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ガーシュウィン(1898-1937)

CD ラプソディ・イン・ブルー、ピアノ協奏曲、『キャットフィッシュ・ロウ』、他 ボラーニ、シャイー&ゲヴァントハウス管

ラプソディ・イン・ブルー、ピアノ協奏曲、『キャットフィッシュ・ロウ』、他 ボラーニ、シャイー&ゲヴァントハウス管

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    影の王子  |  大阪府  |  不明  |  2012年08月24日

    なんでゲヴァントハウスでガーシュウィン?と思ったが、見事に裏切られた。 最高に愉しい。ライヴとは思えない抜けの良い優秀録音でこれは出色のアルバムだ。

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    独居人  |  東京都  |  不明  |  2011年05月07日

    先頃の来日で素晴らしい演奏を聞かせてくれたシャイーとゲヴァントハウス管のこれはとってもポップで楽しいアルバムだ。 このドイツの老舗オケがアメリカの南部風なあっけらかんとした明るさを十二分に表現し切っているのは驚きだ。 もっとも現在のゲヴァントハウス管は老若男女、多国籍のメンバー構成なっているので、さもありなむと思いあたる。 共演のジャズ・ピアニストと共に息の合ったところを聴かせてくれる。 「Rhapsody In Blue」の冒頭のクラリネットのポルタメント・ソロが実にBluesyでそこはかとない色気を感じ、まさにBluesの狂詩曲。 綿花畑やミシシッピー川の蒸気船が目に浮かび、イマジネーションを掻き立てる。 「Catfish Row」組曲は歌劇「ポギーとベス」の管弦楽編曲版。 ”Catfish Row”はジャズ界においては”サマータイム”としても有名な曲だ。 メランコリックなメロディーが郷愁を誘う。 「Concerto In F」もラベル、ストラヴィンスキーの影響をそこはかとなく振りまきながら進んでいく。 「Rialto Ripples」はラグタイム調の曲を編曲してある。 ラベルのボレロも似たようなコンセプトではあったが、ガーシュウィンは Blue Note の概念をクラシックの管弦楽に持ち込み垣根を越えて作品を生み出そうとする意欲に満ちていたようだ。 もしフランソワが弾いていたらどんな演奏だったのかな?と、ふと思った。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年03月09日

    ガーシュウィンの演奏に新風を吹き込んだ異色の名演だ。シャイーは、現在では手兵ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とともに、バッハ、シューマン、メンデルスゾーンなどのドイツ音楽の演奏を主として行っており、その結果は、現時点においては玉石混交と言ったところであるが、本盤では、得意ジャンルの音楽であるせいか、久々にその本領を発揮。正に水を得た魚のような生命力溢れるノリノリの指揮ぶりが見事である。イタリア・ジャズ界の逸材でもあるステファノ・ボラーニのピアノがこれまた素晴らしい。その卓越した技量とセンス満点の音楽性には抗し難い魅力があり、クラシック音楽とジャズ音楽の境界線にあるガーシュウィンの音楽を精緻に、そして情感豊かに描き出すとともに、軽快にしてリズミカルな躍動感にも際立ったものがある。同国人であることもあり、シャイーとボラーニの息はぴったりであり、両者の火花が散るようなドラマティックな局面においても、豊かな音楽性と愉悦性をいささかも失わないのは驚異の至芸であると言える。この両者を下支えするのがライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の好パフォーマンスだ。いぶし銀の重厚な音色を基調とするこのオーケストラとガーシュウィンは、本来的には水と油の関係にあると言えるが、シャイーによる薫陶もあって、光彩陸離たる色彩感豊かな演奏を繰り広げるとともに、とかく軽妙浮薄な演奏に陥りがちなガーシュウィンの音楽に適度な潤いと深みを付加し、従来のガーシュウィンの演奏とは一味もふた味も違う清新な新鮮味を加えることに成功した点を忘れてはならない。録音も鮮明で素晴らしい。

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