安野希世乃

CD 涙。 【初回限定盤】(+DVD)

涙。 【初回限定盤】(+DVD)

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    ♂猫Junn-Junn  |  東京都  |  不明  |  2017年09月24日

    今年2017年7〜9月まで放映された「異世界食堂」(全12話)、 そのED曲「ちいさなひとつぶ」 が、作品の余韻をいい感じで味わえる印象深い歌声の曲だったので、 買ってもいいかな…と思って確認したら、 シングルCDでは出てなくて、この全7曲計35分のミニアルバム「涙。」 の収録曲だってことが分かって、 どうしようかと思ったけど、試しに買って、お目当ての「ちいさなひとつぶ」 以外の曲も聴いてみようかな、という気になったので、 注文して入手し、実際に聴いてみて… とりあえず、最初、歌詞カードとか見ないで曲だけを10数回ずつ聴いて、 それから、歌詞カードを見ながらじっくり聴こうか、 と歌詞カードの冊子を手に取って見たら、 縦書きの歌詞で、その辺、拘っているんだな…みたいな感じだったね… 各曲の歌詞を、 和風の詩集みたいな感じでアレしたかったという感じなのかな…。 全体的な印象としては、 濁りなく澄み切ったクリアな歌声っていうのがこの安野希世乃 という人の売りなのか、 その辺はよく分からないけれど、少なくともこのミニアルバムとしては、 そこを活かす、または、そこを前面に押し出す形の7楽曲を集めた、 みたいな全7曲計35分だったな、 という印象。 で、その…最初、歌詞カードとか見ないで曲だけを10数回ずつ聴いて、 それから歌詞カードを見ながら聴いていたら、 ついつい、声を出して一緒に歌いたくなるような…で、 実際に声を出してみると、意外と、 どの曲も、 声がスッと出るように曲が創ってあるのかな? みたいな、そういう部分も、ちょっと感じたり…あと、そうやって、 実際に声に出して歌ってみると、 少し心が軽くなるような…その辺も、このミニアルバムの魅力なのかも… まぁ、ついつい声に出して歌いたくなるっていうのは、 それだけ曲や歌声に魅力があるっていうことの証でもあるんだろうから… 自分としては、そこそこ、気に入った、 ということかな…。 個別の印象を幾つか徒然に書き記しておくと… 2曲目「さよならソレイユ」は、 馬がパッパカパッパカ走ってるような感じのパーカッションの音が、 個人的には強く印象に残った曲…歌詞は… ソレイユ(太陽)とルミエール(光)はフランス語っぽい表音表記のアレなのに、 リグレット(後悔)だけは英単語の表音表記のアレなのが、 統一性がなくて、ちょっと気持ち悪いな、 と…一応確認したら、 英語でもフランス語でも、「regret」と同じスペルの単語がある …っていうか語源的には、 フランス語の語彙が英語圏に流入して英単語の語彙になった単語なので、 英単語と仏単語で同じ綴りの語彙があっても不思議ではないんだけど、 ただ、 フランス語での発音は「リグレット」では全くないわけで… まぁ、ソレは作詞家の仕事の問題で、 この安野希世乃って人の責任じゃないんだけど… とりあえず、曲自体は印象にも残るし好きな曲だけれど、 歌詞内容に関しては、ちょっと、そういう部分が、個人的には、気になった、 というか、もう少し何とかならなかったのかな… と。 4曲目「悲劇なんて大キライ」は、 収録曲中で唯一の、ロック系の楽曲…全7曲の中の真ん中の4曲目で、 いい感じのアクセントになっている、という感じ。 …歌詞内容は、誰か、大切な人が自殺でもしちゃったんですか? みたいな感じかな…。 6曲目「ねぇ、話をしよう」は、 漠然とした印象だけど、この曲は、 歌詞カードを見て聴きながら一緒に歌っていて、 岡崎律子さんを、何か思い出したな… もう今から20年前の「Ritzberry Fields」の頃の岡崎律子さんを。 7曲目「戸惑いトレイン」は、 作曲と編曲の板倉孝徳って人は…プリパラの曲とか作ってる人でしょ? みたいな自分の中での印象だったんで、avex系の人だよね? と思ってたら、ちゃんと歌詞カードに、 Licensed by avex pictures Inc. と明記されていたね…ボーナストラックって扱いなのは、 FlyingDogで創った曲じゃないから、 ってことなのかな…でも是非このミニアルバムに一緒に収録したい、 ってことだったのかな…とか思ってたら、 よくよく確認すると、この安野希世乃という人は、 事務所はエイベックス・ピクチャーズだけど、 エイベックスの音楽レーベルからじゃなくて、 ビクターエンタテインメント系列のFlyingDogで音楽活動している、 って感じみたいで、へぇ、と思ったり。 …まぁ、そんなこんなで、元々は、 3曲目「ちいさなひとつぶ」だけが目当てで買ったミニアルバムだったけれど、 全7曲夫々、聴くだけでも、一緒に歌っても… 個人的にはそこそこ楽しめたんで、そういう意味では掘り出しモノな作品に、 偶然でも何某かの縁があって巡り逢えたのは、 とりあえず幸運だったかな、と満足しています…ただ、 上述したように、 このミニアルバムの全体的な印象としては、 濁りなく澄み切ったクリアな歌声…というのが一番の特徴であり売りだとは、 思うんだけど…でも、その… 真っ直ぐで癖のない、濁りなく澄み切ったクリアな綺麗なピュアな歌声… みたいなのは、このミニアルバムとしては魅力的だけれど… その、真っ直ぐで癖のない、とか、クリアな歌声っていうのはどちらかと言えば、 合唱とかコーラスに向いた歌声っていうか… 声優とか役者として歌う場合には、 余りにも真っ直ぐで癖のない綺麗な声、っていうのは逆に、声に個性がない、 とも言えちゃうわけで… このミニアルバムはコレで正解っていうか、魅力的だけれど、 今後、この安野希世乃って人が、 どういう音楽を、どういう声で歌っていくんだろうな… というのも気になるというか… まぁ、また縁があれば、 この人の別の音楽作品と巡り逢って買って聴きたくなる… そんな日が来ればいいかな… と、今は漠然と、そう思う程度だけど、当面は、 今、 手許に届いてから半月くらいの期間で各曲23回ずつ以上は聴いたって段階だけど、 このミニアルバムを、もう少し繰り返し繰り返し聴いて、 味わいながら楽しめれば、それで今は十分かな… 個人的には、そんな感じです。

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    micarosu  |  静岡県  |  不明  |  2017年08月06日

    透明感のある綺麗な歌声。 アニメ『異世界食堂』のエンディングテーマである「ちいさなひとつぶ」を聴いたとき、それを感じた。 さかいゆうさん作曲による流麗なメロディもこの歌声の良さを引き出すには申し分なく、一度でも聴けばその歌声に虜になってしまうことだろう。 それと同時に、この歌声ならばバラードがとても良く合うのではないかとも感じさせてくれた。 アルバムにはその期待通りの「I remember」や「涙。」、「ねぇ、話をしよう」のようなゆったりとした負楽曲が多数収めれており、その美しい歌声をじっくり堪能することが出来る。 だが、それだけで終わらせないのがこのアルバム。 浮遊感を漂わせながら疾走する「さよならソレイユ」では、星の光のようなキラキラとして芯のある歌声を披露しているし、「悲劇なんて大キライ」ではちょっと低めでクールな歌声まで聴かせてくれる。 この2曲はどちらも存在感ある名曲。 歌声としての魅力はもちろん、アルバムとしての彩りにおいても大きな役割を担っていて、楽曲の幅を広げつつ、ギュッと引き締めてくれている。 バラードだけでなく、アップテンポでも違ったよさを感じさせるなど、一言では語りきれない魅力。 それが詰まったミニアルバムだ。

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