Chopin (1810-1849)

CD Etudes: Backhaus (1928)

Etudes: Backhaus (1928)

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    so減七  |  埼玉県  |  不明  |  28/January/2012

    長らくSPで聴いてきたバックハウスのエチュードがこの見事な音で復活したのは嬉しい限り。ストレートで真っ向勝負の演奏は、コルトーとは異なり即物的とも感じられていたようだが、今の耳には彼らしい詩情も感じられる。技巧もオイゲン・ダルベール(「誰・それ?」って人にはこのCDは無縁!)ひいてはリスト→ツェルニー→ベートーヴェンに繋がる正統派で、今の若手にも引けを取らない。眼から鱗が剥がれる様な見事なヴィルトゥオジティ!音だけならYouTubeで楽しめるが、インレイの若かりし頃のバックハウスの写真や当時の演奏会のプログラムから探る彼の当時のレパートリーは楽しい。何しろ「幻想即興曲」なんてSP盤が今でも手元に…。彼が独墺系音楽の重鎮として尊敬を一身に浴びるようになったのは後年の事。若い頃はケッコウいろいろ弾いていましたネ。で、このエチュード集、彼の新たな側面を知るべく、若い方々にも是非聴いて貰いたいものです。

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    古楽器奏者  |  東京都  |  不明  |  17/July/2011

    ショパンといえばコルトーと言われた時代に、確かな技巧で弾きこなされた名演として知られたバックハウスの『24の練習曲』。確かLPでは作品10しかなく、作品25はなかなか手に入らなく、ワルター協会のプライベート盤で手に入れたと記憶している。当時はアシュケナージの度肝を抜く快演があったが、技巧の上ではアシュケナージに勝るとも劣らない演奏だった。バックハウスといえば、正統なドイツ音楽の継承者で、特にベートーベンの演奏家として名高かったので、そんなバックハウスがショパンを録音していたとは驚きであったし、技巧の冴えにも仰天させられた。これだけの技巧があって初めてベートーベンを自在に弾きこなせるのだろう、と感じたものだ。そういえば、同じくドイツ系で素晴らしいベートーベンを聞かせてくれたルードルフ・ゼルキンも日本でショパンの『24の前奏曲』を弾いたことがあった。やはり冴え渡る技巧がなければベートーベン弾きとは言えない、そんな演奏であった。

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