交響曲をじっくり聴いたなあ」という充実感を満たしてくれます。「田園」は以前から世評も高く、しっとりした瑞々しい演奏を予想していたのですが、ずいぶんと骨太の硬派の演奏に聞こえました。第2・第4・第8といった偶数番交響曲も、骨格のしっかりした造形の中にそれぞれの曲の美しさを表現しています。初期の第1と、レビューで評価が分かれている第3・第5・第7・第9も一音たりともゆるがせにしない充実しきった演奏です。3曲収録されている序曲(エグモント、コリオラン、プロメテウスの創造物)も交響曲に劣らぬ重厚な名演です。 この全集は、ドイツ・グラモフォンがウィーンpoとレコーディング契約を結んで最初のレコーディングだったはずです。のちのカラヤン、バーンスタイン、マゼールらのウィーンpo録音と比べると、音の印象が少し違うのがおもしろいと思います。第5・第9はムジークフェラインザールでの録音ではないようですが、録音場所の違いによるウィーンpoサウンドの違いも楽しめました。 オリジナルのデザインを生かしたボックスというのもうれしいですね。 音楽はもちろん、演奏・録音と3拍子そろったこの全集。重量感あるオケで堂々としたベートーヴェンを味わいたい人、伝統的スタイルのベートーヴェン(古楽ばやりの今は旗色が悪いですが)をじっくりと味わいたい人、絶対に「買い」です。

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  • ★★★★☆ 

    CANDI  |  金沢市  |  不明  |  2007年11月23日

    5番と9番以外は最高の演奏だとかねがね思っていたが、その2つはムジークフェラインザールでの録音ではないことに最近気付いた。ムジークフェライン恐るべし。私が持っている安物のステレオでさえ、1番、2番の冒頭の音は、5番の有名な運命の主題より明らかにふくよかで深く雄大な音がする。それにより曲全体の大きさ繊細さが全く違ってくる。コンセルトヘボウ同様、木管の優雅な響きやバイオリンの絹糸を紡ぐような美しさはムジークフェラインの賜物か!

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