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ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲第3番 クルト・ザンデルリング&ベルリン放送交響楽団(2001)

交響曲第3番 クルト・ザンデルリング&ベルリン放送交響楽団(2001)

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    困ったお父さん  |  三重県  |  不明  |  2021年03月05日

    ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管との演奏も名演でしたが、こちらはスケールがさらに大きくなり、第3番が後期交響曲群と全く遜色のない作品であると実感します。特に終楽章ラストの部分、果てしなく続く地平線の彼方に巨大な夕日が真っ赤に天空を染め上げ、ゆっくりと、ゆっくりと沈んでいくような…そんな印象を感じさせてくれます。ブルックナーファン必聴の名演です。

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    fossil  |  埼玉県  |  不明  |  2019年05月07日

    待望のザンデルリングの遺産が遂に正規盤として登場した。 初めてこの演奏を耳にした時の驚きは筆舌に尽くせないものがあった。 ザンデルリングが円熟の大家だという認識はあったが、この演奏は彼が超一流の巨匠の域にあったことを認識させてくれた。 流行とは無縁の演奏だが、正に泰然自若というか、オーケストラをゆったりたっぷりと鳴らしながら音楽の意味を紐解いていくような趣がある。 第1楽章の展開部など止まりそうなほどのテンポで大器の余裕を見せてくれるが、驚くべきはフィナーレのコーダだろう。 そこにはかつて聴いたことのない天を仰ぐばかりの威容が現出し、聴く者を別世界の感銘へと連れ去ってしまう。 ユニゾンで最後の三つの音が鳴り終わった時、あまりの偉大さに呆然としてしまった。 このような演奏を成し得たザンデルリングに深い敬意の念を禁じ得ない。 ザンデルリングの未発表録音はまだまだ存在すると思われる。 今後も新たな音源が日の目を見ることを願いたい。

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