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ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

CD ピアノ協奏曲第2番、第3番 小川典子、オーウェイン・アーウェル・ヒューズ&マルメ交響楽団

ピアノ協奏曲第2番、第3番 小川典子、オーウェイン・アーウェル・ヒューズ&マルメ交響楽団

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    TOCHIPAPA  |  広島県  |  不明  |  2019年12月10日

    同世代では小山実稚恵とならんで好きな小川典子、2番は実演でも聴きましたが、全曲録音を出していることを最近になって知ってポチりました。 が、たしかに、しょーぱんさんも書かれているように、ソロのときは彼女らしい強靱なタッチが聴けるんですが、オケがかぶってくるとピアノが追いやられてしまうのが残念。  ふと、カラヤンのブルックナーを思い出して、寒色系のプレーヤーに替えてみたらいくぶん改善されたので調べてみると、やはりシューボックス型のホールみたいでした。 抜けのよくないホールでピアノの直接音に合わせて録音して、強奏部で反響を拾いまくってバランスが悪くなったんじゃないでしょうか。1番&4番ではわずかに改善したようですが・・・・。  それでもとにかく演奏はすばらしいので★5個。 2番はいうまでもなく、3番にいたっては、これまで感じたことのない、官能的ともいうべき興奮をおぼえました。  そして、後になって気づいたのですが、「ラフマニノフの3番」が、ちっとも難曲らしくなく弾かれていたのでした!! 脱帽。

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    座頭  |  兵庫県  |  不明  |  2018年10月10日

    2番はリヒテル、3番はホロビッツを愛聴してきたが、小川典子は、この両盤に匹敵するか上回る。メランコリックな歌、カデンツァのうまさと壮大さ、オケとの一体感など、曲の魅力を満喫できる。これに比べ、リヒテルとホロビッツは、彼らのユニークな感性が曲の魅力より前に出過ぎている

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  • ★★★★★ 

    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2018年01月25日

    ピアノを志した人は一度はラフマニノフのコンチェルトを弾きたいらしい でも手が小さかったり楽譜が買えなかったりで夢に終わる人も多いそうだ ラフマニノフは音楽家として糧を得るためにコンチェルトを書き演奏して歩いた 手も大きく名手と仰がれたので引く手数多だったために肝心の作曲に充てる時間がなかったことを嘆いていた できれば作曲に専心したかった 70年の生涯に45の作品しか出版できなかった プロコフィエフの1/3でしかない だから仮令難曲であってもヴィルトゥオーソが技巧をひけらかす音楽ではない 幾重にも畳まれた抒情の襞に透明な風を通すような演奏をしてこそラフマニノフの心に触れ対話が生まれる 我が小川典子は見事にやってのけている 美しく哀しいが強靭な魂の歌が聴こえてくる 生きんとする息吹が押し寄せる音楽に胸打たれる もう20年も前の演奏だが新鮮だ 名演奏名録音は健在(一部に音に関する不備を訴えていられたが何かの間違いかと思う)ダイレクトでもサラウンドでも豊かに明晰に鳴っている コンチェルト嫌いのわたしが愉しんだ あなたも如何  

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  • ★★★★★ 

    Papachan  |  北海道  |  不明  |  2013年09月14日

    第2も見事ですが、第3が全く他を寄せ付けない圧倒的な名演です。発売から15年以上経ちますが、いまだにこれを超える演奏はおろか、これに匹敵する演奏も耳にしたことはありません。いままでこの曲は、ピアニストが壮大なオケに負けじと大音量でピアノを叩きまくり(「弾きまくり」ではありません!)、結果としてこの曲の情感を、見事なまでにぶち壊しにしていました。この演奏は、ホロヴィッツに代表されるそういった演奏の対極に位置するものです。決してあわてず騒がず、落ち着いた響きで、ラフマニノフの情感を見事に引き出す名指揮者ヒューズに支えられ、小川さんのピアノは完全にオーケストラとひとつになった、情感あふれる音楽を紡ぎ出していきます。「ラフマニノフはこうでなくては!」と、何度聞いても感動できる演奏です。巷では、ラフマニノフに限らずどのような曲でも、いわゆる「爆演」がもてはやされますが、中身のないハッタリだらけの、1回聴けば飽きの来るような演奏とはおよそレベルが違います。真の「名演」とはこのような、聴けば聴くほどその素晴らしさを感じられるものを言うはずです。この第3には、☆をいくつつけても足りません!

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  • ★★★☆☆ 

    しょーぱん  |  神奈川県  |  不明  |  2011年04月30日

    小川さんの実演を何度も聴いている自分にとってこの録音は確かに熱演には違いないと思うのですが、何せピアノの音が小さい!小川さんはこんな小さい音では弾きません!会場の隅々まで聞こえる強靭な轟音かつ綺麗な音が出せるのが小川さんの実力です。それを思うとこの音量では不満が残ります。ラフマニノフの協奏曲は絶対に音の大きなピアニストでないと実演では弾いてはいけないと思う。オケも小川さんも悪くないです。エンジニアの音作りが自分の趣向とは合わないのだと思います。

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    ジンジャーエール  |  川崎市  |  不明  |  2008年07月28日

    叫ばない、謳歌しない。きらびやかな音は胸の奥にしまって、ほの暗くつぶやく。本当に味のあるラフマニノフです。さらにマルモ響が重心の低い音で旋律を歌わせ、いい味を出しています。クライマックスをことさらに意識させず、構成感が前面には出ない音楽づくりなので、いつしか始まり、いつしか終わる。深海を漂うような第3番。CD80分間、たっぷりラフマニノフに浸ったとの感触が残ります。ほかのピアニストではこんな体験できません。

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  • ★★★★★ 

    瑠璃  |  東京  |  不明  |  2001年09月16日

    現代におけるラフ2&ラフ3の代表的名盤です!

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