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マスネ(1842-1912)

DVD 『ウェルテル』全曲 ブノワ・ジャコ演出、プラッソン&パリ・オペラ座、カウフマン、コッシュ、他(2010 ステレオ)(2DVD)

『ウェルテル』全曲 ブノワ・ジャコ演出、プラッソン&パリ・オペラ座、カウフマン、コッシュ、他(2010 ステレオ)(2DVD)

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    静流  |  福岡県  |  不明  |  2011年07月26日

    ウェルテルは、ずっとカウフマンに歌って欲しい役の一つでした。 大変期待して購入。結果は期待以上ででした!悲劇のヒーローもがよくはまってます。

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  • ★★★★☆ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2011年06月26日

    ゲーテの名作小説を古臭いなどと言うと非難の集中砲火を浴びそうだが、これが物語として成り立ったのは、視点の限られる書簡体小説という形式にうまくハマッたがゆえ。それをそのまま普通にオペラにしてしまうと、救いがたく古風で凡庸だ。つまり現代人の感覚からすると、煮え切らないヘタレ主人公に終始いらいらさせられる話なので、主役が感情移入できるような歌+演技をしてくれるかどうかがオペラとして成り立つかどうかの鍵になる。カウフマンの声自体は重く暗いが、テクニックの引き出しが豊富な人なので、様々な手練手管で塗り固められたような感はあるものの、容姿も含めて説得力あるウェルテルを描いている。アルバレスは論外だし、恋愛学講義を聞かされるごとく説明的なバリトン版のハンプソンも願い下げなので、映像ソフトでは唯一のまともに見られる主役と言える。ズボン役以外の役が初めて見られるコシュ(コッホ)も素晴らしく、プラッソンの指揮も文句なしだが、ただ一つ気に入らないのはジャコの映像演出。映画版『トスカ』でも録音セッションの映像を枠のように使っていたのと同じ趣向かと思うが、音楽が始まってから舞台裏の映像を挿入するのは止めてほしい。こういう映像によって、観客のオペラに対する親しみが増すと思っているようだが、全く逆効果だ。プロセニアムの中は虚構の世界という、ジャンルとしての最低限の約束事は守ってもらわないと。

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