ハンブルク交響曲集 ピノック&イングリッシュ・コンサート
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年01月18日
40年近い昔 ピリオド演奏がまだ珍しかった頃の記録が蘇った DSDリマスタリングをSACDで聴ける J.S.バッハの次男カール フィリップ エマニュエルは40代半ばだった ベルリンの宮廷音楽家からテレマンの後釜としてハンブルクの教会総監督へ転じた 時は恰もシュトゥルム・ウント・ドラングの時代 残されているシンフォニア10曲は名曲だ 現代のオーケストラ・コンサートでモーツァルトやハイドンと同格に扱われて然るべき音楽だ バッロクでなくまた古典派でもない 孤高の作曲家は誰にも似ていない そこに宿る機知と情趣は誠に個性ある生命力を放射している Wq182に分類される6曲は弦楽合奏曲だが 色彩すら感じられる ピノック&ECはマルカートを基調として奏でるから 軽やかでいて弾力を失わない音の粒だちが爽快感を全曲に行き渡らせる 演奏は番号を追って熱を帯びる 何か類まれな存在感と説得力を感じる 朋に知らせずにはいられない あなたも如何2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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