J.S.Bach/Orchestral Suite No.3 & Others
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eroicka | 不明 | 不明 | 28/March/2012
アニメのBGMクラシックというコンセプトの1枚でバッハの曲ばかりだが、無伴奏チェロ組曲第一番は名手アンドレ・ナヴァラの渋い演奏だし、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番は日本の誇る世界的女流のはしりである諏訪根自子の幻の名盤(6曲全集は長年廃盤でLPやCDが中古店で3万円超で売られている)が入っているという掘り出し物だ。サントラに使われた演奏とは違うようで、ならばそもそもこんな渋い名演をビギナー用のアルバムに入れるのはメーカーの良心なのか無知なのか分からないが、特に諏訪根自子はアンテナを張っていないとかなりのマニアも見逃しそうな珍品だ。ナヴァラは有名だしカリオペから全集が出ているので説明は省くが、諏訪根自子のバッハはやや腕の衰えが目立つものの骨太で温かでロマンあふれる演奏になっている。1920年生まれの諏訪さんは白樺派の作家たちに才能を見出され、来日したジンバリストらに高く評価され、昭和初期には美貌も相まってアイドル的人気を持っていた。大戦前夜ヨーロッパに留学したまま戦争の激化で帰国できなくなり、戦後帰国後から60年代まで演奏活動をしていたが、晩年は夫の介護で演奏もレコーディングも少なくなり一部のマニア以外からは忘れられたという。キングレコードに晩年に入れたのはこの無伴奏とベートーヴェンのソナタなどだ。できればこの一連の録音を限定盤で良いから再発売していただきたい。1 people agree with this review
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