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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲全集 ラトル&ベルリン・フィル(5CD+3BD)(日本語解説付)

交響曲全集 ラトル&ベルリン・フィル(5CD+3BD)(日本語解説付)

商品ユーザレビュー

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    pyon  |  東京都  |  不明  |  2018年12月16日

    添付のBDの一部に画像乱れがあり交換をお願いしたのですが、「到着から7日経過しており対応できない」とのこと。他にも色々買ったし、これらすべてすべて一週間以内にチェックしろというのは余程の暇人かと思います。 中身は悪くありませんが、買わないほうがいいと思います。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2017年03月09日

    EMI、Warnerとの契約が無くなり、BPOが、自主レーベルを創設、ライヴチクルスを重ねて、まとめて一気に録音、デジタルコンサート等の特典も付けての販売。満を持してのベートーヴェン全集。私の様にこれだと狙いを定めて、1枚ずつちまちま買うという事が現状出来ない。21世紀、ベルリンフィルなんだから、仕方ないか、とも、思う。分売も希望と、記しておく。 「英雄」は、2002年のウィーンフィルとのムジークフェラインでのEMI盤がある。ウィーンフィルとは、刺激的ピリオドスタイルと若々しいビルディングロマンスの賛否両論の演奏でした。私は、FM等で聴いたバーミンガムとの演奏の方が徹底と、お互いの経験、信頼感が感じられて、より好んでました。でも、ウイーン盤もよく聴いてました。  そして、13年後、ベルリンフィル退任を発表した後のこの演奏。やはり、ピリオドもありますが、そこは器用なイギリス人、これまでのベルリンでの経験と、カラヤン、アバドの音色も残しつつ、スケールの大きさよりも、円熟、真摯に、求められている音楽を、オーケストラと共に、細部にも気を使いながらの崇高と言ってもいい位のベルリンフィルの熱演、高揚と絶望を含み、感動、新鮮。深化した情感と進化した技。これまでの21世紀、ラトルにとっても、シベリウスと並んで、自信たっぷりの代表、後世にも誇るべき名演。  「ポーギーとベス」を見て、心酔いし、応援してきたラトルは、ここまでクラシックの王道にも、革新にも身を捧げ、成し遂げた。 まだまだ、ベルリンでも、ロンドンでも東京でも、やってくれるだろう。理想と目標を、多くの人に揉まれ、支え、導き、導かれて。

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  • ★★★★★ 

    yk  |  京都府  |  不明  |  2017年03月01日

    昨年に発売されていたものだが、ラトルへの興味が薄れつつあったこともあって私は迂闊にも(聴きもしないで)端から無視していたセットだった。今年の初めに偶々ネット上で4 &7番の演奏を聴いて自らの不明を恥じました(https://www.digitalconcerthall.com/ja/home)。 まず、なんと言ってもベルリンフィルの”音”が素晴らしい。それも、いい楽団がただ良い演奏をしていると言う演奏ではない。明らかにラトルと言う指揮者の下で長年培ってきた経験と技量をフルに駆使して演奏と言う創造を成し遂げた演奏だと思う。比較的小編成の強みを生かした軽快なフットワークを持った演奏だが、決して針で天を突くような音(演奏)ではなくて(敢えて言えば)フルトヴェングラー以来のベルリンフィルらしい足が地に着いた安定感があって聴衆に余計な負担をかけることなく音楽を聴くことに専念させてくれる。新しい時代に即した新しい時代の演奏は、伝統を切り離しても伝統に囚われても可能ではないことをこれらのベートーヴェンは教えてくれる。 ビデオで見ると少し小太りになったラトルも今年62歳。2015年の録音と言う時点でラトルも齢60歳である。彼も知らぬ間に若手のホープから、還暦を迎える歳になったのだとつくづく思う。そういう年齢からくる”老成”がこの演奏の一部にあるのだろうと思うが、この演奏の魅力は到底そんな在り来たりな説明だけで全て語れるものではないと思う。この演奏を聴いて私は2002年にラトルがベルリンに就任して以来行ってきた(私には不満だった)様々な試みや努力の意味がようやく理解できたような気がする。 ベートーヴェンの新しい校訂版楽譜を使ったという演奏には、昔のラトルなら一見奇を衒うかにも聴こえかねない新しい響き・新しいリズムがいたるところに聞こえてくるが、それが不思議なくらい自然に聴こえる。ビデオのドキュメンタリーでラトル自身”しばしば間違った解釈に陥ってしまうこともあった”と言っているが、その言葉が決して達観でも老成でもないラトルの今の実感であることを納得させてくれる。 この録音に聴かれる演奏では一聴ラトルに有る強烈な革新性(或いは攻撃性?)は後退しているようにも聴こえる。ある意味で力みの無い自然体で流麗な演奏は、刺激の無い無難な演奏にも聞こえるかもしれないが、この演奏は”刺激”などと言う瞬間の悦楽ではないベートーヴェンの交響曲にある普遍性に挑戦して21世紀初頭に現れた今世紀の基盤を築く演奏なのだと思う。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    ゲゲゲアサ  |  神奈川県  |  不明  |  2016年11月30日

    特に、ブルーレイオーディオは1番から9番まで入っているので、1枚再生すれば一日中聞くことができる。ラトルの演奏には気に入らない解釈もあるが、さすがはベルリンフィルの演奏という部分が各所で聞くことができる。シューマン、シューベルト、シベリュースの全集のブルーレイオーディオも素晴らしい。

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  • ★★★★★ 

    TOCHIPAPA  |  広島県  |  不明  |  2016年08月16日

    カラヤン亡き後、アバドも「最高」とまでは思えず、大好きなティーレマンでもなにか不満が残り、ヤンソンスに救われた感のあった「ベートーベンの交響曲全集」。  ダメ元で買いましたが、EMIのショボイ録音のせいもあってほとんど馴染みのなかったラトルで、胸のつかえがおりたような気がしました。  HTSさんのおっしゃるように、今後二十年、いや、三十年、四十年にわたって「名盤」として君臨するのではないでしょうか。  70年代のカラヤンで「もう終わった」と思ってる世代の人にも、ぜひ聴いていただきたい。カラヤンを箱買いした世代の方はもう70代、80代になっておられて、「いまさら」、「BDは要らないからもったいない」という思いもお持ちかもしれませんが、「昔はよかった」という寂しさが吹きとぶんじゃないかと思います。  音質も極上、豪華な装丁も、ディスクの購入者へのリスペクトが感じられて、所有する満足感も得られますし、ティーレマン盤で感じたような「ライブのお下がり」な感じもありません。  ラトルの解釈とか私には分かりませんが、「ベルリン・フィルのベートーベンはこうあって欲しい」と思うそのままがそこにあるような気がしました。

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    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2016年08月11日

     ラトルとBPOがようやくベートーヴェンの全集を発表してくれた。古今さまざまな全集を名だたる指揮者が世に問うてきたが、それらにひけをとらないどころか、十分に存在意義をアピールできる品質にあると思う。フルトヴェングラーやカラヤンなどの演奏と異なるのはもう仕方がないし、そもそも同じなら発表する意味もなくなるのだから。    端的に表現すると、筋肉質で軽快ながら重厚さにも不足しない明晰なベートーヴェンと私は解釈している。 変に理屈ばって語らせることもなく、BPOに歌わせていき、しめるところではビシッとしめる。楽器編成は決して大きいわけではないが、ここぞという時の「ドカン」と来てほしいところでは豪快にやってくれるBPOの凄さ。洗いなおした楽譜を使いながらも、それに固執したり無理やりな強調に頼らずに、むしろそこから更なる喜びを見出すような新鮮な感覚が印象に残る。特典映像のドキュメンタリーで観ても「ラトルと楽団が同じ目標を掲げて共に作り上げていったベートーヴェン」であることが理解できる。        1番や2番のフレッシュな演奏、3番の凄烈な迫力(第2楽章、弦の弱音の使い方は鳥肌モノ)、4番のはつらつとした明るさ(クライバーのそれにも匹敵)、5番のたたみかけるようなパワー、6番ののびやかな歌(第5楽章の喜びの表現は絶品)、7番では楽団が実力を発揮しリズムの自由闊達さは最高潮、8番に表われる遊びの自由な精神、9番の崇高な戦いと讃歌・・・。     決まりきった言葉遊びになってしまったが、おそらく皆が期待するベートーヴェンの交響曲を、BPOの機能性で表現しきった力作と評価したい。 毎度ながら安くはないベルリン・フィル・メディアのCD&BDセットだが、その価値は十分すぎるくらいあります。

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    HTS  |  東京都  |  不明  |  2016年05月30日

    今後20年間は、ベートーベン交響曲全集の王様!! クラシック・ファンなら、誰もが聴きたい観たいベートーベンの交響曲。歴史上の巨匠はもとより、現在の巨匠の演奏も記録メディアから視聴するのが一般的だ。 それ故、どの指揮者も後世へ遺産を遺した。歴史を遡ると、ワインガルトナーやメンゲルベルクに行き付くが、一般的には、1950年前後のトスカニーニやフルトヴェングラーのモノラル録音、1980年代のカラヤンの映像を伴うステレオ録音が、好まれていたと思う。 2015年10月のラトル・ベルリンフィルによる本拠地フィルハーモニーでのチクルス。現在の素晴らしい技術を使って、音も映像も見事に捉えられている。小生は5夜共会場で視聴したが、満席の聴衆の熱狂ぶりは物凄かった。 カラヤンの映像記録から、約30年の年月が経った。久し振りの大全集。今後20年間位、ベートーベン交響曲全集の王様として、輝き続ける様に思う。 ボーナス映像として、ドキュメンタリーやラトルのインタビューがある。何と輸入盤でも、ドイツ語、英語、そして日本語の字幕が付いている。嬉しい!

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  • ★★★★★ 

    平手造酒  |  東京都  |  不明  |  2016年05月17日

    若い頃のラトルの演奏の特徴は巧妙な語り口。聴き手が斬新かつ新鮮に感じたのはラトルの持つ感性の鋭さゆえだったのではと思う。ミュージックバードで放送のあった1999年プロムスでの田園(ウィーン・フィル)、2002年ウィーンでの田園(ウィーン・フィル)、いずれもみずみずしい感性から導き出された名演だった。1998年ザルツブルクで聴けた4番、7番、9番(バーミンガム市響)も愉悦感あふれた未来志向の希望に満ちた演奏だった。若いラトルが手兵のオーケストラと合唱団を引き連れてザルツブルクのモーツァルテウムと大劇場で敢行したベートーヴェンは、ムーティやマゼールの陰に隠れ、それほど人気があった演目ではなかった。実際、日本からのツアーで聴いたのは私たちだけだった。隔世の感がある。 2002年のウィーンとの全集が、ト書きのくどさを抽出したような説明臭い恣意的なものに感じたのはおそらくEMIの平面的な録音のせいだと思う。同時期のORF録音がみずみずしい感性とオーケストラの妙技を捉えていたのに残念でならない。 今回のベルリンとの録音も細部へのこだわりと微に入り細を穿ちの語り口は変わらず。変わったのはわざとらしさが後退したこと。その分、聴き手が耳をそばだてる必要がある。そのことは、最初、全曲をiPadに放り込んで通勤電車で聴いたものの、ラトルらしさが後退したとしか感じなかったことからもいえる。しかし、静寂の中で聴くことの出来る妙技と語り口。ラトルはラトルでしかないのがわかった。ラトル好きには堪らない全集である。

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  • ★★★★★ 

    やっす  |  北海道  |  不明  |  2016年05月15日

    充実した響き、深化を極めた解釈、素晴らしい音質。ついに待望のラトル/ベルリン・フィルのベートーヴェン全集が販売された。ラトルが前回、ウィーン・フィルと録音したものは弦楽器の響きが貧弱であり解釈もあざとく感じられた。それは決して何回も聞きたいと思うようなベートーヴェンではなかった。そのようなこともあり今回の購入は若干の不安を抱えてのものであったが、その不安は交響曲第1番の冒頭を聞いて一気になくなった。どうやらラトルは今回のベト全でノンヴィブラートを抑えめに演奏したらしい。なるほど、弦の音が実に豊かに聞こえる。特に低音が素晴らしい。やはり低音あってのベルリン・フィルだ。音が実にシンフォニックで豊かになってる。ウィーン・フィルとの録音とは大違いだ。やはり、私はオケを聞くなら室内楽的な響きよりも響きが充実した方が好きだ。さらに解釈も前回程、あざとくは感じられず、より自然に曲に馴染んだものになった。そこにラトルの円熟を伺うことが出来る。特に5番と7番は久しぶりに聞いて感動させられた。まさに天才ラトルとBPOだったから成せた演奏だろう。間違いなくこの演奏は21世紀を代表するベートーヴェンになるのではないか。過去の演奏にとらわれない新時代の美しいベートーヴェンを見せてくれたラトルとBPOに拍手。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

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    singet225  |  岐阜県  |  不明  |  2016年05月14日

    BPOはラトルを選んだのはやはり正解だと思う。この全集にケチをつける人も居るだろう。往年の巨匠たちの個性的な演奏も素晴らしい。そして、今では室内編成や古楽器での非常に透明度が高い各声部が明瞭な録音を見つけるのは容易だ。この全集はそう言った演奏の様に透明度が高いわけではないかもしれないが、これ程各声部が歌いも出来て声部も明瞭になってしまう演奏と言うのはやはり驚異的だと言わざるを得ない。ドキュメント映像でコンマスのスタブラバが「サイモンはカラヤンの深い音色とアバドの明瞭性が合一している」と語っているが、正にそんな感じ。ウィーン・フィルとの演奏の方が前衛的に聞こえる(例えば第9のコーラスなどはバーミンガムのコーラスの方がセンセーショナルだ)事もあるが、総じてラトルがBPOと様々な作品を演奏してきた円熟が聴ける素晴らしい全集だ。最近のアーノンクールやホーネックのある意味やりたい放題の演奏とはまた違い、個々の曲の描き方がとても知的にコントロールされていて本当に上手い上に、今初めて生まれた感覚も備わっていて非常に感動的だ。

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