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ワーグナー(1813-1883)

CD 『ニーベルングの指環』全曲 ショルティ&VPO

『ニーベルングの指環』全曲 ショルティ&VPO

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  • ★★★★★ 

    ハッチ  |  愛知県  |  不明  |  2021年03月20日

    ショルティでワーグナーとマーラーにハマった。 長らく「ニーベルングの指輪」は鬼門であったが、 還暦を前にようやくリングに辿り着いた。 ワーグナーの音楽は魔法、陶酔の音楽。

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  • ★★★★★ 

    浜っ子  |  愛媛県  |  不明  |  2021年02月28日

    全曲盤はこれしか持っていないが、何の不満もなく、ただただ圧倒されるばかりです。購入当時、3万円でしたので、おいそれと手がでないものでした。いろいろCD解説本の情報を漁り購入しましたが満足しております。お勧めです。

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  • ★★★★★ 

    私的決定盤レビュー  |  愛媛県  |  不明  |  2021年02月23日

    音楽史上に輝く超大作「ニーベルングの指環」の歴史的名盤です。史上初の指輪全曲録音プロジェクトだったそうで、もう60年近く前の録音ですが、後にも先にもこれを超える名盤が出ることはないと思います。100年後もきっと人類はこのショルティ・シカゴ交響楽団の名盤を聴き続けているでしょう。ステレオ録音初期の演奏ですが、録音・リマスタリング共に優秀で、音質も聴き劣りすることはありません。 自分は「オペラを聞くならDVDだろう」と言っている人間ですが、このCDはもう凄すぎます。まず、なんと言っても歌手陣の豪華さ!ワーグナー歌手スター選手陣の豪華共演です。主役から脇役まで全員大スター!(うら若き日のルチア・ポップまで出ています!)耳が幸せ。聞き惚れてしまいますね。 CDは各タイトルごとに4つに分けられ、ボックスに綺麗に収まっています。なんとも豪華でなんだか出し入れするだけでも幸せな気分にさせてくれます。ワーグナーが嫌いな人でも、クラシックファンなら一家に1セット飾って置いてもいいくらいのCDだと思いますよ。

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  • ★★★★★ 

    nick fald II  |  静岡県  |  不明  |  2020年06月19日

    この作品の金字塔の名盤。まだこの時代全曲録音のなかった時代、しかもSTEREO録音が始まったばかりの時代です。まさしくジョン・カルショー先遣の名がありました。「カルショーの手記」を読んで見ると最初はクナで録音したかったと。しかしクナはリハーサルをしない指揮者なので、この前にショルティ氏は「ワルキューレ第3幕」をウィーンフィルで録音しており、この演奏がカルショーの目に触れ、決定したと。最初はDECCA本社から却下されたがカルショーの強い要望でとりあえず「ラインの黄金」に踏み切った。それが思った以上の売れたのでそれ以後結局は全曲録音になったと、その後有名な木箱による豪華BOX全集が発売されましたがこの木箱の全集も私は持っていましたが、私が今持っているのは「blue ray audio」による豪華全集です。これを聞くと明らかにORIGINAL盤を超えてます。ニーベルハイムに降りていくときの録音も素晴らしいし、ワルハラ城の入場の金とこの音もすさまじい。まるでSF映画でも見ているがのごとく。カルショーの威信をかけて録音したのでこのあたりが名プロデューサーと言われるゆえんかも・・・・。

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  • ★★★★★ 

    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  2018年11月26日

    この演奏がある限り、今後、どんな名演・名録音が出てきても、このショルティ盤を超えるものは無いでしょう。20世紀最高のCDの一つです。

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  • ★★★★★ 

    爺さん  |  千葉県  |  不明  |  2017年03月11日

    好みが大きく分かれる指揮者ではあるが、私は大好きだ。「ワルキューレ」第2幕の前奏曲でティンパニーが鳴り響きワルキューレの動機が開始されると鳥肌が立つほどゾクゾクしたものだ。随所にスタジオ録音ならでは演出があり、歌手の立ち位置が躍動し、その響きにも工夫がある。そういったことが鼻について嫌な演奏と感じる人もいるんだろうな。でもね、これほど楽器の一音一音が明瞭に聴こえ、歌手とオケのバランス(タイミングとか音量とか諸々)が素晴らしい「指環」にどうケチをつけるってんだ。ライブだと、どうしてもオケと歌手がずれる部分があったりして、指揮者も歌手も苦労するところだと思う。2016年11月東京文化会館で観た「ワルキューレ」でもそんな部分があったし、指揮者アダム・フィッシャーも「歌手が気持ちよく歌唱することにどう合わせるかも指揮者の仕事」的なことを言ってた(ベームとは随分ちがうなー)。なので、ライブ盤では多少瑕疵になってしまう部分があっても仕方がない。そういった意味でもこの指環全曲スタジオ録音企画は、理想を追求しようとして見事に結実した珠玉の作品なんだと思う。

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  • ★★★★★ 

    endless odyssey  |  大阪府  |  不明  |  2012年06月17日

     演奏の良し悪しなどは、客観的なタイムや奏法などよりも、結局個人の好みの問題に集約されると思います。それは、一人一人が他人や評論家の意見に左右されず、自分だけの価値観を確立すれば、自ずと自分にとってかけがえのない演奏に出会えるものと思います。それよりも、現在では、芸術の世界においても経済の理屈が幅を利かしているようです。それ以前の、音楽家が、純粋に音楽の事だけに集中することが可能であった時代のウィーン・フィルの奏でる音を、このCDでは15時間も聴くことができます。私にとってそのことが、この演奏の最大の魅力であると思っています。

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  • ★★★☆☆ 

    カワサキヤ  |  東京都  |  不明  |  2011年12月11日

    レコード時代、さすがに初版は間に合いませんでしたが70年代からこのカルショウの指環を聴いてきた者として、ひとこと申し上げます。この指環はまったくジョン・カルショウの意欲的で壮大な実験として作られ、当時の潤沢な製作資金をもってカルショウが「レコード芸術」に挑んだものです。 歌手の顔ぶれは極めて豪華です。そして例のゾフィエンザールの録音ステージのマス目を移動しながらその豪華歌手陣が「ステレオソニック」の駒とななり、カルショウの意図をもっとも実現してくてる指揮者として壮年のショルティが選ばれたのです。わたくしは初めて聞いた時から「ショルティの指揮の、あまりのノリの悪さにガッカリしました」これが、あのウィーンフィルがうねりにうねってすざまじい「君こそは春・・」になる、クナッパーツブッシュのステレオ録音「ワルキューレ第1幕」と同じ、カルショウの仕事なのか?と思うと、クナッパーツブッシュでは指環のスタジオ録音は無理だと判断したカルショウは「取り返しのつかないミスジャッジ」をしたものだという思いは禁じえません。それでもホッター、ニルソン、ヴィントガッセン・・・とこうも名歌手が並ぶので、何度も聴きました。当時はまだメロドラムなどの海賊レーベルもバイロイト・ライヴを発売する前でしたから。また、ベームのバイロイト盤は、同じような顔ぶれでむろんはるかに力のある演奏ですが、いまでは、正規盤で聴けるクナッパーツブッシュの「黄昏」やカイルベルトなどと同様、蓋の中のオーケストラの音が基本です。 わたくしの結論は、このカルショウのリングは、あくまでカルショウの「レコード芸術」を検証するために存在するものです。申し訳ないですが、本当にこの当時のショルティの棒は、つまらないの。 ですが、このデッカのリマスターに一つだけ値打ちがあります。 リマスターの時代が10数年早かったので、近年エソテリックが鳴り物入りで出した高価なSACD盤より、はるかに「楽で肩の凝らない良い音がする」ことです。SACDは迫力があるところもありますが、相当に劣化が進んだテープからハードディスクで提供されたものをリマスターしたと噂されています。じつはわたくしも買いました。が、この廉価なセットのほうが遥かにわくしには楽しめました。よってカルショウのリングを買うなら、これです。(初CD化の西ドイツ盤に日本語の対訳のものも、CDの製盤によっては、ピンホールがあり、20年もたつと音飛びする恐れがあります)カルショウのリングはこのセットをお買いになるがベストです。

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  • ★★★★☆ 

    TKOクラシック  |  神奈川県  |  不明  |  2011年06月19日

    『指輪』の定盤として有名な当盤ですが、意見が分かれるのが理解できます。一言で言うならば、すばらしい「レコード芸術」だということでしょう。録音当時からしたら、偉業であり、企画・歌手陣・録音技術などレコード界の金字塔といえます。しかし、大きな期待をもって聴いてみるとものたりなさを感じました。原因は、当盤はレコードの為の録音だと言うことです。LP時代はいかに良いレコード録音をするかということでした。レコード録音のほとんどはスタジオ録音でライブ録音はあまりなかったと思います。レコード嫌いのチェルビダッケの演奏は、生演奏か放送でしか聴けませんでした。ところが近年、ライブ録音の商品や映像ソフトが手に入ります。 家にいながらライブ感が味わえるのです。そのような環境の中で、当盤を聴くと何か違和感を感じてしまうところです。オペラは手軽に映像が手に入る時代、ライブ感が欲しくなります。うーん贅沢になったものです。 ショルティについてですが、良く言えばわかりやすい演奏をする印象がありますが、何か無機質な感じを受けます。シカゴ響とのセッションなどは面白いし、録音量も多く、その偉業には驚くのですが、意外と私のコレクションにはショルティのものは少ないです。レコード芸術として★5、感動として★4とします。

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  • ★★★★★ 

    clara  |  北海道  |  不明  |  2010年03月13日

    キャスティングから演奏、レコーディング・編集までをひとつの作品とするならば、これほど製作者の良心と創意・工夫そして情熱が伝わってくる作品は滅多に無いのではないか?人によっては「オペラハウスではこんな風に聴こえない」とか「変な効果音が入っていて気に入らない」と言う人もいることだろう。しかし、現代のようにライヴを「ただ収録しただけ」の、尚且つパッとしない演奏に比べれば何十倍も臨場感があると私は感じる。この臨場感は、目を瞑ればオペラハウスがイメージできるというスケールの小さなものではなく、まさにワーグナーが思い描いていた物語世界に自分自身がいるのではないかと思わせるような臨場感なのである。これは正に製作者の確固たるポリシーとファンタジーが結実したものであり、最近の録音には希薄な要素である。というよりもこの作品に突出して認められる特色であり、こうした点においてこのアルバムは、現代においてなお一層光輝く。とにかくこの録音が今から50年以上も前のものであることに驚嘆せざるを得ない。LP初出時をリアルタイムで体験していないが、そのインパクトは相当なものであったのは想像に難くない。当時のDECCAの人材・技術の水準の高さを思い知らされる一品である。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年12月28日

    ショルティがニーベルングの指環全曲を録音して以降、カラヤンはベームの全曲録音や、過去の演奏では、クナッパーツブッシュの名演、最近では、カイルベルトの名演が発掘されたりしているが、現在においても、トップの座を譲らない永遠の名盤だ。まぎれもなく、レコード録音史上最高の名盤と評価したい。何よりも、歌手陣が素晴らしい。歴史的なワーグナー歌手の全盛期に録音されたというのが、まずは本盤の成功の要因に揚げられると思う。次いで、ウィーン・フィルの名演が実にすばらしい。ショルティのいささか力づくの指揮が、ウィーン・フィルの優美な音色が緩衝材になって、非常に調和のとれた演奏になっている点も見逃してはなるまい。そして、録音の素晴らしさ。名プロデューサーのカルショウの下、ニーベルハイムに降りていく際の金床の音色や、ニーベルング族が金を天上界に運んでいる際、アルべリヒの一喝によって逃げ惑う際の悲鳴の響かせ方、ワルキューレの騎行の立体音響など、50年代後半〜60年代前半の録音とは思えないくらいの鮮明さであり、現在に至るまで、これを凌駕する録音が現れていないのは脅威と言うべきであろう。最近、ESOTERICからSACD盤が発売されたが、さらに音質のグレードがアップしており、本盤の価値をさらに高めることになったことも特筆すべきである。

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  • ★★★★★ 

    T.G.  |  東京都  |  不明  |  2009年12月06日

    ワーグナーを避けていましたが、とうとう聴いてしまいました。そしてまんまとそのわなにはまり、ぬけられなくなってしまいました。この次にバレンボイムのDVDも買っていよいよ泥沼にはまり込んでいます。そういえばこの録音のメイキングのDVDもこの間店頭でみました。これも絶対見てみようと思っています。又ビルギット・ニルソンの自伝にもこの頃の話が出ていますのでそちらも読むと面白いと思います。 これは歴史的遺産です。

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  • ★★☆☆☆ 

    Flandre  |  東京都  |  不明  |  2009年05月27日

    一時『指環』の魅力に取り憑かれた私は、ある意味当然の選択としてこのセットを購入したが、いまだにちゃんと聴き通したことがない。問題は指揮者だ。ベームでも、グッドールでも、ブーレーズでも、サヴァリッシュでも感じられる音楽の魅力が全く感じられない。テンポが遅いのはかまわないが、うねりがなくて流れが悪い。金管は金管、弦は弦でバラバラに突出して聞こえる。これほど豪華な効果音は入っていないにしても、それなりに音の良い安価な全曲盤がたくさんある今、「有名盤」だからと言って、これを最初の『指輪』にする手はないと思う。

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  • ★★★★★ 

    hesomagarri  |  chiba  |  不明  |  2009年02月15日

    その昔は高価で、オペラも嫌いであったが、やっとこの有名な録音にたどり着いた。吉田某氏の「しかし、ヴァーグナーは、絶対に、きかなければならない」というのを読んでから随分、時が経ってしまった。楽劇などと言うが、エンタテイメントとして楽しめる。ワルキューレの最後など泣かせる。神々の黄昏に至っては支離滅裂だが、しかし、面白い。この録音は作った音だが、十分な価値があるし、ショルティはもっと評価すべき指揮者だと思った。

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  • ★★★★★ 

    ミラクル博士  |  さいたま市  |  不明  |  2008年12月21日

    映像を伴わない音だけのソフトとしてはこれが最高である。綺羅星の如く勢揃いした名歌手達の偉大な歌唱を最高のオーケストラ演奏で支え、それをサウンドの鮮明に驚かされる名録音で留めたことにこのCDの価値がある。今後ともこれを凌ぐことは不可能だろう。およそショルティに才気に溢れたり、霊感に満ちた演奏は期待できないが、職人としての腕は確かで、手堅くまとめている。

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