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Ravel (1875-1937)

CD Orchestral Works : Abbado / London Symphony Orchestra

Orchestral Works : Abbado / London Symphony Orchestra

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    せごびあ  |  愛知県  |  不明  |  16/September/2018

    ロンドン時代が最もアバドらしかった時代ではないでしょうか?時代を先取りした洗練された瑞々しく生き生きとした演奏です。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  16/September/2011

    これは素晴らしい超名演だ。アバドが最も輝いていたのは、ベルリン・フィルの芸術監督就任前の1970年代〜1980年代にかけて、ロンドン交響楽団やシカゴ交響楽団とともに数々の演奏を繰り広げていた時期というのが大方の見方であるが、本盤の演奏はその頂点にも位置づけてもいいくらいの至高の超名演と高く評価したい。冒頭のボレロからして、とてつもない気迫と強靭な生命力が漲っていると言える。加えて、アバドの歌謡性豊かな指揮ぶりは健在であり、主旋律をこれ以上は求め得ないような豊かな情感を込めて歌い抜いていると言える。そして終盤に向けて畳み掛けていくようなエネルギッシュな高揚感は圧巻の迫力を誇っており、あまりの演奏の壮絶さに終結部にはロンドン交響楽団の団員の絶叫(この表現が適切か否かについては議論の余地があるが、とりあえず本レビューではこの表現を使用させていただくこととする。)までが記録されているほどだ。この自然発生的な絶叫は、アバドの許可を得て敢えてそのままにしたということであり、これはアバド自身が本盤の会心の超名演の出来にいかに満足していたかの証左であると言えるだろう。スペイン狂詩曲も素晴らしい。同曲特有のむせ返るようなスペイン風の異国情緒満載の各旋律を、アバドは徹底して歌い抜いており、その極上の美しさには抗し難い魅力に満ち溢れていると言える。各曲の描き分けの巧さも卓抜したものがあり、これはオペラを得意としたアバドの真骨頂とも言えるだろう。そして、祭りの終結部のトゥッティに向けて畳み掛けていくような気迫と強靭な生命力はボレロと同様であり、あまりのド迫力に完全にノックアウトされてしまうほどだ。バレエ「マ・メール・ロワ」と亡き王女のためのパヴァ―ヌは一転して繊細な抒情が際立っていると言える。それでいて、アバドは弱音を重視するあまり演奏が薄味になるというようなことにはいささかも陥っておらず、どこをとっても内容の濃さと持ち前の歌謡性の豊かさを損なっていないのが素晴らしい。いずれにしても、こうして本盤全体を聴き終えると、この当時のアバドがいかに凄みのある名演奏を繰り広げていたかがよくわかるところであり、ベルリン・フィルの芸術監督にマゼールを差し置いてアバドが選出されたのも十分に理解できるところだ。アバドの統率の下、ラヴェルの管弦楽曲に相応しいフランス風の洒落た味わいのある名演奏を繰り広げたロンドン交響楽団に対しても大きな拍手を送りたい。音質については、従来CD盤でも十分に良好なものであったが、今般のSHM−CD化によって、若干ではあるが音質が鮮明になるとともに、音場が幅広くなったように思われる。もっとも、アバドが最も輝いていた時代の圧倒的な超名演であり、同時期にアバドがロンドン交響楽団とともにスタジオ録音した他のラヴェルの管弦楽曲集などとともに、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化をしていただくことをこの場を借りて強く要望しておきたい。

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    ぱちげる  |  西日本  |  不明  |  19/February/2009

    “このボレロは、他のボレロの演奏と違うところがあります。クライマックスのところで、ロンドン響のメンバーが「あること」をしているのです。これは、演出だと思うのですが(もし、自然にそうなったのだとしたら、物凄いことです!)、その試みは成功していると思います。速めのテンポで何気なくすすんでいき、いよいよ、クライマックス・・・!!その点だけでも、他のボレロと一線を画すといえるのではないでしょうか。”

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