トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > シュトラウス・ファミリー > 美しく青きドナウ〜シュトラウス:ワルツ・ポルカ・マーチ集 ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル(1966)

シュトラウス・ファミリー

SHM-CD 美しく青きドナウ〜シュトラウス:ワルツ・ポルカ・マーチ集 ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル(1966)

美しく青きドナウ〜シュトラウス:ワルツ・ポルカ・マーチ集 ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル(1966)

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (4 件)
  • ★★★★☆ 
    (0 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:4件中1件から4件まで表示

  • ★★★★★ 

    困ったお父さん  |  三重県  |  不明  |  2021年07月14日

    近年のリマスター技術は年々進歩しているようで、素晴らしい音質になっていると思います。「2001年宇宙の旅」に使用された「美しく青きドナウ」はこの演奏。この曲を聴くたびスペースシャトルや宇宙船が頭の中をよぎります…。オケはベルリンフィルですがカラヤンが振るとウィーン風に聴こえてくるのがミソ。有名曲ばかりでとても楽しめます。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    kudappy  |  千葉県  |  不明  |  2016年04月13日

    1960年代におけるDGGのカラヤン=ベルリン・フィルのイエス・キリスト教会 録音の中で秀逸の1枚である。 以前購入したBOXでも飛び抜けて音が良いので、思わず録音スタッフを確認したら、案の定バランスエンジニアはHans-Peter-Schwigmannだった。ギュンター・ヘルマンスではこうはいくまい。DGGではプロデュ−サーのトーマス・モーリー を別格とすると、彼以外ではKarl-August-Naeglerくらいか。余談だがバ−ンスタインのDGG録音はNaegler収録作品が他のバランスエンジニアの作品を圧倒している。 それにしても、あれほどレコーディングに執着したカラヤンの録音がほとんど劣悪であるのは何たる皮肉であろうか? 彼は自分のDGGとDecca録音を比較して何とも思わなかったのだろうか? 本作品も、もし「ラ・ボエーム」のようにゴードン・パリ―が録音していたら RCAのライナー盤に匹敵したことは言うまでもない。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2011年11月27日

    カラヤンのシュトラウス作品群では,私にとっては何と言っても晩年の初の「ニューイヤーコンサート」。長らくのファンである私には,映像,音声共に涙なしには聴けない(観れない)。毎年,お正月に気分だけでも味わおうと,必ず聴いている(観ている)。ところで,このセッション録音も勿論素晴らしい。馥郁としたウィーンの香りというイメージではなく(あえて避けているようにさえ感じる),純粋な芸術作品の表現として,これ以上は考えられないほどの完成度。『こうもり序曲』『美しく青きドナウ』『ラデツキー行進曲(またはトリッチ・トラッチ・ポルカ)』『皇帝円舞曲』と4曲続ければ,1つの大作交響詩『ウィーン』ができそうな雰囲気。よく言われるカラヤンの「どんな小品でも聴き応えのある作品に仕上げてしまう手腕」を改めて実感。SACD化で,音も非常に聴きやすくなった。低音,高音共にふくよかに。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年11月26日

    本盤には、カラヤンがベルリン・フィルを指揮して1966年に録音したヨハン・シュトラウス、同2世、ヨゼフ・シュトラウスによるウィンナ・ワルツ集がおさめられている。オーストリア人であったカラヤンは、ウィンナ・ワルツを得意中の得意としており、録音の点数もかなりの数にのぼっている。ベルリン・フィルとは、本演奏の3年後にもヨハン・シュトラウス2世やヨゼフ・シュトラウスのその他のワルツ集をスタジオ録音しているし、1980年にも3枚にわたるウィンナ・ワルツ集のスタジオ録音を行っている。そして、ウィーン・フィルとの演奏では、1959年のスタジオ録音と、最晩年の1987年のニュー・イヤー・コンサートのライヴ録音が名高いところである。この他にも数多くの録音が遺されているが、これはカラヤンが、自分の祖国の音楽として、ウィンナ・ワルツに深い愛着を持っていた証左と考えられるところだ。それだけに、いずれの演奏も名演であると考えるが、特に、1987年のニュー・イヤー・コンサートのライヴ録音が最晩年の枯淡の境地を感じさせる味わい深い名演として随一に掲げたい。そして、カラヤンの個性が全面的に発揮された名演ということになれば、カラヤン、そしてベルリン・フィルが全盛期にあった本演奏(加えて1969年の演奏)を掲げたいと考える。全盛期のカラヤン&ベルリン・フィルの演奏は、分厚い弦楽合奏、ブリリアントなブラスセクションの響き、桁外れのテクニックをベースに美音を振り撒く木管楽器群、そして雷鳴のように轟きわたるティンパニなどが、鉄壁のアンサンブルの下に融合し、およそ信じ難いような超絶的な名演奏の数々を繰り広げていたと言える。カラヤンは、このようなベルリン・フィルをしっかりと統率するとともに、流麗なレガートを施すことによっていわゆるカラヤン・サウンドを醸成し、オーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な音のドラマを構築していた。本盤におさめられた各楽曲の演奏においてもそれは健在であり、どこをとってもいわゆるカラヤン・サウンドに満たされた極上の美演に仕上がっていると言っても過言ではあるまい。そして、これらの各楽曲におけるカラヤンの聴かせどころのツボを心得た語り口の巧さは筆舌に尽くし難いものがあり、正に本盤におさめられた各楽曲の演奏は、あらゆる意味で非の打ちどころがない圧倒的な超名演と高く評価したいと考える。聴き手によっては、ウィンナ・ワルツの演奏としてはシンフォニックでゴージャスに過ぎると言った批判も十分に予測できるところであるが、私としては、これだけの圧倒的な音のドラマで楽曲の魅力を堪能させてくれた本名演に文句は言えないのではないかと考えているところだ。本盤については、国内盤が長らく廃盤であり入手難が続いており、リマスタリングの対象にもならなかったことから、必ずしも満足な音質とは言い難い初期盤を長らく愛聴してきたところである。しかしながら、今般、ついにシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化が図られることによって、従来CD盤をはるかに凌駕するおよそ信じ難いような圧倒的な高音質に生まれ変わったところだ。本シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤の艶やかな鮮明さや臨場感にはただただ驚愕するばかりであり、あらためて当該シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤の潜在能力の高さを思い知った次第である。いずれにしても、カラヤン&ベルリン・フィルの全盛期の至高の超名演を、現在望み得る最高の高音質を誇るシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤で味わうことができるのを大いに喜びたい。そして、可能であれば、1987年のニュー・イヤー・コンサートのライヴ録音についても、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化をこの場を借りて切にお願いしておきたいと考える。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:4件中1件から4件まで表示