Lulu: Maderna / Rome Rai.o & Cho
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titan | 夢の島 | 不明 | 21/February/2008
多層的で頽廃的で常に狂気の陰がつきまとっているような破滅型の演奏。冷徹でいながら恐ろしく情念的な音楽を生み出してしまうマデルナの面目躍如。古いステレオ録音で解像度は高くないが異様なほど細かい音が聞こえてくる。とにもかくにも美しい。ケーゲルの「ヴォツェック」と併せて聞いて頂きたい。浄福の世界が目の前に立ち現れます。0 people agree with this review
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un portrait | 東京都 | 不明 | 20/April/2007
マデルナMaderna指揮による2幕版《ルル》のステレオ録音。意外に録音状態が良く、鑑賞に支障はない。RAIローマ管は響きが痩せ気味で全体的な和声感にも乏しいが、それをここまで引き締めたのはマデルナの力量。シュタイングルーバーはロリ声の妖艶さで迫るが、他の歌手も総じて好演。ただし指揮者がときおり演劇的な流れをぶった切る演奏をしているのはナゾだ。テクストの演劇的構造を横目に睨みつつ音楽構造との連関を明らかにする演奏は、ブーレーズ・パリオペラ座管盤を待たねばならなかったのだろう。ファーストチョイスには推さない。1 people agree with this review
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勘兵衛 | 江戸 | 不明 | 21/November/2006
演奏会形式のライブ(またはゲネプロ)と思われる。59年と古いが明瞭な分離感のステレオで録音されている。 当たり役シュタイングルーバーのルルが聴けるのが嬉しい。喉の調子が思わしくない点が残念だが、彼女の演技は放縦で無自覚な悪女にピッタリはまっている。マデルナは異様な集中力でオケを引っ張っており、この12音作品がガチャガチャした不協和な音響ではなく『極微なる移行の巨匠』の名の通りの、多彩なハーモニーが移りゆく美しい曲だと気づかせてくれる。ライブのため傷もあるがこの大きな流れの力と美しさは比類ない。必聴!0 people agree with this review
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