String Quartets.1, 4, 6: Melos.q
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 16/May/2012
メロスQは1965年シュトゥットガルトCOメンバーがヴュルテンブルグCOメンバー(メンバーと言っても何れも首席又はCMクラス)と組んで結成されたものでドイツの弦楽四重奏団らしく重厚な音色が特徴でありました。なお、「メロス」の名称の由来は、第1ヴァイオリンのメルヒャーのMelと第2ヴァイオリンとヴィオラのフォス兄弟のosを組み合わせ、ラテン語で「歌」「音楽」「旋律」を意味する言葉にかけたものらしいですよ。彼らは結成後間もなくベートーヴェン弦楽四重奏曲集を録音していたのですが結成二十周年に当たる時期1983〜1986年に二回目の収録をしており本盤もその内の一枚であります。残念ながらこのメロスQは結成後40年を経た2005年解散しております。本盤には第1番(タイム@8’57A9’23B3’14C5’55)、第4番(同@8’38A6’56B3’36C4’15)、第6番(同@5’49A7’13B3’20C8’14)の三曲がやや残響を多めに収録されております。私自身ベートーヴェンの弦楽四重奏曲にそんなに聴き入る方ではないのですがこの三曲中では唯一短調で書かれた第4番は第1楽章の少し急かせる様な美しいハ短調の押しの強い楽想をメロスQの怜悧で且つ落ち着いた運びから気に入っていました。時折この楽章では区切り的な処を踏まえつつ後段は更にスピードアップして〆ます。第2楽章はゆっくりかけ合いを繰り返しつつソフトランディング、不安感を煽る個性的テーマの第3楽章を経て最終楽章はスタート平明な短調歌謡的なものから途中明転したり急に飛ばしたりしてピークをダメ押しして〆は意外と穏やかなとにかく忙しい楽章を見事なアンサンブルで堅実にこなして行きます。この第4番は比較的聴き易い為かオーケストラ版にも編曲(シュピンゲル編)されています。作品18に属する六曲中比較的早期に書かれた・・・ベートーヴェンが30歳の頃ですよ・・・第1番での第1楽章の活き活きしたスタート・テーマと中程の追い込み、切り込みは若き作曲家の力強い意思がダイレクトに伝わって来る様であります。第2楽章は感慨深い短調ではありますが温もりがそして通常最終楽章はやや「まとまり感」に欠けるのですがメロスQはコーダで挽回しました。第6番は大らかな第1楽章からして当たりがソフトで明るい気分。第2楽章は内面静かな情緒をたたえた楽章ながら途中ベートーヴェン弦楽四重奏曲の特徴たる不協和音的パッセージを経て変奏曲的に〆はピッチカートで。最終楽章はゆっくりスタートするのですがユニークな楽想が散在し恰も現代音楽の様相を呈します。一旦締めて明転するや否やテンポの緩急著しく正直ちょっとフォローして行くのにしんどい曲でメロスQのゴツゴツした肌触りが私の能力ではこの曲の汎用性から遠い物に拍車をかけた様であります。とにかく私自身もっと聴き込まなければならないと痛感した次第です。OK以上からスタートしますが現在本盤は販売されておりません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)0 people agree with this review
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