ラプソディ・イン・ブルー、パリのアメリカ人 ガーシュウィン(ピアノ・ロール)、ティルソン・トーマス&コロンビア・ジャズ・バンド、他
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Tan2 | 神奈川県 | 不明 | 2021年03月01日
「ラプソディ・イン・ブルー」は、ガーシュイン自身が残したピアノロールを使い、それにMTTが指揮したオリジナルのジャズバンド(当時のポール・ホワイトマン楽団と同じ編成)が伴奏を付けたもの。「バーチャル初演版」に近いともいえるが、ガーシュインの弾いたものは、ガーシュイン自身がピアノ独奏用にアレンジしたもの(オーケストラ部分もすべてピアノで弾く)の「独奏ピアノ部分」を抜き出したものなので、厳密にはオリジナルとは言えない。オーケストラ部分も一人で弾いているのでかなりの快速であり、実際のオーケストラでそれに伴奏するのにはかなり「てんてこ舞い」している。 ガーシュイン自身の演奏を聴くなら、ポール・ホワイトマン楽団とともに録音したものがあるのでそちらを聴けばよい(ただし収録時間の制約からかなりカットがある)。 MTTは、後の1982年に自身のピアノとオリジナル編成のジャズバンド(ロサンジェルス・フィルのメンバー)でもこの曲を録音しているので、「初演の雰囲気」をよい音で聴きたいのであれば、そちらを選択する手もある。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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