Sym.6 / 2: Martinon / Vpo, Lso
Customer Reviews
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一人のクラシックオールドファン | 芦屋 | 不明 | 14/October/2008
マルティノンの「悲愴」は彼自身そして一般のフランス系指揮者のイメージからは懸け離れた演奏となっておりそれも1958年DECCAによる収録なのでベストセラーの盤となりました。演奏は概括的には明るい基調ベースですがちょっとした箇所でのさり気なさは「あれっ、あれっ」と聴き手にフェイントを与えますがこれも指揮者の計算の内と言うのでしょう、第1楽章のコーダ、第3楽章コーダマーチ、終楽章の後半抉り部分はティンパニーの強打止打ちと金管咆哮による「隈取り」が曲のメリハリをつけて印象深くさせておりやはり「最高」に値いする盤でしょう。5 people agree with this review
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藤枝梅安 | 東京都 | 不明 | 23/August/2008
ウィーンフィルの数ある悲愴の中でも「ああ、ウィーンフィルはいいなあ。」と知ったかぶりしそうに成る程、素晴らしく優雅な演奏。 悲愴には何種類も名盤があるが、チャイコの甘さを感じたい方はお勧め。 かといって、決してヤワなところはありませんよ。 もし、マルティノンが5番を振っていたらと思うと楽しくなる。5 people agree with this review
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楽人 | 愛知 | 不明 | 11/May/2006
マルティノンの悲愴は第3楽章が他に冠絶している。金管の色彩感はレニングラードの宮殿や教会。そしてテンポとダイナミクスの更新は諧謔とカタストロフィー(ロシア社会の)への確信を内に秘めており聴き進むうちに胸を打ってくる。それだからこそ第4楽章の序奏のない始まりに何の違和感もなく、込められた意味も理解できる。作曲者の驚くべき仕掛け。この第3楽章の演奏が曲全体に盛られた思想とかプログラム性を焙り出したという意味で最重要ディスクのひとつ。3 people agree with this review
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にゃおにゃお金 | 市川市 | 不明 | 01/April/2006
「悲愴」の第1楽章が実に凄い。第2主題をうたう弦楽の響きのなんと色っぽいこと!それにウットリしていると、突如地獄に叩き落されるような、展開部の阿鼻叫喚ぶり!うーん、ウィーン・フィル恐るべし。実に表現の幅の広いオケである。LP以来、恐らく日本ではずっとカタログから消えた事の無いロングセラーだが、これからも聴き続ける価値のある逸品である。2 people agree with this review
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Steve | Evanston, IL, USA | 不明 | 09/May/2005
The Borodin is the finest recording ever made of this symphony, and the Tchaikovsky is superb.0 people agree with this review
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魔法使いの師匠のほう | 葛飾区 | 不明 | 10/April/2005
みなさん「悲愴」に目がいっていますが、ボロディンの第2交響曲が好きな私は、こちらがおススメ。第1楽章の快速っぷりが心地よい。それも単に速いだけでなく、板についている感じがたまりません。聴かせどころの第3楽章も良く唄えておりますねえ。2 people agree with this review
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謙ちゃん | 横浜 | 不明 | 29/March/2005
VPOのティンパニってこんなに固い音が出るんでしたっけ?。3楽章での活躍が最大の聴き物。全体に「淡白」な表現ですが是もまた良し。ロシア勢とは一味違って「洗練」された都会的なチャイコフスキー。2 people agree with this review
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ILS | 東京 | 不明 | 18/August/2003
ゲルギエフ、カラヤン、ムラヴィンスキー、フルトヴェングラー、メンゲルベルク・・・・・みんな素晴らしいけれど、私にとって「悲愴」のベストは40年来このマルティノン& VPO 盤です。そこに必ずしもロシア的な響きを求めることはできませんが、こんな肩の凝らない(「悲愴」っぽくない)「悲愴」もたまにはいいのでは?2 people agree with this review
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