トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > シューベルト(1797-1828) > ピアノ・ソナタ第21番、第16番 ピリス(2011)

シューベルト(1797-1828)

CD ピアノ・ソナタ第21番、第16番 ピリス(2011)

ピアノ・ソナタ第21番、第16番 ピリス(2011)

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (6 件)
  • ★★★★☆ 
    (0 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:6件中1件から6件まで表示

  • ★★★★★ 

    横濱の風  |  神奈川県  |  不明  |  2013年05月05日

    ピリスにとって、シューベルトは3枚目で、キャリアからすると少ない気がする。ソナタだけを収録した物は初めて。それにしても、この人は古典〜ロマンについては、どれもが一級品だと思う。アルゲリッチのような攻撃的な面白さはないが、エモーションについてはピリスのほうが上か。21番は、リヒテルが絶望なら、内田は永遠、ピリスは未来という感じでしょうか、

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    登山家いっちー  |  愛知県  |  不明  |  2013年04月28日

    ピレシュの曲の流れは、作品に余分な解釈を付け加えたり、余計な装飾を加えることはいっさいしない所が凄い。 それにしても優しいタッチにうっとり。 シューベルトという作曲家が意図したものをひたすら追求して楽譜を深く読み込み、自らのテクニックと表現力を磨き上げ、作品の内奥へと迫っていくとはピレシュ様様です。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    ちょうさん  |  東京都  |  不明  |  2013年03月18日

    リヒテルの呪縛からなかなか抜けられないシューベルトのピアノ・ソナタ第21番だが、それでもピリス旧盤(1985録音)は時々取り出す。リヒテルとは全く異なる世界の、しかしとても美しい演奏。今回購入したピリスの新盤も、基本的な演奏スタイルは旧盤とあまり変わらない気がする。げんに演奏時間は第4楽章が1分ほど長くなった以外は殆ど変わらない。しかし、ピリスの曲に対する感情移入ははるかに深くなったようだ。例えば第1楽章。淡々と始まる出だしからだんだん高まる情感を、最新録音の効果もあって、びっくりするほどの強さで表現する。第2楽章は旧盤同様に祈りのような美しい演奏でまさにピリスの真骨頂。第4楽章もこの新盤の方が断然いい。ピリス旧盤はそれなりの評価も受けながらも、この曲の名演奏ランキングに入ることはなかったと思う。この新盤はこれからどういう評価を受けるのだろうか、とても楽しみだ。第16番のソナタは私にはそれほど馴染みのある曲ではないが、とてもスケールの大きな、ピリスらしい情感にもあふれた演奏だ。それにしても両曲合わせて83分半。これが1枚のCDに入って、しかも最後まで音に歪がない。技術の進歩に感謝したい。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    かわせみ  |  静岡県  |  不明  |  2013年03月13日

    リヒテルの21番のソナタを聞いた時は「それでも 生きて行かなくては」という強いものを感じ心の糧としましたが、このソナタは「ゆっくり 生きて行けばいいんだよ」と優しく言ってくれているように思います。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    リカステ  |  兵庫県  |  不明  |  2013年02月03日

    以前のCDも素晴らしかったが、今回のCDは録音状態が非常に優れている。随所にピリスさんならではのピアノタッチが聞ける。 シューベルトの名曲の一音一音いつくしむような演奏である。 長らくこのCDでシューベルトの世界に浸ることになりそうです。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2013年02月01日

     ピリスのシューベルトの新譜がやっと出た。去年か一昨年に一度告知されるも延期になっていた分、期待もひとしお。  ピリスらしい、凛とした音楽が詰まっている。ERATOから出ていた旧録音(D960)から更に深い落ち着きをもったソナタを堪能できる。   ポリーニのように輝かしい音でもなく、アファナシエフのような重い足取りでもなく、内田光子のような情念たっぷりの表現でもない(注:この3人のシューベルトも大好きです。)、自然に何の作為もなく弾いているようで実にいろんな息遣いが聴こえてきて、心に沁み込んでくる。 最後のソナタD960、第1楽章の中間などすこし強奏部分が行き過ぎの感もあるがあの小さな身体からこんな渾身の音が奏でられるのに驚かされる。体力という意味でなく心の強さがこの音を出させるのだろうか。布生地でたとえさせてもらうなら絹とかビロードでなく、麻のような素朴だけどとても懐かしくもあり、ぬくもりと強さを兼ね備えたような…。  もしも今までシューベルトのソナタは「単調で退屈」と敬遠している方はぜひ聴いてみてほしい。他の演奏者でも「単調で退屈」なことはないが、このCDならみな安心して聴けると思う。おススメです。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:6件中1件から6件まで表示