『ニーベルングの指環』全曲 クレメンス・クラウス&バイロイト、ホッター、ヴィントガッセン、他(1953 モノラル)(13CD)
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ヒヒ | 愛知県 | 不明 | 2011年06月21日
鋭角な指揮でスピードで攻める場面が多い印象であった。ところどころライブゆえのミスがあるが、それがなんだというのか、クラウスの描く激情はそれを補って余る魅力を持っている。歌手陣はみなレベルが高かったように思える、特にヴィントガッセンの調子がよいと思った。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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こーせい | 北海道 | 不明 | 2011年03月12日
クレメンス・クラウスの最良の遺産ではないでしょうか。 寄せ集めのバイロイトのアンサンブルが見事なアンサンブルテアターに変身しています。 オーケストラが主役でもありません。歌手が主役でもありません。指揮者が主役でもありません。 全てが有機体の様に一体化して、壮大なニーベルングの世界を繰り広げて行きます。 カイルベルト盤も素晴らしいのですが、クラウス盤を聞いてしまうと紙芝居的に感じてしまいます。 少々残念なのは、当時の録音の制約からかオケが弱く聞こえてしまう所がある事です。 でもそんな事は些細な事。聞いているうちに気にならなくなると思います。9人の方が、このレビューに「共感」しています。
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