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マーラー(1860-1911)

SHM-CD 交響曲第1番『巨人』(花の章付き) 小澤征爾&ボストン交響楽団

交響曲第1番『巨人』(花の章付き) 小澤征爾&ボストン交響楽団

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  • ★★★★★ 

    おとちゃん  |  大分県  |  不明  |  2024年04月10日

    小澤さんの最高の青春の記念碑。これ程清々しい巨人はない。シカゴ時代の尖った演奏には後にない若い意欲を感じる。そして、サンフランシスコを経て、ボストンの初期がこの盤である。幻想ではおとなし過ぎたと感じたが、このしなやかな青春譜のなんと心地よいことか。当時、ベルリンフィルでも大喝采を受けた演目である。後の巨人も素晴らしいが、ボストン響では私はDG盤が好きだ。取るならば斎藤記念の盤の方が最終結論というか小澤さんのシカゴを取り戻したようあ巨人の方を取る。いずれにせよ、小澤さんで何か一つと言われれば、一番に上げる好きな演奏がこの盤である。ここには青春がある。

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  • ★★★★★ 

    ゆっきー  |  千葉県  |  不明  |  2021年03月21日

    全曲を聴き終えるとわかるが、第1楽章は演出も多少抑え気味である。最初から飛ばすと聴いている方も疲れてしまうという配慮なのか。花の章があるのがいい。地中海を連想させるのどかな風景だ。余計なことをしないのが小沢のスタイルなのか、第4楽章(全4楽章版の第3楽章)までは全く印象に残らない。第5楽章が秀逸の出来。小澤音楽の激しさそのものである。このようなものをシングルレイヤーで出してくれたレコード会社企画の方には感謝したい。

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  • ★★★★★ 

    rela-cla88  |  愛知県  |  不明  |  2021年03月10日

    小澤のディスコグラフィーの中でも指折りの録音だと思います。後にベルリンフィルと録音した完成度の高い演奏もありますが、私はこの演奏に大きな魅力を感じます。若々しくエネルギッシュ。溌溂としていて、小澤はこの交響曲への想いを迷うことなく真正面からぶつけているような気がします。BSO も小澤の情熱に全力で応えています。最終楽章の堂々とした表現は自信に満ち溢れており、コーダにおける金管の咆哮などは、他のどの演奏からも得られないと思えるほどの高揚感をもたらします。若きマーラーの青春交響曲に相応しい素晴らしい感動的な演奏だと思います。 この時期にDGで録られたチャイコフスキー5番、ブラームス 1番と並んで、小澤 / BSO の代表的な名演ではないでしょうかね。 皆さんにも是非聴いていただきたい演奏です。

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  • ★★★★☆ 

    マンボウ  |  兵庫県  |  不明  |  2021年02月23日

    我らが小澤征爾がボストン響の音楽監督に就任して間もない頃のマーラー1番。 他の人も書かれているが、若さみなぎる素晴らしい演奏! 録音もこの当時としてはピカイチで、ボストンシンフォニーホールの残響が豊かでとても良い! 私にとってはワルター/コロンビア響と並んで大好きなディスクだ。

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  • ★★★★★ 

    昭和の名盤楽派  |  東京都  |  不明  |  2018年05月06日

    冒頭の一音目から音が生き生きしている。音の粒粒が聞き手にビンビン迫ってくる。ボストン響の音色が実に美しい。スケルツォのテンポも絶妙である。この演奏は小澤とボストン響の最良期を示す貴重な記録の1枚ではないか。マーラーの1番というと世間的にはアバド、テンシュテットやワルターなんかに目がいきがちであるが、本盤こそ当曲の決定盤として認知されるべきものだといえよう。

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  • ★★★★★ 

    テリーヌ  |  Hyogo  |  不明  |  2017年12月09日

    今まで聴いた小澤さんのマーラー演奏については、個人的には2番や9番が感動的だったのですが、最近になって聴いたこのボストンSOの第1番が衝撃的に素晴らしいと思いました。62歳になってようやくこの演奏を聴いたことに、遅すぎた後悔よりも、出会えた喜びの方が大きいです。

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  • ★★★★★ 

    びびり  |  愛知県  |  不明  |  2012年06月20日

    熱いです。青春があります。体当たり感が伝わってきます。

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  • ★★★★★ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2012年03月25日

    これは小澤征爾さんの大傑作ディスク。曲の魅力を存分に味わわせつつ、演奏者たちのスペックの高さもまた明瞭に示しております。ここでのボストン交響楽団はホントに素晴らしい。美麗きわまる弦、音色の綾も美しい木管、朗々たる金管、一瞬でよい反応を示す打楽器、そして全体に覇気があって、まさにこの若書きの曲にふさわしい鮮やかな音響をまきちらしながら豊かな表現を示しています。それもこれも、小澤さんのこの時の「霊感」によるのではないかな。再録音は残念ながら出来が落ちちゃったからなあ。「花の章」はとても美しい曲で、個人的には大好きなので、これまた大変に嬉しい。録音も超優秀。アナログ末期のいいところが出て、つややかでカラフル。ま、荒れるところでもうちょっと暴れても、という気もしますが、これでも十分。これは大傑作。大いにお薦めいたします。

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  • ★★★★★ 

    hijidon  |  宮城県  |  不明  |  2012年02月06日

    皆さんが同様に述べられているように、この演奏はワルターに並ぶ名演奏だと思う。自分もこの演奏で「巨人」の魅力を教えられ、どの楽章も当時のオザワのベストと言っても過言ではない。「花の章」があろうがなかろうが、この演奏は1級品の演奏だと思う。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年07月24日

    こうしてHMVの指揮者別のCDカタログ画面を見ていると小澤征爾の指揮盤にはマーラー作品が現時点では数では上位の位置を占めており何がこの状況に至らしめているのかなぁと自問しております。例えば交響曲第1番「巨人」をチェックして見ますと手元資料から今まで三度録音しております・・・即ち本盤1977年BSOを振った演奏(演奏タイム@15’48A5’53・・・これが「花の章」でこの楽章のみ1984年録音B7’31C11’11D19’53)、同じくBSOを振った1987年盤(タイム@15’58A7’29B10’35C20’01)そしてサイトウキネンOとの2008年ライブ盤(タイム@15’22A7’42B10’28C20’46・・・拍手込み)と言った具合で偶然かほぼ十年周期の収録となっております(タイム的には他指揮者とそんなに違いはないようです)。さて、本盤演奏から感じた事を申しますとこの曲はマーラー作品中一番分り易い面・・・タイトルがジャン・パウルの小説「巨人」から来たという事より最終楽章の堂々たる運びのイメージやタイタンではなくジャイアンツから来る身近な「巨人」イメージで特に日本では親しまれている様です・・・もありますが作曲当初あった第2楽章「花の章」が付いている事が特徴であります。この「花の章」は多分に歌謡的な美しさに満ちた曲で他の楽章と共に小澤(当時42歳と若かったですね)の実にさっぱりした肌合いのアプローチが得てして強調されるユダヤ的アプローチとは別路線的のそれも聴き飽きしないある種「普遍的」なフィーリングがひょつとしたら先の自問への自答になりそうです。第1楽章の後段、詰め寄る様な管楽器とティンパニーでの起承転結は見事です。第3楽章の濁りの無い処も特徴的だし少しゆっくり目の第4楽章から阿鼻叫喚を想起する最終楽章のスタートも効果的です、最後の詰めは勢いがありながらよく整理されすっきりしています。この曲に必要な「若さ」も適当な素晴らしい演奏と思いました。後年録った「花の章」が挿入されているのが気持ち的には一貫性から少しひっかかりはしました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    としちゃん  |  宮城県  |  不明  |  2010年08月20日

    輸入盤2枚組で聞き込んできた名盤だ。ジャケットの格好良さに惹かれ、かつ小澤の第1番だけしか聴かないので買い換えた。やはり私としては第1番の筆頭。最終楽章の堂々たるコーダは、かのワルター以来と言いたくなるほど素晴らしいと思う。オケは最上、必要十分に上手く、反応の良さと上品さとがある。サイトウキネン盤は未聴。この盤で満足している。『花の章』は、聴きたくないときはプログラムでとばしている。

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  • ★★★★★ 

    k.k  |  大阪府  |  不明  |  2010年08月09日

    巨人を好きな曲にしてくれた演奏です。それまで、この曲の定番は、ワルターでした。悪くはないのですが、いかんせんコロンビア響の技量と、CBS特有の録音の悪さも手伝ってかなり損をしていたように思っていました。この小沢の巨人は、まさにスマッシュ・ヒットといえるものです。フィナーレでは、これでもかというようにボストン響を鳴らしています。両者の関係がうまくいっている印象でした。花の章付の録音も貴重です。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2010年03月30日

    小澤征爾41歳、日本から、西洋音楽へ挑戦する才能を知らしめる一枚。色あせぬ青春、勉学と苦闘、天才的技術、能力、音楽姿勢の結晶(花の章は、数年後の後録り・・)。この清々しさ、迫力、歌い回し。このころの氏と、ボストンにしか出せぬ音が記録されている。これからも聴かれ、語り継がれる名盤。

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  • ★★★★★ 

    てつ  |  千葉県  |  不明  |  2009年08月22日

    この演奏、第一楽章を聴くだけで解りますが「良く鳴って」います。花の章もよく聞くと2番以降の交響曲に影響を及ぼしているということが解るように演奏しています。確かに小澤に突き詰めた表現を求めるのは違うと思いますが、表現意欲が空回りする演奏よりも間違いなく素晴らしい。また、意外と抑制が効いています。開放と抑制を両立させることはどれだけ困難か、曲自体をよく読みきった小澤の価値観がボストン響と相俟って成果となった名盤と言って良いと思います。ただ、このディスク1977年の録音。やはり小澤の名盤は若い頃ばかりなのかと思うと少々複雑・・かも。ところで、HMVのレヴュ−でも活躍の村井翔教授の著作から小生は多くを学びました。マーラー好きの方は是非一読をお勧めします。

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  • ★★★☆☆ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2009年07月22日

     無味無臭という意味で、見事なまでの小澤節演奏だと思う。 曲そのものの面白さに助けられ、(録音当時にしては)ぶっ飛び?な名演だったことが想像に難くない。しかし奇演怪演跋扈する21世紀にもなると、この様な「単なる名演」は、相対的に存在価値が減ずるのはやむおえないと言えるだろう。  ただ「花の賞」が付いている事は、CD選びの大きなアドヴァンテージになるだろう。 この楽章、個人的にはイヴァン・フィッシャーの方が好きだが。。。

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