ルービンシュタイン コンプリート・アルバム・コレクション(142CD+2DVD限定盤)
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eroicka | 不明 | 不明 | 2012年05月09日
「コンプリート・アルバム・コレクション」の名の通り、RCAは勿論、EMIやDECCA録音なども含め、非公式なライヴ録音以外はすべて網羅している壮挙。既に持っている音源が3〜4割ぐらいだが、中古屋で高値がついているような貴重な廃盤音源が発掘されている。20年代末のブラームスのピアノ協奏曲2番の細かなミスをものともせず猛然と驀進する演奏やコハンスキー、プロアルテ四重奏団との共演などは貴重なものだ。しかもこの値段。協奏曲やソロのほかに、「100万ドルトリオ」に限らぬ室内楽での多彩な共演者に、この人の芸暦の長さと豊富さを再認識した。ベートーヴェンやシューマンなどの協奏曲は何度も録音しなおしているが、それもすべて入っており、比べる楽しさもある。オリジナルジャケットも趣味が良い。小生のような不心得なファンには142枚という膨大な音源をすべて一気に聴きとおす暇も根気も恐らく無いが、ルービンシュタインに関心がある人は手元にあって然るべき全集だ。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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音楽人 | 長野県 | 不明 | 2012年02月02日
大変素晴らしい企画であり一生の宝物になります。これまで単品で収集したり、ショパンやブラームスのセットで購入したりしてまとまりのなかったルービンシュタイン氏のディスコグラフィが集約されているのは有難い限りです。 演奏についての評価は、また別の機会にしたいと考えておりますので、音の状態についての感想を述べさせていただきます。かなり音質を期待していましたが、私はアナログLPや90年代の国内盤の方が正直いいと思います。1960年代録音のチャイコフスキー・グリーグ・シューマンのコンチェルトを比較したものです。オーマンディとのラフマニノフ・ブラームスNo.2は同水準。このセットではPの鮮度はいいがやや硬質に感じられ、オケの弦のざらつきがやや強い感があります。もちろん全体的には高水準でしょうし、このセットでしか聞けないものも多くコストパフォーマンスも考慮すれば満足です。LPや初期国内盤CDをお持ちの方は継続保有されることをお薦めします。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ハンス ザックス | 大阪府 | 不明 | 2012年01月16日
おまけの3枚、1961年のカーネギーライブが欲しくて購入しました。ほとんどのオリジナルLP、多数の単発CD、大全集と取り揃えており、今回はさすがに購入を躊躇しましたが、やはり買ってしまいましたねえ。ルービンシュタインのライブは、ミスタッチや一部テキストの脱落、改変が多いことは有名で、本人もそれを気にしていたため、一部の例外を除いてほとんど世に出ることがありませんでした。しかし、生粋の舞台人だったルービンシュタインの魅力はライブでこそ発揮されます。今回の3枚は録音の問題もあり、長年の渇望をいやすとまでは行きませんが、スタジオ録音とは違った熱血漢ぶりを味わうことができます。早い、技巧的なところはいやが上にもテンポアップし、時には破綻いたしますし、ここぞというところでテンポを落として、朗々と歌います。フルトヴェングラーのバイロイトライブのようなピアノ演奏といえば分かりやすいでしょうか。特に、ルービンシュタインに捧げられた「ペトルーシュカからの3楽章」は、実演を聴いた人の間で伝説となっておりましが、今ここで、初めて聴くことができるのは、限りない喜びです。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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桐嶋屋勝造 | 愛知県 | 不明 | 2012年01月07日
まだ5枚ほど聴いたばかりで、全部を聴いて演奏の感想を書けるようになる頃には限定完売になっているだろうと思います。 Box、紙ジャケット、大型ブックレットの全ての立派さに頭が下がります。 少々難があるところは、3枚組み以上のアルバムでCDを紙ジャケットから出し入れする際にジャケットを破損してしまいそうなところです。 そこで3枚組以上の巻(CD1〜14,CD42〜44,CD96〜98,CD107〜109)は、不織布ケースを調達して、紙ジャケットから移し変えて保管することにしました。 それらの巻のCDを出し入れするのに神経をすり減らすことなく音楽を楽しめるようになって嬉しく思っています。 片面1枚収納の最もシンプルなタイプです。 BOX本体に少々余裕がある造りなので、これらが入っていたもともとの紙ジャケットも一緒入ります。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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goti | 岐阜県 | 不明 | 2012年01月01日
2011年末にやっと届いた。ルービンシュタインはLPでは聴いていたが、CDでは聴いていない。先ず1928年〜1949年までの録音を集めた14枚を聴いた。SPの音とは異なるが聴きやすい音質だ。142枚すべて聴くことはないと思うが、ルービンシュタインのピアノが無性に聴きたくなってLPを取り出すことがあるだけに、私にとっては有難い企画だった。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ゆうね | 神奈川県 | 不明 | 2011年12月29日
「ペトルーシュカからの3楽章」は、ルービンシュタインの依頼により書かれたというのに、なぜか彼の録音が残されていないのが昔から不思議でした。ポリーニの録音を聴くと、「ルービンシュタインは自分で頼んだものの、結局、弾きこなせなかったのかも」などと失礼な想像をしてしまいます。今回リリースされた1961年のカーネギーホール・ライヴは、そんな心配を一掃してくれます。推進力に満ち、エネルギッシュな、ある種、「火祭りの踊り」や「ナヴァーラ」のような原始的な力を感じさせる、すばらしい演奏が繰り広げられています。これを聴くと、ポリーニの演奏は、蒸留水のようで、ひ弱(ごめんなさい)。パッケージも堂々としているけれど、やはり中身も堂々としたルービンシュタインをこれ1枚でも堪能できます。 それにしても、一連のカーネギーホール・リサイタルの録音が、ルービンシュタインが当初望んだように「廃棄」とならなかったことは、本当によかったと思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ぬぬぬ | 不明 | 不明 | 2011年12月29日
延期で結構待たされたが、箱が来てみると、装丁も立派で、ハードカバーの豪華解説書を見ているだけでも楽しくなって来る。枚数が枚数なのでまだあまり手はつけてないが、過去のオリジャケの時変な音に感じたショパン小品集(当全集ではCD94)でもまともな音になっている。半分弱は既に所有しているのに、この箱の値段を見せられるとやや空しい気分にもなるが、正月休みの間楽しめそうである。ただ、紙ジャケ仕様で3枚組以上になるとCDが取り出し・扱いにくいのが最大の難点か。あと豪華本のせいもあってボックスは結構重い。なお、梱包段ボールに輸入元のソニーの注釈が貼ってあって、DVD144がPALだったため、良品NTSC盤をケースに貼りつけてあるとの記述が。もっとも、パソならPALでも見ることが出来るが。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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不明 | 北海道 | 不明 | 2011年10月24日
ホロヴィッツ、ハイフェッツ、と予想通りルービンシュタインも出た。カーネギーホールリサイタル分がCD3枚分だったのが少しだけ残念。残りの分も何時か必ず出ると期待してます。殆ど有るのに3枚分の為にドキドキ?・ワクワク?しながらクリックするつもり?です。前回BMG全集よりもオリジナルジャケット使用分ましかな。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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