Gil Evans

CD Live In Dortmund 1976

Live In Dortmund 1976

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    mimi  |  兵庫県  |  不明  |  2012年05月08日

    Miles DavisとGil Evansを最も尊敬する自分ですが、こんな宝物がまだ眠っていたことに信じられない想いです。Laurent Cugnyの詳細なGil Evans伝に、「録音は残っていない」と記されていた、1976/10/30Dortmundでのコンサートですが、一部にわずか傷があるものの、大部分はこの時代のライブとしても極めて音質は良好です。Gilのライブはその日によって、嘘のように出来が変わるのは有名な話しですが、この日のバンドはR.Kirkのゲスト出演による刺激もあってか、出だしから極めて緊張感溢れており、Faddis,Soloff, Adams他のソロも内容の濃い充実したものですが、特筆すべきはリズムセクション。Gil Evans Orchestraの最も好調の時の千変万化し、まるでそれ自体が生き物のように呼吸し流動するポリリズムが、Gil唯一の録音となったJimi Hendrix”Freedom”を始めとして、最高に体験できます。この時期の定番である”Priestess”も、まとまりは翌年の演奏(アルバム「Priestess」)が上かも知れませんが、自分には活き活きとした自由なフォルムを持つこのDortmundのライブも甲乙つけ難い演奏と思いました。Gil Evansの遺された録音は、その全てが歴史的音楽的にかけがえのない価値を有するのは言うまでもありませんが、このライブは、確実に特に優れた音源の一つと言えるのではないでしょうか。Jazzが到達した最も高い位置を記録する、貴重な演奏と思います。

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    便所の落書き  |  不明  |  不明  |  2012年03月10日

    多少の”モコモコ感”はあるが、アナログッチックな上々のステレオ音源だ。何と、ローランド・カークさんが#2と#3に、まさかの飛び入り参戦!半身麻痺からの復帰とあって全盛時のようなアクの強さは後退しているが、自身のオリジナルアルバムの再演である#3における枯れた味わいのハーモニカ〜テナーサックスの調べは涙なしに聴けませぬぞ!

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