Sym.1, 7: Bernstein / Cso
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2012年09月25日
全曲で合計85分に及ぶ「レニングラード」は、まあ、そのタイミングからでも想像できる通りの大演奏。ただ、「遅い」という印象は受けません。ぎっちり中身を詰めて、必然的に導かれたテンポだからでしょうか。録音の加減なのか、乾いた音で、かつ中低域がやや響かず、量感に若干欠ける感じでして、そこが惜しいな。特に低音がもっとずしずしくると圧倒的なのですがね(週末にN響で聴いたばかりなもんで、実感あります)。そしてもう一つ想像を逞しくしますと、編集でずいぶん手を加えたんじゃないかなあ。突き抜けた迫力とか、一瞬で襲ってくるようなパワーが今一歩のような気がします。また、第3楽章の詠嘆ももう一歩かなあ。この曲はホントに深い「哀しみ」を背負った音楽で、そこが十分に奏でられないとただの大騒ぎになっちゃいます。「哀しみを背負った者が最強」という、北斗神拳伝承者みたいな感じですが(?)、結構泣ける音楽ですよ。だから、これはスゴイ大演奏なんですけれど、妙に平板な印象が出てきてもいます。それでもなんでも、立派な演奏には違いありません。シカゴ交響楽団はまさにスーパーオーケストラぶりをいかんなく発揮して、見事というべきでしょう。第1番は、作曲者の天才ぶりを世に知らしめた傑作とされますが、私個人はどうにも魅力を感じることができません。ま、それは私のせい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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New Alessi | 千葉県 | 不明 | 2009年11月18日
タコの中でも7番は有名ですが、僕は今一良さが分からないので他の方にお譲り致しますが、1番は好きなので…。7番もパワフルな演奏が予想されますが、1番も例外ではありません。特にTPのハーセスやTB軍団も音色がシカゴならではのもの。ただ残念なのが、テューバでは神様扱いされていますジェイコブスですが、3楽章での、ビヨヨーンとしたキモチ悪いソロや4楽章でのフライングは遺憾です。という事で星ヨッツ!!!(マチャアキ風)0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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古河のジラーチ | 茨城県古河市 | 不明 | 2009年02月13日
7番はもう他の方が述べている通り。大迫力・大スケールの圧倒的な演奏。それにしてもシカゴ響の金管楽器は人間業とは思えない。ラストの驚異的高まりにはなぜか笑ってしまった。ヘッドフォンか何かで聴くと確実に耳が痛くなるはず。そして一緒に収録されている1番!ショスタコ若書きの短い作品だが、これがまた面白い。この時点で既に、ほとばしる才能が隠しきれないという感じ。自分は1番を繰り返し聞きました。国内盤の「レニングラード」は9番が一緒になってるので、1番とセットのこの輸入盤がおすすめです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ロイド | 茨城 | 不明 | 2007年02月23日
これはバーンスタインの魅力でもあり魔力ですね、この演奏を聴いてしまうと他の演奏があっさりしたものに聞こえてしまうバーンスタイン晩年のパターンです。この演奏の場合は作品の音楽性と相性が良いので私は好きです。スケールの大きさだけでなく細部にも神経が行き届き第一楽章の背筋がゾッとする様な表現力は白眉と言えます。ただ個人的には4楽章のテンポ設定はもう少し柔軟性をもたせた方が良かった気がします。音質も良好なCDで絃の一部に歪みを感じる他は卆がありません。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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