Norma Winstone / Klaus Gesing / Glauco Venier
Dance Without Answer
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hiro | 愛知県 | 不明 | 2014年02月09日
Norma Winstoneは、その高度で器楽的な歌唱力により、アンサンブルにおけるひとつ楽器のように我々の耳に届けられてきたと思います。John Taylor(piano、ちなみに元夫)、Kenny Wheeler(trumpet)とのバンド「Azimuth」は、その典型でした。ECMでは、リーダー作も発表しており、これで4作目となるのが「Dance Without Answer」です。1作目のみJohn Taylor(piano)、 Tony Coe(clarinet,、tenor sax)が伴奏を務めていましたが、以降はGlauco Venier (piano)、Klaus Gesing (bass clarinet、soprano sax)の固定メンバー。 このアルバムでは、ヴォーカリストとしての実力が遺憾なく発揮されており、メロディを語りかけるかのような艶のある ヴォイスを堪能することができます(1941年生まれとは驚異的)。演奏面では、 ドイツ出身のKlaus Gesingの貢献度が高いと思います。吐息が感じられるくらいにNormaとぴったり寄り添うbass clarinet、そしてsoprano saxは歌うかのようであり、男女のデュエットのようにも聴こえます。収録曲は3人のオリジナルに加えて、 Caetano Velosoの名唱 で知られる「Cucurrucu Paloma」や、Tom Waits、Ralph Towner、そしてなんとMadonnaの作品なども取り上げられています。ポピュラーな楽曲にも目を向け、ジャズシンガーとしての自己に立ち戻った作品と言えるのでは?0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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