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ラヴェル(1875-1937)

CD ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのための作品全集、ルクー:ヴァイオリン・ソナタ イブラギモヴァ、ティベルギアン

ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのための作品全集、ルクー:ヴァイオリン・ソナタ イブラギモヴァ、ティベルギアン

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2018年09月27日

    夢見るヴァィオリン ラヴェル集である前に 夭折したルクーのソナタが聴けるのが嬉しい ラヴェルより5歳年長だったが24歳で没したルクーが残した曲は10曲にも満たない 21歳の作品Vnソナタはイザイの委嘱で書かれたことは 天才の名が世に知られていたことを示す事象だろう 30分を越える大振りな曲だが 曲想は憧れに満ちたメルヘンと呼べるほど優しく繊細な歌に終始している ルクーがフランクに師事したのに対してラヴェルはフォーレに傾倒した Vnソナタ第1番はルクー同様若き22歳時の作品でラプソディックな単一楽章曲だ 一つのテーマから展開するこちらも優しく幽けき作風を示している 30年後に書かれた第2番はブルースを取り入れるなど変化に富んだ三楽章になった イヴラギモヴァは続く”ツィガーヌ”も含めて 歌うことに主眼を置いて朗々と弾ききっている 細やかな表現が行き渡っていることは言うまでもないが 楽曲全体の姿を鮮明に映し出すことを心掛けている 所謂民族性のような性格描写は控えている ここが好悪の分かれるところだろう わたしはこれを愛す あなたは如何

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    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2013年07月16日

    イブラギモヴァは、バッハ、ベートーヴェン、キアーロスクーロカルテットで、モーツァルト、シューベルトと、古典、ロマン派のピリオドアプローチでの演奏を聴いて、強いアーティストとしての意思と情熱ある演奏に感嘆してました。近代、ラヴェルは如何に。と、思って聴き始めれば、ルクーと言う名の作曲家の作品で、始まりました。これが、又、凄い。いい作品です。24歳で腸チフスで亡くなった人で、若いのによく書かれた情感深い作品。2楽章、見事です。ラヴェルは、若い頃に書き、未完、死後発見された”遺作”と呼ばれる作品を1番にし、3楽章の作品を2番としています。1楽章から引き込まれてしまう。美しい。が、これも、ブルースと題された2楽章が、白眉。3楽章のノリも、ティベルギアンのピアノも素晴らしい。ヴァイオリニストの試金石、ツイガ―ヌのカデンツァも、流石。唖然としてしまいます。常に期待を裏切らないイブラギモヴァは、技、思慮、ソウルもある天才。改めて、凄んごいネエチャンだと、思い知らされました。フォーレ、サン・サーンス(ソナタも、コンチェルトも)、フランクも、ロシアものも、聴きたくなる。2013年は、ベートーヴェンでの来日公演、至極楽しみ。

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    so減七  |  埼玉県  |  不明  |  2011年11月05日

    かつて耳にした事のない独特の感覚。この音でルクーかよ、と思いながら耳が離せなくなる。ツィガーヌもヌヴーなどのアッチッチな「大」名演とは異次元に立つ新感覚。クールビューティーとも違うがラヴェル両ソナタでの脂粉漂わない官能性が不思議。ピアノのティベルギアンがまた素晴らしく、今後このDuoから目が離せない。

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    さが  |  愛知県  |  不明  |  2011年09月19日

    ・ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 曲自体が彼女の音にとても合っている。第一楽章は彼女の音色が、薄闇の中にふわっと現れたかと思うと、静かに蕩けてゆく感じ。いつもの抑えのきいたヴィブラートが、すーっと、何かの気配のように響いて、姿を知りたいけれど捉えられず、耳が自然に音と旋律の行方を追ってしまう。 第二楽章からはまるでぼんやりとした夢の中、夜霧に包まれた往来乏しい深夜の街中のようでもあり、わずかな月明かりに浮かんだ人影のない深い森のようでもある景色を、微睡みにただ身を任せ、漂っているような気にさせられた。 知っている気がするけれど、知らない世界に足を踏み入れている感じ。第三楽章は、そんな明るい灰色の景観を、機知で動いているような音色とテンポの緩急が心地よいこと!この楽章が一番好きだ♪ ティベルギアン氏のピアノも相変わらず素晴らしく、アンニュイ?な都会的気配の中にピリリと効いたエスプリは、彼の音から受ける影響が大きいかもしれない。 ・ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調(遺作) ラヴェル独特の水面の乱反射のようにキラキラしたピアニズムが、ティベルギアン氏にぴったりで、アリーナのヴァイオリンが…そこへ柔らかな風のように漂ったり、時折吹きつけて水面を波立たせたり…お互いの音がごく自然に作用しているのが、絶妙。 ・ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 こちらは都会の中に森の幻想を見るような雰囲気。 今回は全体的に、ベートーベンのソナタ全集の時よりヴィブラート抑えぎみで弾いている感じがアリーナらしく、なんだか全体的にまったりと聴ける。相変わらず弱音の美しさはピカ一!そして一番感動したのは第三楽章。よく聴くとこの曲も後のツィガーヌに劣らぬ難曲で、ヴァイオリンの色んな技巧がぎっしり詰まっているが、ちょっと聴いたくらいではそれもわからないくらいすんなりと弾いてしまうアリーナが凄い…。 しかも彼女ってホント、古典から現代曲までなんでも弾けてしまう!この楽章はがっつりジャズテイストで、意図的なポルタメントが多かったりしてリズムが微妙にゆらぐが、ヴァイオリンとピアノが抜群のリズム感とタイミングで合っている。 速く小刻みなトレモロもブレないし、重音はどんなに激しく速くなっても耳障りじゃないし、こんな風にヴァイオリンを弾けるのが奇跡みたいだ。 ・ラヴェル:ツィガーヌ 2,3年くらい前のライブ録音をネットラジオで拾って大事に大事に聴いてきたので、数年を経て彼女の演奏がどう変化しているか聴き比べたところ…違う!どちらも間違いなく彼女らしい適度な抑制の効いた音で、多くの他プレイヤーの演奏とは違うテイストなのだが、以前より全体レガート気味で、部分的にかなり艶っぽいタメと抑揚があって、変化に富んでいた!しかもその掛け合い部分、ティベルギアン氏のピアノもまったく同じニュアンスで返しており、対話っていうよりこだま!面白い!同じ旋律を奏でるにも、違う特性の楽器でここまで似せるなんて…! そしてこの曲の特徴的な土臭い重音の旋律を、”土の香り”くらいで奏でる彼女の、素晴らしくクリアで安定感のある重音も堪能できた。 またピアノの聴かせどころ、特に中間部の分散和音はティベルギアン氏の真骨頂。キラキラした響きが、ラメのようにヴァイオリンの音色に絡みついて、虹彩を放つ。 二人の音はどんどん輝いてゆく。これからも末永く、素敵な音楽を奏でて欲しい。 ・ラヴェル:ガブリエル・フォーレの名による子守歌 ああ…もう言葉がない…美しすぎて。 どこか違う世界へ連れてってほしい(爆) 今回はどんなジャンルの曲でもこなしてしまう彼女の技術の高さを再認識するとともに、決して特定ジャンルの枠におさまらないチャレンジ精神、その中で必ず彼女であることを貫き続けている姿に感銘をおぼえた。 色んな意味で得がたい、素晴らしいアーティストだ。 こんなに次のアルバムや演奏会が気になるヴァイオリニストは他にいないし!自らここではないどこかへは飛べず、何者にもなれない私に、その豊かで芯のある音を通して、未知の世界を見せて欲しい。

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