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Chopin (1810-1849)

CD Piano Sonata, 2, Etc: Mejoueva

Piano Sonata, 2, Etc: Mejoueva

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    sadRed  |  千葉県  |  不明  |  28/February/2011

    この方のショパンに関する総論的なリビューは「ノクターン全集」のほうに書いたので、ここでは短く。この俗称「葬送ソナタ」もやはり、われわれ、あるいは私の、耳に長年なじんでいるショパンの名曲としてのそれとは相当違う。立体的で構造的で、主張の強いダイナミズムがあり、音が目の前を横に流れていくのでなく、縦に、こっちへ突き刺さってくる。友人が、ショパンはベートーヴェンの弟子だと暗喩を言ったが、まさにそれ。葬送行進曲の楽章は、これまでいかにもそれらしい演奏が多かったと思うが、この演奏ではショパンという人間の、強さ激しさもある、心のモノローグになっている。だから、このCDの前座の5曲は何かというと、(うまく説明できないが)ショパンという人間を一軒の家にたとえると、その音楽には、家の外でお客に商品として提供するものと、自分の家の中の”ショパン節”のインテリアになるものの2種類があり、後者ばかりを選りすぐって集めた5曲だ。こんな拙(つたな)い説明でなく、いずれ演奏者本人の本格的な蘊蓄を読みたい。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  10/January/2011

    素晴らしい名演だ。2006年のスケルツォ全集を皮切りとして、ショパンの様々な楽曲の録音に取り組んできたメジューエワが、ピアノソナタ第3番に引き続いて、ピアノソナタ第2番を録音することになった。これは、正に気宇壮大と言った表現が相応しいスケール雄大な名演だ。何と言う堂々たる風格溢れるピアニズムであろうか。メジューエワのピアニズムの特徴として、ショパンがスコアに記した音符を一音たりとも蔑ろにしない丁寧さがあるが、このピアノソナタでも、決して音楽の流れが停滞することはない。実に優美に、なおかつ自然に流れるのだが、その仰ぎ見るような威容は、威風堂々と言った表現が符合する。第3楽章のショパンの精神の深淵を覗き込むような深みのある表現も凄いの一言であるし、終楽章の、他のピアニストならば、曖昧模糊な表現になってしまいがちの音楽も、メジューエワならではのアプローチで、旋律線を極力くっきりと描き出しているのが素晴らしい。併録の小品もいずれ劣らぬ名演であるが、とりわけ、冒頭の華麗なる大円舞曲が超名演。ここには、ピアノソナタと同様の壮大なスケール感とともに、女流ピアニストならではの繊細な詩情、そして、大輪のひまわりのような華麗さが備わっている。録音も、鮮明であり、素晴らしいの一言。

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