フルトヴェングラーEMI録音集(21CD)
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S七 | 神奈川県 | 不明 | 2020年12月24日
<最初のフルトヴェングラーに最高!> ○収録曲は「決定盤」「名盤」と呼ばれる物が体系的に集められており、思わず聴き入ってしまいます。この21枚(実質20枚)で満足出来れば、それで良し。もっと聴きたくなったら、その分を新たに足して自分だけの全集を構築すれば良いのです。○録音は、ベートーベンとブラームスの交響曲がリマスターなので有り難いです。一方、リマスターじゃないのにも関わらず音が良い(悪くない?)曲も多く、十分鑑賞に値します。○しかし、ベートーベンの第二など「これでリマスターなのか?」と思うようなヒドイ音質(フルトヴェングラーの第二はこの一曲しか存在しないので仕方ない)です。年代からして「演奏を楽しむ」作品達で、「音質を追求」するには限度が有ります。○中の紙ジャケットは外装と同じ絵柄となっており、オリジナル盤のイメージは有りません、この録音集独自のデザインとして受け止めるべきでしょう。○フルトヴェングラーのCDボックスは多々販売されていますが、充実度で言えばこの録音集は非常に優れています。年代を考えればこの録音レベルで問題有りません。彼の演奏における「背骨」とも言える曲が集められています。フルトヴェングラーの世界、クラッシックの深みへハマり込むのに最高のボックスです。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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遊人王月曜日 | 北海道 | 不明 | 2019年02月11日
音の悪さを差し引いても素晴らしいというものもあれば、やっぱりもう二度と聴くまいと感じたものもある。でも、こうした偉大な指揮者の演奏を味わえることはとても幸せなことであると思う。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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K111 | 千葉県 | 不明 | 2015年04月06日
素晴らしい!音質はモノラル、録音年代の古さを感じさせない。演奏については今更コメントする必要はない。21枚でこの値段!過去に苦労して買い集めたことを嘆くより有り難さが先に来る。巨匠の至芸を新しい世代に引き継いでいく良い企画だと思う。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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楽山子 | 北海道 | 不明 | 2013年04月05日
世紀の巨匠のレコード20枚(+特典盤)が2枚分の値段です。ありがたく購入、謹聴させていただくしかありません。普通にベートーヴェンやブラームスを聴きたいときはもっと録音のよい他の演奏を選びますが、どうしても巨匠の指揮で音楽を聴きたいときが年に何回かありますから、このセットはありがたい。私にとって、リングは聴きたいというより観たい作品ですから、このセットに含まれていないことに不満はありません。不満があるとすれば、最新のリマスタリングを「トリスタンとイゾルデ」でも行って欲しかったということくらい。それだけリマスタリングの効果は目覚しいですし、「トリスタンとイゾルデ」こそ丁重に扱うべき巨匠最大の遺産であると思うからです。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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やっぱり60年代! | 兵庫県 | 不明 | 2011年10月30日
友人にイタリアEMIのベートーヴェンとブラームスの交響曲全集を貸したままで音信不通になってしまったので、ART処理もしてあるし仕方なく買い換えました。驚いたのは、今回のリマスターのベートーヴェンとブラームス交響曲の音の改善です。ウッカリ聞いたらステレオ録音ではと思う程のプレゼンス向上ですっかりベッピンさんに生まれ変わりです。リマスター技師さん(イアンジョーンズですかね?)ありがとう!流石にベートヴェンの2,8番は音も演奏も良くないし、これは全集にあえて入れる必要はないと思います。逆にリマスターしていない他の曲では却って録音の古さが目立ち過ぎ、ひなびて聞こえるようになってしまったは皮肉です。フルベンが単なる懐古趣味でなく、凄い指揮者であったことの証明です。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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eroicka | 不明 | 不明 | 2011年09月12日
小生にとって最大の興味は。LP化で起こった「女声混入」問題の50年録音のベートーヴェン7番の音質。この盤では最近発見された「別のテープ」を使用したそうだが、やはり声の混入したものであった。しかし、この盤では、注意深く聴かないと、単なる微かなノイズにしか聴こえないほど、目立たないよう処理されている。ベートーヴェンはイタリアEMIの全集より派手さはないが、誇張のない範囲で比較的メリハリの効いた音質になっている。ブラームスやモーツアルト、ハイドン、オペラなども同じ傾向だ。誇張的なステレオプレゼンスがなく、オケの音色も漂白化されてなく、きちんと鮮度を感じさせる音が聴き取れる。愛好者のサイトでは必ずしも評価は高くないようだが、価格を考えると、演奏は勿論、音質でも十二分におつりのくるクオリティの復刻だ。特に54年の録音は全体的に改善が著しいような気がする。欲を言えばデザインをオリジナルジャケットにすれば、などと思ってしまうが、全体として良心的なアンソロジーであり、売っているうちに購入されることを奨めます。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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lovely heart | 北海道 | 不明 | 2011年05月15日
フルトヴェングラーはLPを持っているのですが、リマスター技術の進歩が著しいということで、購入してみました。この音が自然かどうかはさておき、音質向上には目を見張るものがあります。特にブラームスの交響曲は、新たに感動しなおしました。ブラ4は同時にクライバーのを購入していたのですが、決して音質的に引けを取らないように思えました。フルトヴェングラーはLPを持っているという方に、是非一聴をお勧めしたいです(安価ですし)。それとどなかたもお書きになっておられますが、ブルックナーとワーグナーのリングが入っていないフルトヴェングラー録音集なんて、画竜点睛を欠いている感を否めないのでは。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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BARON | 福岡県 | 不明 | 2011年03月02日
私もピリオド楽器になれ親しんだ世代で、フルトヴェングラー崇拝とまではいきませんが、フルトヴェングラーの演奏は誰にも真似の出来ない独特な演奏だと思います。私自身、フルトヴェングラーを聴く時と、現代の演奏を聴く時は心のモードを切り替えて聴いています。確かに耳をすませないと分からない部分もあるし、録音自体も古いものですが、彼の持つオーラ〜pppからものすごい勢いでfffまで上がる所や、緩急の信じられないような幅は、時として鳥肌が立つ時があります(私自身は)。フルトヴェングラーの様式として考えて聴いていくと新たな発見があるのではないでしょうか。幸い、私達にはこのような価格で手に入る幸運に恵まれておりますので、なぜフルトヴェングラーが偉大な指揮者と今でも言われるのか?発見してみるのも現代のリスナーの特権かもしれません。もちろん、賛否両論あってしかりですが。私自身は彼の演奏にはまりました。初心者よりある程度聞き込んだ方で、ベートーヴェンやブラームスに食傷気味の方にお勧めしたい演奏です。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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クリングゾール | 静岡県 | 不明 | 2011年02月28日
正直言って、今日的には記録以上とは言えない演奏も、中には含まれていると私も感じる。 しかし、これはフルトヴェングラーのセットだ。 すで誰も成し得るの出来ない表現が、このセットには詰め込まれている。 例えば「皇帝」の第2楽章。同じくベートーヴェン・Vn協奏曲の第2楽章。「トリスタン」のエンディング、など。 おそらく、この巨匠に続く多くの指揮者たちが、彼の演奏に啓発されたり、あるいはアイディアを盗んだに違いない。 いずれにせよ、このボリューム・クオリティ・値段で、これほどのセットが入手出来るとは、一昔前なら到底考えられないことだ。 「イマイチ」と感じた諸兄諸姉も、すぐに手放さずに、ぜひ手元に置き続けることをお奨めします。気が変わってまた欲しくなっても、たぶんその時は入手困難になっている可能性が高いですから。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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影の王子 | 大阪府 | 不明 | 2011年02月23日
中学生の時、すくない小遣いからフルトヴェングラーのLPを買って感動に打ち震えていた。それから30年、自分なりに様々な音楽体験を重ねて、今このセットを聴いてみたら、古ぼけた写真のようにしか思えなかった。少なくとも、ベートーヴェンなどはオリジナル楽器・ピリオド奏法などの研究が進んで、優れたCDが多いなか、いまだに「フルトヴェングラーが最高」(某雑誌の某ランキング企画みたく)というのは単なる思考停止だ。このセットはあくまでも「記録」である。31人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ノム | 広島県 | 不明 | 2011年02月07日
有難い時代になったものだ。一枚一枚の評価は無用、中身は折り紙つきだ。おそらくこのCDを購入される人の多くが、既にフルベンのCDを複数持っているお方であろう。私の場合はおそらく全部ある。それはCDではなくアナログレコードの時代に時間をかけて買い求めた。それも、ある時期から国内プレスの音質に飽きたらず、その全てを外盤に買い直した。EMIの場合は、本国の英HMVをはじめ、独エレクトローラ、仏パテ、クォリティの少し落ちる米エンジェルなど、仕事の出張ついでに各都市の外盤取扱レコード店に立ち寄り、少しでも音質の優れる盤を求めた。そして、一枚ずつ丁寧に、神仏を拝むように、スピーカーに真正面に向き合って拝聴した。一体いくら投資したのだろうか。このフルベンの演奏は、私にそこまで奉寄進を求めたのである。最良の音質で聴くために、内外のモノラル専用のカートリッジ数本を使い分けて聴いたし、今も音質に磨きをかけている。 ところで一体何が言いたいのか? 今のCDしか知らない若い世代のお方に伝えたいのだが、フルベンの一枚一枚というのは、過去のそういう時代に生み出された大変貴重な「音楽の世界遺産」であることを申し上げたい。今日は、こうした音楽遺産が、大した苦労もなく一括セットで、しかも信じ難いほど廉価に入手できる。そんな良いものが安く大量消費できる時代だ。私は、この有難い時代を、単純に喜んでいいものか・・・いま複雑な思いがしている。 だから買うなと言うのではない。ただ、このセットを求める以上は、過去にレコードに真剣に向き合った時代にも思いを馳せながら、丁寧に聴いていただきたいと願っている。35人の方が、このレビューに「共感」しています。
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TKOクラシック | 神奈川県 | 不明 | 2011年02月06日
「永遠のドル箱」フルトヴェングラーですね、この版権さえあれば、会社は未来永劫にやっていけるのではないでしょうか。バイロイトの第9を何枚も所有されている方もいることですし、ひょっとすると技術が進歩するたびに購入することになるのでは。永遠の巨匠とは思うものの、私は、どちらかというとトスカニーニにひかれる方なので、フルトヴェングラーの啓示的な(?)演奏には、ついていけない(?)感じです。昔買ったレコードの解説に、あまりにもオケの音のタイミング合わないから、巨匠に内緒でコンマスの合図でオケが音をピッタリあわせたら、「今度はそろいすぎだ」と巨匠が言ったというエピソードがかかれていたが、本当なのでしょうか。最近の小澤征爾氏が「以前はそろう美しさを求めていたが、最近、そろわない美しさがあることに気づいた。そんなにそろえないで」と言っているとインタビューで言っていましたが、同じことでしょうか。でもコンクールだったら入賞しないですよね。さて、そんな私でもこの企画ほとんどダブるので購入に迷うところです。せっかくならEMI全録音集!なら買うのに、中途半端な企画です。ひょつとするとこれも「永遠のドル箱」戦略かな、この後、全録音集が出たりして、ということで、今回は様子を見ようと思います。限定版ということばには揺れますが。しかし、若いクラシック・ファンやフルヴェン・ビギナーにはもってこいですね。学生の時、毎月、お小遣いでコツコツ廉価版(1500円)2枚を買うのが楽しみだったのに、巨匠の神髄がこんな価格なんて、羨ましいかぎりです。10人の方が、このレビューに「共感」しています。
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鶴田の坊主 | 青森県 | 不明 | 2011年02月02日
以前、威儀を正して拝聴していた博士の演奏を、気安く聴けるのは驚きです。できればチャイコフスキーの第4交響曲も含めて欲しかったですね。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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juntaro | 兵庫県 | 不明 | 2011年01月30日
LP全集時代からの名盤揃いですがライブ盤及びレッグ監修の曲がより細部がクリアに聴こえます。残響も適度にあり、高音の限界を補完して聴くことができます。バイロイトの第9は管楽器がクリアで、奥の深いマスタリングです。何より熱狂から少し離れて落ち着いたスタンスでじっくり鑑賞できる、記念盤らしいボックスです。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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KSSOMT | 兵庫県 | 不明 | 2011年01月24日
レコード針を店頭であまり見なくなって久しい今日この頃です。 殆どはレコードで所有していますが、レコードが全然聴けなくなったため、 デジタル音とアナログ音の違いの興味もあって、今回購入に至りました。 到着したばかりなのでまだ殆ど聴いていない状況ですが、今後、徐々に 聴いていけることを楽しみにしています。 ベートーベンとブラームスの交響曲全集は今回全部リマスタリングされて いるとのことで、さらなる精細音が楽しみな次第です。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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