Copland (1900-1990)

CD Orch.works: V / A

Orch.works: V / A

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    レインボー  |  不明  |  不明  |  25/April/2023

    このCDはアーロン・コープランドの代表的な作品を集めたアルバム。 3人の演奏者が演奏しており、編集盤である。 まずは、アンドレ・プレヴィン指揮、セントルイス交響楽団による組曲『赤い子馬』 セントルイス交響楽団との共演は珍しいが、さすが元は映画音楽とプレヴィンの出身分野だけあって、溌剌とした演奏が特徴です。 『市民のためのファンファーレ』『リンカーン・ポートレポート』の2曲はユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団で収録しています。 さすがフィラデルフィア・サウンドで有名になっただけに演奏は確かな安定感があります。 『ロデオ』『戸外の序曲』はルイス・レーン指揮、クリーヴランド・ポップス管弦楽団。 レーンはこの中で無名ですが、セルの副指揮者としてセル時代のクリーヴランド管弦楽団に加わり、セル没後はダラス交響楽団やアトランタ交響楽団の指揮者を務めた。 録音はアトランタ交響楽団時代にテラークと、クリーヴランド管弦楽団時代に数枚のアルバムを残しており、これは後者の録音から復刻したもの。 オケはやや粗いがいかにもアメリカと言った演奏で、ローカルな味わいのある良い演奏だと思う。 どれも最上とは言えないが、年代を考えるとそこまで悪い音質ではないと思う。

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